ベジタリアン雑誌の表紙をかざった、ヤバい写真

もう20年ちかく前のこと。

ロサンゼルスに出張して現地のホールフーズマーケット(※)に立ち寄ったときの話です。

ホールフーズマーケットは全米に200店舗以上あり、地産地消(※※)を推進していたこともあり、店舗によって売られてるものが違ったりしていました。

筆者が入った店舗では、店の一角に雑誌や書籍を並べたコーナーがあり、そこにベジタリアン向けの雑誌が置いてありました。

当時の筆者はベジタリアンのことなどあまり知りませんでしたし、
「へえ、ベジタリアン向けの雑誌がアメリカにはあるんだ(※※※)」
くらいの認識しかなかったのですが、その雑誌の表紙を見て衝撃を受けたのをよく覚えています。

というのは、その表紙にあったのは
アスリートっぽいワイルドな男性が野菜を抱えている写真
だったからです。

当時の筆者の感覚では、

  • アスリートは肉食

  • ワイルドな人も肉食

  • ベジタリアンはソフトな「文化部」系の人がなるもの

みたいな思い込みがありました。

その思い込みがこの表紙の写真で見事に打ち砕かれたわけです。

当時も今も、筆者はベジタリアンではありません。
プラントベースの食べものは大好きですが、魚も肉も食べますしタマゴも好きです。

ですが、この「事件」をきっかけに「ベジタリアン」というものに対する興味がわき、いろいろ調べました。

そうして初めて、
菜食するアスリートが世界にはたくさんいる
という事実を知りました。

もう20年近く前の話です。

ところで、衝撃を受けた20年前の「表紙」をもういちど見たいと思い、先日から探していたのですが、最近になってようやく見つかりました。
せっかくですので、皆さんにも見ていただければと思います。

これです。写真のサイズが小さいけど。

(※)当時のホールフーズマーケットはまだアマゾンの傘下ではありませんでした。

(※※)地産地消のことを、当時は「ロカボア」と呼んでいました。

(※※※)その後まもなく、日本でもベジタリアン雑誌が誕生しました。



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