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アカデミー視覚効果賞を受賞した偉大(意外)なSF映画[6選]+視覚効果賞の全歴史|「ゴジラ-1.0」による日本映画初の快挙達成記念...

こんばんは ぷらねったです
第96回アカデミー賞において 日本映画としては初となるアカデミー視覚効果賞を「ゴジラ-1.0」が受賞しました
今回はこれを記念して「アカデミー視覚効果賞を受賞した偉大(意外)なSF映画」というテーマでのSF映画紹介に加えて 終盤ではアカデミー視覚効果賞の全歴史を 一気に紹介していきます


1.宇宙からの脱出 (1969年) ※当時は特殊視覚効果賞という名前

監督は ジョン・スタージェス
宇宙でのミッション中のアクシデントを描く SFサスペンス映画です

宇宙での有人飛行調査のため アイアンマン1号がヒューストンから発射されました
発射は成功し 研究は順調に行われましたが 5ヶ月が経つと 3人の乗組員は徐々に疲労し始めます
地上管制センターの責任者であるキース博士は 予定より早く地球への帰還命令を下しますが 原因不明のトラブルが彼らを襲います
乗組員たちを救助するためには 別の救出ロケットを発射するしか手段がありませんが 話し合いは難航
次第に残り少なくなってゆく船内の酸素だけでなく 巨大ハリケーンが迫る中 タイムリミットは刻一刻と迫っていた...というストーリーです


製作費は 約1000万ドル
マーティン・ケイディンによる原作小説を元に「荒野の七人」,「大脱走」で知られる ジョン・スタージェスによって映画化されました
製作当時はNASAによるアポロ計画が進行しており 原作とは違う設定として アポロ宇宙船が帰還できなくなる内容に脚色されています
また アメリカでは アポロ11号の月面着陸成功から約4ヶ月後に公開されました


作中では宇宙ミッション中のアクシデントが描かれますが 日本での公開直後には 偶然にもアポロ13号の事故が実際に起こっています
元々は1965年頃から製作準備が進んでおり 当時はフランク・キャプラが監督,プロデュースをつとめていました


前年には「2001年宇宙の旅」が公開されており アカデミー特殊視覚効果賞を受賞している状況
それに加えて すでにテレビ放映されていたアポロ計画の影響もあり『できるだけリアルな宇宙船と宇宙の映像』ということがとても重要視され 非常に難しい状況だったことが推測されます
リアリティーを求めた弊害として 映画的ではないと感じるシーンも散見されますが NASAが所有する 実際には使用されなかったバージョンのアポロ宇宙船が撮影に使用されたりもしています
その結果 会話シーンが中心で 娯楽的要素が不足気味ながらも約128分という長尺で描かれるストーリー含め すでにアポロ計画で本物の映像を知っている観客にはウケなかったのか 興行的には失敗に終わっています
ただ 宇宙の描写は今観てもなかなか完成度の高い出来になっていますし 無重力のシーンは若干違和感がありつつも 頑張って再現しようとしたのが伝わってきます


また 静かな方向に振り切った音楽と効果音が 宇宙におけるミッションの緊張感を生みだしている点も素晴らしいです
その結果 本作品は アカデミー特殊視覚効果賞を特撮担当のロビー・ロバートソンが受賞しただけでなく 撮影賞と音響賞にもノミネートされています
個人的には パッケージのデザインが適当なせいで かなり損をしている映画ではないかと思っていますが...
アポロ11号の発射から数か月後に公開され 虚実を織り交ぜて描かれた本作品
地味でありながら さまざまな部分に見ごたえのある 佳作宇宙SF映画となっています


2.コクーン (1985年)

監督は ロン・ハワード
心あたたまる内容が描かれる SFファンタジー映画です

フロリダ州セント・ピータースバーグにある養老院に住む アート,ベン,ジョーという3人の老人は 近くにある空き別荘のプールを無断で借りて 一緒に泳ぐことがひそかな楽しみになっていました
しかしある日 その別荘はウォルターという男らに借りられてしまいます
さらにウォルターは ジャックという8人乗りの船の船長を雇い 謎の大きな球体を海中から引き揚げ始めますが 不審に思ったジャックに正体がバレてしまう...というストーリーです


「ウィロー」や「アポロ13」で知られる ロン・ハワードが監督をつとめています
作中では 人間とエイリアン それぞれが他人を想う気持ちが描かれます
本作品におけるエイリアンの設定は『人間的でありながら 人間とは明確に違うもの』というものです
とある理由で地球に来訪するエイリアンと 彼らに関わっていく人間たちの物語となっていますが 例えば「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」や「光の旅人 K-PAX」など こういった映画は好きな雰囲気の映画ばかりです
光り輝くエイリアンの姿はかなりシュールで ファンタジー的な映像で表現され 妖精のような美しさになっています
その他 映像的な見どころとしては「未知との遭遇」を彷彿させる 終盤の船が浮かぶシーンでしょうか


老齢男性のハッスルが描かれるSF映画では 他に「スペース・カウボーイ」が思い浮かびますが 個人的には「コクーン」のほうが全然好きです
なお アカデミー視覚効果賞では「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」と「オズ」と争った結果の受賞となっています
個人的には アカデミー視覚効果賞を取っているのがかなり意外だった 本作品
人間とエイリアンの交流を描く 優しいSF映画となっています


3.インナースペース (1987年)

監督は ジョー・ダンテ
あのSFコメディ映画も 実はアカデミー視覚効果賞を受賞しています

アメリカのとある研究所では 世紀の大実験が始まろうとしていました
元パイロットのタックは実験用のポッドに入り ミクロサイズに縮小させられます
そしてそのままウサギの体内に注入されるはずが その時 マイクロチップを狙うスパイが乱入
追い詰められた所長は 手にあった注射器を通りすがりの男ジャックに発射してしまう...というストーリーです


製作費は 2700万ドル
監督をつとめるのは「グレムリン」や「ハウリング」などで知られる ジョー・ダンテ
製作総指揮には スティーヴン・スピルバーグがクレジットされていますが ジョー・ダンテはスピルバーグの存在について『スタジオやプロデューサー達から守ってくれた』と語っています
彼は「グレムリン」の時にもそんなことを言っていたと思うので よっぽど感謝しているのでしょう


作中では SFというよりもコメディに焦点を当てた内容が描かれており SF要素を求める方には「ミクロの決死圏」のほうをおすすめします
なお 本作品において デニス・ミューレンなどがアカデミー視覚効果賞を受賞していますが 「プレデター」と競い合った結果の受賞だったようです
そして 本作品の参照元である 1966年の「ミクロの決死圏」も アカデミー視覚効果賞を受賞しています
そちらも合わせて 今一度観てみるのもおもしろいかもしれません


今観ると どうしても笑いのノリが古く感じてしまうところもありますが 時代を感じることのできる 本作品
ジョー・ダンテとスピルバーグが「グレムリン」の後に作りだした コメディSF映画となっています


4.月世界征服 (1950年) ※当時は音響効果と合わせた特殊効果賞という名称

監督は アーヴィング・ピシェル
月への旅が 世界初のカラー宇宙映画として描かれる アメリカで生まれた名作です

セイヤー将軍と天体学者のカーグレイヴス博士主導による 米陸軍の宇宙開発計画は 度重なる打ち上げ実験の失敗により 暗礁に乗り上げていました
事態打開のために 将軍は実業家のジムに協力を依頼し この計画は 民間企業各社共同による月ロケットの建造へと発展することになります
やがて原子力ロケットの“ルナ”が完成し ジムをリーダーとする4人のクルーは ついに月を目指して飛び立つ...というストーリーです


ロバート・A・ハインラインの原作「宇宙船ガリレオ号」を元に映画化されました
彼は脚本にもクレジットされており 製作はジョージ・パルがつとめています
科学的考証の行き届いた本格的な宇宙旅行を扱った 初めての映画と言われているのが本作品です
人類史上初となる ロケットで月へ飛び立ち 地球へ帰還する物語が描かれます
秀逸なオープニングクレジットは スターウォーズのオープニングの原型とも言えるのではないでしょうか


やはりこの時代のSF映画は 映像で魅せるよりも ほとんどが会話劇で展開していく印象が多いですが 本作品は映像としても楽しめる上に 会話劇はなぜか楽しく聞くことができます
政治的な要素やジョークも軽く取り入れつつ テンポの良い構成になっているからなのでしょうか


会話の中では「ランチもいいが 月へ行かないか?」という名言も登場します
また 作中で使われるアニメーションでは 有名な「ウッディ・ウッドペッカー」が登場し 月への旅がどのような計画なのかを投資家たちに説明するシーンがありますが これはアニメの原作者であるウォルター・ランツと ジョージ・パルが親友だったことで実現したそうです
ここで説明されるのは荒唐無稽な内容ではなく この時代の最先端の宇宙開発の知識が駆使されたことがうかがえます
また このシーンがあることで映画の内容がとても分かりやすくなっており 大きな効果を生みだしています


1950年の映画ながらも 見ごたえのある宇宙の描写は「市民ケーン」や「宇宙戦争」でも知られ 著名な天文学者であるチェスリー・ボーンステルが描いた マットペインティングなどによって実現されています
特に宇宙へ旅立ってからの映像は素晴らしく 無重力のシーンもなかなか秀逸です
ミニチュア撮影,ストップモーションなどを駆使した手作りの宇宙は ユニークな可愛らしい雰囲気を作りだしています


『困難を経て 宇宙の旅から帰還する』というテーマのSF映画は現代でも多数存在しますが それらのお手本のような内容になっています
個人的に「2001年宇宙の旅」が登場するまでの映画では 最も秀逸な宇宙の描写がされていると思っている 本作品
カラフルな宇宙服が印象的な 名作宇宙SF映画となっています


5.アビス (1989年)

監督は ジェームズ・キャメロン
深海をテーマにしたSF映画の 代表的な作品です

舞台は 1994年1月
カリブ海 ケイマン海溝付近で 米国のオハイオ級原子力潜水艦モンタナが 不可解な形で沈没
米国政府は 周辺海域にハリケーンが接近している事を考慮し 付近で石油採掘を行っていた移動式海底石油プラットフォームである"ディープコア"に救助協力を依頼し 同施設内に向けて 海軍特殊部隊による調査チームを派遣する...というストーリーです


製作費は 6950万ドル
とにかく水中でのシーンが多い映画ですが これはミズーリ州の鉱山や 建設中止で廃墟となったチェロキー原子力発電所の格納容器にセットを作り 撮影されたそうです
また 水中の視覚効果は スモークで満たされた部屋におけるミニチュア撮影によるもので 水を使わずに撮影されています


作中では ネズミが特殊な液体に沈められ そのまま呼吸を続けるシーンがありますが これはジェームズ・キャメロンが本作品の構想にいたったきっかけである"液体呼吸"というテーマについての描写です
このシーンの撮影時 酸素を含む特殊な液体が実際に用意されて撮影されました
その際には複数のネズミが用意されましたがすべて生き残り 撮影後には すべてスタッフのペットとなったそうです


注目すべきSFXは 「スター・ウォーズ」シリーズや「E.T.」など 数多くの名作に関わった ILMのデニス・ミューレンなどが担当しており 本作品でアカデミー視覚効果賞を受賞しています
この時「バロン」そして「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」と競い合った結果の受賞だったようです
視覚効果のデザインには メビウスことジャン・ジローや ロン・コッブといったアーティストに加え 造形担当のスタッフには スクリーミング・マッド・ジョージがクレジットされており 錚々たるメンバーによって生まれた美しい映像が観られます
もっとも印象的な神秘的に光るエイリアンの描写は 感動的でもあります
ちなみに 製作のゲイル・アン・ハードと監督のジェームズ・キャメロンは 本作品の製作前に結婚し 製作中に別居し 映画公開の半年前に離婚しています


そんな経緯もあり 登場人物のリンジーはゲイル・アン・ハード自身が投影されたキャラクターになっているそうです
2024年4月1日には [4K ULTRA HD+ブルーレイ]という仕様による再発も決定しており 海底というおそろしい閉鎖的環境を活かした脚本が光る 本作品
エド・ハリスの熱演が光る 傑作深海SF映画となっています


6.スーパーマン (1978年)

監督は リチャード・ドナー
「あなたも空を翔べる!」というキャッチコピーで描かれる スーパーヒーロー映画です

滅亡の危機に瀕していた惑星クリプトンから ひとり地球へ脱出させられた赤ん坊がいました
クラーク・ケントと名付けられた彼は やがて成長し 自らの出生の秘密 そして能力と使命を知ります
そして 大都会メトロポリスのデイリー・プラネット新聞社に入社し 正義と真実を守るため スーパーマンに変身しては次々と事件を解決
しかし そんな彼の行く手には 宿敵レックス・ルーサーが立ちふさがる...というストーリーです

製作費は 5500万ドル
後に「グーニーズ」などでも監督をつとめる リチャード・ドナーによる 莫大な予算をつぎ込んでの映画化です
「ある日どこかで」でも知られるクリストファー・リーヴが主演しており 音楽はジョン・ウィリアムズが担当しています
「あなたも空を翔べる!」というキャッチコピーの通り 作中で描かれるのは 空飛ぶスーパーマンの姿です
これは ピアノ線をうまく使った"吊り"によって空を飛んでいるように見せているそうですが なかなか見事な映像です
空を飛ぶシーンだけでなく 光る衣装やどこまでも飛んでいくボール そして宇宙や星々の描写など 特撮だらけの内容は見ごたえ十分です


主演のクリストファーリーヴは 当初体格が不足していたために スーツの着用を提案されましたがこれを拒否し トレーニングを積んだことによって 体重が85キロから96キロまで増加したと言われています
噂によると 当時アーノルド・シュワルツェネッガーは 主役の座を求めて製作側へ働きかけましたが無視され 一時期はクリストファー・ウォーケンへのオファーが検討されたこともあったそうで 驚きです


そんな中 トップクレジットであり ジョー=エル役のマーロン・ブランドは ほとんど冒頭十数分のみの出演であったにもかかわらず ギャラは主役のクリストファー・リーヴの25万ドルの10倍以上である 300万ドル
また ブランドは下を向いているシーンが多いですが これはブランドが台本を覚えてこなかったため スタッフがカンニングペーパーを設置していたことが理由だと言われています
このカンニングペーパーの設置はセット内だけではなく 赤ちゃん時代のカル=エルのオムツにもセリフが書かれていたというので 驚きです
そんなブランドに比べて 主演のクリストファー・リーヴのギャラは「スーパーマンⅡ」含めて25万ドル程度だったそうです
さらに クラーク・ケントの学生時代を演じたのはジェフ・イーストですが 台詞は全てリーヴによって吹き替えられており 彼の仕事量の多さをさらに印象付けます



そんな彼の努力や 素晴らしい脚本,映像,音楽が合わさった結果 ヒューゴー賞最優秀映像作品賞, サターン賞SF映画賞など さまざまな賞を受賞
さらに アカデミー特別業績賞について 視覚効果の大きな功績を称えられて受賞しています


なお 2000年には本作品のディレクターズ・カット版が公開され 映画公開版ではカットされたシーンが追加
その際にフィルムの修復が行われましたが 映像より音声の劣化が著しく 音響効果は一新されています
素晴らしいオープニングからはじまり 約2時間30分の長尺で 後に多くの続編も制作された 本作品
夢に溢れるアメリカを描いた 心に残る不朽の名作となっています


アカデミー視覚効果賞の全歴史

ここからは アカデミー視覚効果賞を受賞したすべてのSF映画を 時系列順で一気に紹介していきます

.月世界征服 (1950年) ※当時は音響効果と合わせた特殊効果賞という名称
:アーヴィング・ピシェル監督作品

.地球最後の日 (1951年) ※当時は音響効果と合わせた特殊効果賞という名称
ルドルフ・マテ監督作品

.宇宙戦争 (1953年) ※当時は音響効果と合わせた特殊効果賞という名称
バイロン・ハスキン監督作品

.海底二万哩 (1954年) ※当時は音響効果と合わせた特殊効果賞という名称
リチャード・フライシャー監督作品

.タイム・マシン 80万年後の世界へ (1960年) ※当時は音響効果と合わせた特殊効果賞という名称
ジョージ・パル監督作品

.ミクロの決死圏 (1966年) ※当時は特殊視覚効果賞という名前
リチャード・フライシャー監督作品

.2001年宇宙の旅 (1968年) ※当時は特殊視覚効果賞という名前
スタンリー・キューブリック監督作品

.宇宙からの脱出 (1969年) ※当時は特殊視覚効果賞という名前
ジョン・スタージェス監督作品

.スター・ウォーズ (1977年)
ジョージ・ルーカス監督作品

.スーパーマン (1978年)
リチャード・ドナー監督作品

.エイリアン (1979年)
リドリー・スコット監督作品

.E.T. (1982年)
スティーヴン・スピルバーグ監督作品

.スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(1983年)
リチャード・マーカンド監督作品

.コクーン (1985年)
ロン・ハワード監督作品

.エイリアン2 (1986年)
ジェームズ・キャメロン監督作品

.インナースペース (1987年)
ジョー・ダンテ監督作品

.アビス (1989年)
ジェームズ・キャメロン監督作品

.トータル・リコール (1990年)
ポール・バーホーベン監督作品

.ターミネーター2 (1991年)
ジェームズ・キャメロン監督作品

.ジュラシック・パーク (1993年)
スティーヴン・スピルバーグ監督作品

.インデペンデンス・デイ (1996年)
ローランド・エメリッヒ監督作品

.マトリックス (1999年)
アンディ・ウォシャウスキー, ラリー・ウォシャウスキー監督作品

.スパイダーマン2 (2004年)
サム・ライミ監督作品

.キング・コング (2005年)
アーネスト・B・シュードサック, メリアン・C・クーパー監督作品

.アバター (2009年)
ジェームズ・キャメロン監督作品

.インセプション (2010年)
クリストファー・ノーラン監督作品

.ゼロ・グラビティ (2013年)
アルフォンソ・キュアロン監督作品

.インターステラー (2014年)
クリストファー・ノーラン監督作品

.エクス・マキナ (2015年)
アレックス・ガーランド監督作品

.ブレードランナー 2049 (2017年)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品

.ファースト・マン (2018年) ※SFではなく伝記映画ですが...
デイミアン・チャゼル監督作品

.TENET テネット (2020年)
クリストファー・ノーラン監督作品

.DUNE/デューン 砂の惑星 (2021年)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品

.アバター:ウェイ・オブ・ウォーター (2022年)
ジェームズ・キャメロン監督作品

.ゴジラ-1.0 (2023年)
山崎貴 監督作品

以上になります

あとがき

今回は「アカデミー視覚効果賞を受賞した偉大(意外)なSF映画」というテーマでのSF映画紹介と アカデミー視覚効果賞の全歴史についての紹介でした
未知の分野を開拓するSF映画とはとても相性の良い賞であり かなりの確率でSF映画が受賞してきています
作品の並びを見ていると 今回「ゴジラ-1.0」が成し遂げたことがどれだけ凄いことなのかが浮かびあがってきます
改めて祝福したいですし アカデミー賞からの叱咤激励と捉えて これから日本のSF映画がより発展していくことを願いたいです
個人的には 来年のアカデミー視覚効果賞は「デューン 砂の惑星PART2」が受賞するのではないかと予想していますが どうなるのかが楽しみです
最後までご覧いただき ありがとうございました

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