PTSD持ちの俺が鬱になって作った借金1200万を完済したおはなし 閑話1

本編

なんだか、色々な方からありがたい声をいただいて少し気が晴れてます。稚拙な文章ですが、読んでくださってありがとうございます。

という事で、いきなり閑話です。

iPhoneで仕事の合間や電車移動でぽちぽち打っているので、読みづらさがあったらアドバイスくれると嬉しいです。noteむずい。文てむずい。

補足とか、当時の思い出しがあったりしたら今回のように閑話が挟まれると思いますが、お付き合いください。
精神科医についてと自分の鬱について少しお話しします。
少しずつしか思い出せなくて。マイペースでやります。ごめんなさい。

たまにこっちの世界(?)じゃない人が口にする「精神科医は薬漬けにして儲けてる」というの、聞いたことないですか?ないですね、そうですか。まだだ、まだおわらんよ。その話します。なんというか、精神科医の誤解を解きたい

先生によって鬱にどうアプローチしていくかは違います。投薬で早く治す方向だったり、
なるべくコミュニケーションでなんとかしたり様々。
ただ、共通しているのは
患者がどう自分の力で鬱と向き合っていけるか、付き合っていけるか」
を考えて診察する
ということだと思っています。
ここ大事。精神科医が治すわけじゃないです。ナビゲーションのプロ。
仮にAさんが診察して「鬱って診察されちゃった〜w」と周りにおどける場合は、理解されないかもしれない不安を解消するための承認欲求か、治そうという意思がないか、気づいていないか、ネタかな。と思います。
当時結構自分もそういうところがあったんですが、今考えるとピエロを演じていました。周りには言えて、家族や大切な人に言うのにはためらいがあったので。ネットの中で知り合ったばかりの人たちの方が居心地良かったのかな。浅いというつもりではなく。今も昔も感謝しきれない最高の友達です全員。

話を聞いているだけで全てを把握する事は先生も人間なので難しい。
ましてや薬の効き方も個人差があるため、量の調整までは診察で自分の状態を説明するまでわからない。
ゼロを1にするんです、大変なことです。
今まで自分になかったものが入ってくる。
それを先生は慎重に見定めなければならない。
僕は良い先生に出会いましたがそれでもメンヘラ爆発しました。最初は調整難しかった。

「薬つれーわー、いや、、、楽かな、、、楽しいわ、、、、いや、、、つれーわ、、、なんでみんなわかってくれないの、、、いや、、、まあいいか、、、よくないわ、、、おれまたやっちゃった、、、ごめんなさい、、、」みたいな。

初めて薬を飲んだ日、まだその事実を認めたくなくて、精神的弱者なんだとレッテルを貼られた気がして帰りの電車でめちゃくちゃ泣いたのおぼえてます。

だから先生は、話を聞きながら患者の微妙な変化を察知して薬の種類や量を少しずつ調整して行くんですね。
その調整がバキっとハマって患者が自分の症状と向き合える状態が増えていく、というのが自分にとっての良い先生なんだと思います。

バキッとハマるってなんかヤバいな。ダメですよ!覚醒剤とか!!本当にダメ!!!!
それやるならやる前の心境を先生に話してと言う段階を踏まえて自分にあった薬を処方してもらってね!!!いや、薬飲めよって言ってるわけじゃないよ!!違うよ!!

断薬して6年ちょっと経ちます。今でもうまくいかない事があると不安定になって整理がつかなくなるので薬に頼りたくなります。
特にライブ前とか、仕事でのプレゼン前とか、初めてのクライアントとの打ち合わせとか。
今の自分なら普通に処方してもらって服用できると思うんですけど、なんとなく気が引けてしまって。
甘えちゃうんです。薬に。症状が落ち着いてくると、先生はその変化をちゃんと診てくれていて、薬を変えたり減らしてくれたりします。ベストなら継続で飲み続けるってこともあると思います。僕は減りました。
でも、もう依存症だったんですね。
こんな楽なことないのにって反動で酷くなって逆にすぐ薬増えました。このまま外の世界に復帰しても無理だ無理だ、まだ薬の力が必要だと。人によりますが、僕はループしました。まだ自分と向き合う力が足りてなかった。薬を飲んでれば良くなる、と任せきってたと思います。

断薬がつらすぎたので、いつかはまたあれを経験することになるのはなあ、ちょっとなあ、、、っていう。
経験者ならわかると思うんですけど、パキシルという薬を抜くのが本当に辛かったです。
ODしてたから尚更離脱症状が半端なかった

しびれ、耳鳴り、めまい、頭痛、吐き気、
だるさ、イライラ、ソワソワ感、不安、不眠、シャンピリ、ビリビリ
これが2ヶ月くらい続きました。

シャンピリ。ラーメンのカラシビみたいな感覚ですが、相当しんどいです。ググってみてください。

ずっと飲み続ければいいというのでも良いんですけどね。これは笑い事ではなく、こうした方が自分の状態とうまく向き合えるからと分かった上で話してます。
蓋、、、っていう表現も違うけど個人的には缶ジュースは一回空けると飲み干さなきゃいけないけど、ペットボトルは調整できる。蓋ができるけどたまにトラブってこぼれちゃう。そんな感じ。わかりづら!!!下手くそか!やめろ!

やめない!!!

断薬を必ずしないといけないわけじゃないですが、自分はなんとなく現状を変えなきゃいけない、変えられるとこってどこかなって思っただけで。すごい自然に抜きました。ハイだったんだと思います。
戻る職場もないしお金も使い果たしたし何もできないし。きっかけとかはまた別途思い出しながら次回以降に書いて行きたいです。

ちょっと断薬についての話になってしまいましたが、とにかく精神科医の先生は、どん底に落とし込むつもりでもなんでもなく、自分を自分と認めて向かい合う為に、納得のいく生き方をできるように様々な方法で診てくれるという事なんです。
すごくない?精神科の先生、営業したので宣伝料ください

でも本当に、もっと気軽にいける場所って認知されてほしい。何も後ろめたいことなんてないです。そもそも「精神的にあれだから距離置こう」「精神的な休息?なんだよ仕事に迷惑かけんなよ」とかが蔓延ってるのがおかしい話なだけで。

最近の誰にも言えなくて自殺とか、精神疾患持って殺害とか、虐待とか、つらいニュースが多すぎます。その度に僕はもともと低い防御力を貫通して、メンタルやられて仕事に手がつかなかったり体調崩したりしています。
完全にSNS向いてない。

ああいう人たちもそこまで行き着く前に不安があったらプロに話して診てほしい。歯医者とか病院と同じで合わなければ変えればいい。行くのがだるいというのはどのカテゴリでも同じなのがね、、、歯医者とかも気づいたら行かなくなるし。

鬱は心の風邪と言いますね。先述したパキシルの謳い文句もそうだった気がします。
僕は骨折じゃないかなと。心の骨折。 治ったところもうまくいかないと同じところが折れやすくなる。

風邪みたいに安静したり薬だけで治るそんな簡単なものじゃないんです。誰でも起こり得るものなのは確かに風邪。でも気軽な気持ちで大丈夫?かわいそうに、頑張って治してねと言えない複雑な病気。

骨折したら自分のためにリハビリしたり治して元に戻るようにする人の方が多いですよね。マジョリティを正当化するわけではないですが、周りの絶妙なバランスを保つ協力と、自分自身の治すための気構えがとても大切な病気だと僕は考えます。

昔より多くなってきているのは今の若い人が弱くなったからとかではないと思っています。事故です。なりたくてなってない。誰でも起こります。 間接的に原因が家庭環境だったとしても、社会だったとしても、ならない人はならない。

精神的に弱かった自分を言い聞かせて良いように書いてるように思われる方もいるかもしれません。それでも大丈夫です。面と向かって言う必要のない話ですし、それについて反論もするつもりはないので、そっとnoteを閉じてもらえればと思います。

と、完済までの話として書き始めておきながら自分の経験している鬱についてとかあまり触れられていないし、精神科医についてネガキャンになるかもしれないと思ってやっぱり難しいなあと書かせていただきました。
鬱病になるきっかけは、人それぞれですし、環境も違います。なのでそれに100%の理解を僕は示せないです。嘘つきになります。ですが、気持ちはわかるつもりでいます。
現代病になりつつある鬱症状への理解と、同じように苦しんでいる、苦しんだ方の安心になればいいなと思います。

次回は食欲とか浪費とか借金に少し触れていきます。

やっぱり重いですよね、わかります。
そんな時にはいらすとや!

それではまた。

閑話休題

#ベース
#ベーシスト
#ダイエット
#脱サラ
#借金
#ギャンブル依存症
#初心者
#PTSD
#鬱

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【こっちは有料です】無料と内容一緒です。 特に単体の方も消さないので、もの好きでなければ 推奨しないです。

【こっちは有料です】無料と同じものです。 自分の20代無駄にした話を思い出して書いてます。 ところどころ薬とかその時の精神状態のせいで 曖…

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