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超初心者のドット絵live2dモデル

この記事は
『裏ドット絵Advent Calendar 2023』
に参加しています。

自作のlive2d

画像のように動くものがLive2dモデルです!

この記事ではLive2dを作りたいと思った超初心者向けに超初心者がおおまかな流れを説明します!

・行程

  1. イラストの作成&レイヤー分け

  2. Live2Dでモデリング

基本的にはこの2工程でトラッキングで動かせるモデルが完成します。
主にレイヤー分けとモデリング作業の流れについて書いてます。

今回は詳しいLive2dモデリングのやり方は省いて色々書きます。
(詳細なやり方はyoutubeでLive2dと検索して上の方に出てくる某お絵描き魔王Vtuberさんの解説がかなりわかりやすくオススメです)

イラスト作成&レイヤー分け

動かしたいキャラクター、物の完成した時をイメージしながら、
どう動かしたいか考えながらパーツ分けしていきます。

・レイヤー分け

今回パーツ分けしたすべてのレイヤー

まずは超重要なレイヤー分けについてです。
完成度の6割くらいここで決まるかも…

今回分けたのは全部で20枚ちょっとです。
レイヤー数は装飾や小物、動かしたい部分の数で当然多くなります。 

・目のレイヤー分け

目のレイヤー
  1. まつげ①

  2. まつげ②

  3. まつげ③

  4. 下まつ毛①

  5. 下まつ毛②

  6. ハイライト

  7. 白目

自分のモデリングのやり方だと目を真下にそのまま位置を下げてまばたきさせているので、レイヤー数によって、目を閉じの形が変わってきます。

モデリングした時の違い 左4枚 右8枚

基本的な目のモデリングでは、
①上まつげを目を閉じる位置まで下げる
②変形ツールを使い、閉じている形にする
上のような手順が一般的です。

自分の場合、ドットを変形ツールでうまくいかなかったので位置を下げるという方法でやっています。
むしろドットらしい瞬きができていいかも!! 

・口のレイヤー分け

・口パクについて

口は大きく分けて2通りのモデリング方法があります。
口のレイヤー分けは喋るときにどう口を動かすかで変わってきます。

1.口の開閉タイプ

この方法だとレイヤー2枚でできます。
トラッキングした時に口の開閉に合わせてパクパクしてくれます。

2.唇の開閉タイプ

上唇、下唇、口内のレイヤー3枚でできます。
舌や歯のレイヤーを追加するとクオリティ上がります。

この方法だと口パクで『あいうえお』としゃべることができるのでよりリッチなクオリティの高いモデルに仕上がります。

モデリングの基本的な考え方

口パク

スライダー上に値を置き、値の時にこの動きをさせる。
というような作業を繰り返していきLive2dモデルを作成していきます。

実際に1パーツのモデリングを画像で説明してこの記事は終わりにします。

今回は試しに横髪揺れのモデリングをしていきます。

・モデリングの行程

  1. メッシュの自動生成

  2. ワープデフォーマー作成

  3. キーの3点追加

  4. 横髪の左右揺れのモデリング

メッシュの自動生成
パーツを2~3程選択し、標準ですべてのパーツに生成しておきます。
ワープデフォーマー作成
画面中央の緑の縦長の四角をいじってモデリングしていきます。
先程作成したデフォーマーを選択しながら四角で囲ったキーの3点追加をし、
髪の揺れをモデリングしていきます。
反対側もモデリング。そして…
完成!

・最後に

モデルを作ってみた感想。

完成して実際に動かしたとき…
自分の作ったモデルが本当に愛おしくなります。
自分の描いたキャラクターが動く…もう全部かわいく見えます、
瞬き、口パク、首をかしげるのも全部です…一生見てられるレベルです…

自分が作成したレベルではLive2Dの工程で難しいものはそれほどないです。
他にもオプションで色々な差分が作成できるので、気になる方はトライしてみてください。

以上、ありがとうございました。

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