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わたしのラット歴

こんにちは、ラットをペットとして飼育している、りえと申します。

ラット飼育のお役立ち情報をX(Twitter)に書いてきたのですが、情報が散在していて読みづらいので、note記事にまとめていくことにしました。

今回は初めましての記事ということで、ラットとわたしの紹介をしていこうと思います。


【ラットってどんな生き物?】

ペット流通名は「ファンシーラット」です。
そして生物としての和名は「ドブネズミ」ですね。
実験動物としても有名で、新薬の開発など、彼らのおかげで人間は様々な恩恵を受けています。


ラットを知らない方も、ドブネズミならご存知なのではないでしょうか?
「下水道などに棲む、汚くて、意外とデカいねずみ!こわい」
というようなイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。

ファンシーラットは18〜19世紀にイギリスで家畜化された、ペット用ドブネズミです。
詳しい経緯はWikipediaに載ってるので、興味のある方はご覧ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88

ドブネズミというと、茶色いイメージですが、ファンシーラットはペット用に交配が重ねられ、様々な毛色、巻毛かストレートか、立ち耳かダンボ耳か…などのバリエーションが存在します。

衛生的な環境で繁殖されているため、野生のドブネズミが保有しているような人体にも有害な病原菌も持っていません。
そのため安心して触れ合うことができます。

ただし、ラットに限らず、人と動物の共通感染症というものは存在します。動物と触れ合った後には手をよく洗いましょう。

(野生のねずみは本当に様々な菌を持っているので、決して触ってはいけませんし、噛まれた場合は早急に病院へ行きましょう。)


ねずみにしてはサイズもほどほどに大きく、メスラットで500mlのペットボトルよりちょっと小ぶりなくらい、オスラットでは500mlペットボトルと同じか、一回り大きいくらいです。

大人になったラットは、両手で抱えるほどの大きさがあって、体重もメスで300gくらい、オスでは500〜600gくらいあり、たっぷりの質量を感じられるところも堪りません。

体重にはかなり個体差があり、500gいくメスもいれば、700gを超えるオスもいるようです。

両手で抱えて頬擦りするのがわたしは大好きです!
匂いを嗅ぐと、メスラットは干したてのお布団のような香りがします。お日さまの匂い!



【どんなペット?】

わたしはメスラットしか飼ったことがないため、ここではメスラットのペットとしての性質をお伝えしようと思います。

自分の意思がはっきりしていながらも、飼い主のことをペロペロと舐めてたっぷりと愛情表現をしてくれる生き物です。

「自分のやりたいことをやる」という自立心がはっきりしています。
触られたくない気分の時は差し伸べた手を避けるし、撫でて欲しい気分の時には頭を突き出し沈めて、撫でられながら気持ちよさそうに目を細めるのです。とても可愛い。

動きも俊敏で、ラットは仲間同士で「ケンカごっこ」や「プロレス」と呼ばれるような遊びの喧嘩をするのですが、ラット同士だけでなく、人間の手に対してもやってくれることが多いです。

背中をくすぐったり、頭を押さえつけつつ離したりすると「ケンカごっこスイッチ」が入って、わたしの手を舐めたり、甘噛みしたり、手から逃げたと思ったらまた駆け戻ってきて、「さっきのもっとやろう!」と誘ってきます。

わたしは犬を飼ったことがありませんが、「子犬のような性格だなあ」と感じます。

彼女たちの意思でわたしと遊んだり、毛繕いをして愛情表現してくれたり、時には袖に入ってきて遊んだり、肩に登って首の後ろで寝たり…こんなペット、最高じゃないですか?



【わたしのラット歴】

ラットのことを少しわかってもらえたところで、今度はわたしのラット歴の紹介もさせてください。

2016年に初めてのラットをお迎えし、それぞれを亡くなるまで看取っては、次のラットを迎える…というサイクルで、2024年の6月でちょうど8年間になります。

歴代ねずみには亡くなった4匹がいて、今は3匹のメスラットを多頭飼育しているところです。

我が家のメスラットたちを簡単に紹介します。


〜亡くなった子達〜

「もく」

褪色して、黒からグレーに
2歳のお誕生日に、豆腐とブロッコリーの寒天ゼリーを
同居のんかちゃんと一緒に寝ることがほとんど。もくはデブでした。

黒目
グレーがかった黒のハスキー
レッキス(ブリッスル)の巻毛
耳はダンボ
(ダンボ耳は立ち耳よりも耳が下の方についていて、耳が大きく印象的に見える)

2016年5月〜2018年7月
約2歳3ヶ月で亡くなる

1歳までは単頭飼育、その後、んかちゃんと同居

ドライな性格で、いつもマイペースでした。
晩年は膝の上で甘えてくれるようになって嬉しかったです。



「んか」

焦げ模様が可愛い
小柄でスリムなラットでした
晩年はとろとろにとろけて愛おしかったです

赤目
サイアミーズ(鼻と尻尾の付け根が焦げる。ボディはクリームがかった白)
ストレートでさらすべの毛並み
耳は立ち耳
(立ち耳は感情が耳の動きに現れやすく、考えてることがわかりやすい)

2017年3月〜2020年8月
約3歳5ヶ月で亡くなる

ケージの金網ピッチを脱走できなくなる大きさ…生後3ヶ月くらいまでは単頭飼育、その後もくちゃんと同居

ものすごく人間が好きなねずみでした。
「遊んで!撫でて!抱っこ紐に入ってずっとりえちゃんとくっついていたい!」
事務仕事をしている間、抱っこ紐で2〜3時間眠ることもしばしばあります。
べたべたに懐いたラットでした。

それゆえわたしもあまりに思い入れが強く、んかちゃんを看取ってから1年間ラット飼育をやめていました。
ある日、「我が家にねずみが居ないのおかしくない!?」と思い立ち、2匹のメスラット「すんとろ」を迎えます。



「すん」

右耳のあたりにブルーのブチ
ほどよい体型でした
仲良しでした

ぶどう目
ブルーの片眉スポットでほぼ全身白
ストレートだが、ちょっとだけごわつきがあった
耳はダンボ

2021年8月〜2024年1月
約2歳4ヶ月で亡くなる

とろ(姉妹)と幼い頃から同居

さっぱりした性格でしたが、袖に入って寝たり、膝の上で寛ぐのが好きでした。
まったりした性格です。



「とろ」

稲妻のようなブレイズ模様は次第に褪色していきます
褪色後
遊び好きの2匹でした

ぶどう目
ブルーのブレイズ(顔だけ褪色した)
ストレートでさらすべの毛並み
耳はダンボ

2021年8月〜2023年7月
約1歳10ヶ月で亡くなる

すん(姉妹)と幼い頃から同居

人間観察するのが大好きでした。
人間のことは興味あるけれど、触られるのは好きではない子でした。
いつも構ってポジションでわたしの方を見つめていて可愛かったです。



〜現在飼育中の3匹〜

「しの」

部屋の蛍光灯だと真っ黒に見えるしの
太陽光だとほんのりチョコレート
お腹のミルキーウェイ

黒目
チョコレートがかった黒のバークシャー(お腹の白模様はまだら)
ストレートでさらすべの毛並み
耳は立ち耳

2024年2月〜

うね、あん(姉妹)と幼い頃から同居

3匹の中で一番物怖じしないです。
人間観察はあんまりしません。
でも手とケンカごっこするのが好きです。
人間に掴んで持たれるのが好きではなく、上手にすり抜けます。



「うね」

白いラインが特徴的な顔
ヒゲもうねうねです
それぞれ微妙に毛色が違う

黒目
ブラック、キャップド、ブレイズ?(顔に白線が走っている)
レッキス(ブリッスル)の巻毛
耳はダンボ

2024年2月〜

しの、あん(姉妹)と幼い頃から同居

3匹の中でも怖がりです。
あんと一緒に人間観察をするのが好きです。
甘噛みが強くて痛いので、幼い頃は困っていましたが、生後2ヶ月頃に甘噛みも優しくなり、ペロペロ舐めることも増えて、もう安心して触れ合えます。



「あん」

あんこ色の頭
太陽光だとますます明るい茶色に見えます
額の白模様もかわいい

黒目
あんこのような焦げ茶色、キャップド
ストレートでさらすべの毛並み
耳は立ち耳

2024年2月〜

しの、うね(姉妹)と幼い頃から同居

3匹の中で一番人間が好きで、気づくと人間観察しながら構ってポジションに居て、人間と遊べるのを心待ちにしています。
袖に入ったのもあんが最初でした。今では3匹とも入ります。
袖や首の後ろで寛ぐのも好きで、とても可愛いアイドルです。



以上、わたしの愛するラットたちの紹介でした。


飼育頭数はまだまだ少ないですが、わたしは何事も観察するのが大好きで、それゆえにラットについてわかってきたこともありました。

観察してきて気づいたことや、色々試して今に落ち着いたケージ環境、介護の方法、病気の症例などを、今後紹介していきたいと思います。


日々の様子はX(Twitter)に投稿しているので、気になる方は覗いてみてください。

https://twitter.com/pithecus53

また、ラット飼育を紹介したYouTube動画もいくつか投稿しています。

https://www.youtube.com/@nezumigurashi/videos


情報自体はTwitterで日々呟いている内容をまとめたものになる予定です。
note記事は1記事100円の有料記事にしようかと思っています。
無料で情報を得たい方はTwitterをご覧くださいね。

ここまで読んでくださってありがとうございました!
また次回お会いできれば嬉しいです。

「こんな記事が読みたい」などのリクエストがあれば、コメントに残していただけたらと思います。
それではまた!


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