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村上春樹のgiving tree ご存じですか?


「おおきな木」は、シェル・シルヴァスタインによる感動的な絵本です。   この物語は、一本の木と一人の少年の特別な関係を描いています。

  • あらすじ:

    あるところに、一本の木がありました。
    その木は一人の少年のことが大好きでした。
    少年は毎日その木のもとへやってきて、色々と遊びました。
    時間が流れ、少年は大きくなり、木は独りぼっちになることが
    多くなります。

    1. ある日、少年が木の下にやってきました。

      木は「いらっしゃい、ぼうや。私の木陰で遊んで、幸せにおなりなさい」と言いますが、「もう木登りをして遊ぶ年じゃないよ」と少年。木は「りんごを持っていきなさい、それを町でお売りなさい」と提案します。少年は木の言う通りにりんごを運び、木はそれで幸せになりました。

    2. 長い間姿を見ない日が続いた後、少年はまた戻ってきました。木の遊びの誘いに「ぼくには温かく暮らせる家があるんだ、ぼくに家をちょうだい」と言います。木は「私の枝を切って、それで家を作ればいいわ」と応じます。少年は枝を運んで行って家を作りました。木は幸せでした。

    3. また長いときが経ち、少年が再び戻ってきました。木は「ごめんなさい、私にはもう何もないの。あなたにあげられるものが」と言います。少年は「ぼくはもう、特に何も必要とはしない」と答えます。「腰を下ろして休める静かな場所があればいい」というと、木は「私にお座りなさい」と言いました。

      「おおきな木」とはシェル・シルヴァスタインによる絵本。

      原題を”The Giving Tree(直訳:与える木)”といい、

      1964年にアメリカで出版されました。

      日本では1976年に本田錦一郎氏訳によるものが篠崎書林より出版されていましたが、訳者が亡くなり継続して出版することができなくなったとのことのため、2010年に村上春樹氏訳のものが
      あすなろ書房より出版されました。

      皆様は、どのようにお感じになったでしょうか??

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