店舗予選攻略会議所【7弾環境】
4月。1か月間にわたる店舗予選シーズンが始まりました。
抽選やキャンセル待ちを乗り越え、大会で3位以内に入る。
これが我々に課せられた宿題です。
都会では一度予選に参加するとしばらく当選しにくくなります。キャンセル待ち特攻に切り替えるとしても、出場回数を確保するのは容易ではありません。
また、平日にお仕事をしていれば、そもそも出られる回数も限られることになります。出るからにはなるべく一発で仕留めたいところです。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
古代中国の伝説的軍師が残した言葉があります。まずは敵を知ろう。
今日は環境上位のデッキを解説していくことにします。
ロー、エネル、モリア、ルッチ、黒黄ルフィ、ボニー。予選では彼ら6人との戦いが大半を占めることでしょう。
音速の多面展開、赤紫ロー
店舗予選上位卓の定位置の一角を占めるロー。序盤から5000キャラを複数展開し、相手の6000以下のキャラは問答無用で吹き飛ばしていきます。
5ドン以上あれば、二面展開&除去が基本的な動きになります。
また、ローはデッキ構築の自由度がtier1リーダーたちの中でも突出しています。
速攻型もあれば、7エースでじっくり戦う型もあり、試合が進むまで相手の全貌がわかりません。
ローを相手にするときのコツは、「相手の次のターンのドンが7以上かどうか」を必ず確認することです。
7以上だとエースの二面除去がありえます。なければゴードンによる単体除去しかきません。
特に相手が後手2ターン目にアインを出して、シャチ&ペンギンを出してこなかったならエースを十分に警戒しましょう。
下手にキャラを寝かせてエースが直撃すると、大半のリーダーはそのままゲームエンドになります。
赤紫ロー(エース型)を詳しく知りたい方は下記のnote記事がオススメです!(宣伝!!!)
ローの調整をスムーズに進めたい方はなっつんさんの記事へ行ってらっしゃいませ!候補カードがくまなく説明されています。
パワーカード連打、エネル
排撃を失ったものの、パワーカード連打戦法を取れるのがエネルです。
ゲダツ→カタクリ→10エースとドンコストどおり順番に出していくだけで勝利が近づきます。
8コスト以上の大型キャラを最大12体採用できるので、多少除去されたとしても次から次へと後続を出すことで相手のリソースと戦意を削れます。
店舗予選では序盤の敗戦が致命的です。オポ値を下げるからです。
エネルであれば、熟練者とぶつかる前の序盤戦は比較的突破しやすいでしょう。いざというときのトリガー頼みができるのも初心者~中級者が店舗予選を乗り越える助けになると見ています。
エネルが対面になったら、まずは自身の場を横に広げていくことを意識しましょう。ドンをリーダーやキャラにつけるのは後回し。
相手のライフを2点で止めておくと、ヤマトも10エースも真価を発揮できないのも覚えておきましょう。
7弾エネルを詳しく知りたい方はばんちきさんの記事がオススメです!
エネルの基本が身について、しかもなぜか値段が無料!
ちなみにnoteには「記事をサポート」といって投げ銭ができます。
投げ銭によって、執筆者さんがご機嫌になり、またいずれいい記事が投下されるという素敵なサイクルが始まります。レッツ投げ銭!(宣伝)
飽和攻撃、モリア
「もしロー以外でデッキを使うなら・・・?」
筆者がローの次にオススメしているのがモリアです。
6ドンたまったら宇宙が始まります。
ヒナ+アブサロム
5000ラインのキャラを2体並べて、相手の6コスキャラまでをKO。
赤紫ロー以外でも二面展開&除去が可能なのがあまりにも大きいです。
しかもローはドンを代償に支払っているのに、モリアでは何の支払いも必要ありません。ズルい。
8モリアを叩きつけて勝つデッキと思い込まれがちですが、たいていの試合は8モリアを出すまでもなく勝つルートがあります。
盤面を並べ、手札を補充したり、相手の盤面に干渉したりして、毎ターンコツコツ差をつけていけば勝利します。
たまに一撃必殺8モリアをお見舞いしましょう。
モリアが対面に出てきたら・・・8ドンターンには相手はモリアを展開したいところなので、その直前のターンが肝になります。キャラを全部寝かせても討ち取られる確率はぐっと下がります。
もし相手がドンをキャラたちに割り振れば8モリア着地が遅れてくれます。
モリアをもっと勉強したい方はこちらへ。
松さんが手厚く解説しています。
イッショウが黄色系統相手に突き刺さります。苦手なデッキとの相性を逆転させるアプローチは、店舗予選に向いているのも好感が持てます。
春の除去祭り、ルッチ
「モリアとルッチどっちがいいんだろう?」
世界の黒使いたちは贅沢な悩みを抱えています。候補が2人もいる。
あまりにもモテモテで世界中の嫉妬を集めていることすら知らずに。
モリアが二面展開&単体除去に特化しているのに対し、ルッチは一面展開&二面除去できる点に特徴の違いがあります。
相手キャラのコストをどんどん下げていき、キャラルッチで始末していきます。手からキャラルッチを出す以外にも、レベッカ&スパンダインや、8モリアからアクセスする方法があります。
ルッチを相手にする場合、「思っている以上に簡単に二面除去される」ことを前提に盤面を構築する必要があります。
一気に三面展開するか、除去耐性持ちのキャラを出さない限り容易には突破できないのです。
ルッチを詳しく知りたい方はさきょうさんの記事へ!一緒にチーム戦に出た時もさきょうさんは横でブイブイ言わせていました。
パワーこそ正義、黒黄ルフィ
「パワー9000!」
リーダーのパワーを跳ね上げることで、大型キャラを擁さないデッキを軒並み叩き落しているのが黒黄ルフィです。
赤紫ロー、黒モリア、ルッチなどはパワー5000が主軸なので、ルフィが覚醒モードに入ると手がつけられません。
特殊なデッキなので、筆者は説明を省略します。
代わりに毒田さんの記事へ行ってらっしゃいませ。
ちなみに、ルフィ相手に殴った方がいいのか殴らない方がいいのかは諸説あります。
どっちでも勝つルートはあるけど、複雑なのでエキシビジョンで熟練者向け練習方法のコーナーで解説します。
緑使い最後の砦、ボニー
最近密かに勢力を拡大しているのがボニーです。盤面への干渉は10ドフラミンゴくらいしかないものの、リーダー効果で相手のキャラやリーダーをかく乱します。
試合が長引けば8ロシナンテ、8キッド、10ドフラなどパワーカードですう勢を決めに行きます。
赤紫ローを苦手としていましたが、バジルホーキンスで防御を固めてからのホーディージョーンズ奇襲モードが効果を発揮するようになってきました。
ボニーを詳しく知りたい方はヤマシさんやぬおーくんの記事へ行ってらっしゃいませ。
エキシビジョン~一人でも強くなれる一人回し
「店舗予選期間だから友達と調整ができない」
「キャンセル待ちばかりで実戦感覚がなくなってきた」
ワンピカードで強くなるには、識者の方々がいろんな方法を取り上げています。
・noteや動画で座学
・スタバや非公認大会で猛者たちと戦う
・練習会に混ぜてもらう
・ワンハッピーのデイリーバトル9回戦(宣伝!)
ぱっと思いつくだけでもこれらの方法が挙げられます。
どれも効果はあるけど、時間がかかりすぎたり、不確定要素があったりします。
それに筆者がまだ無名だったときには、どれも採用してない(存在してない)しなぁ・・・と、過去の思い出がよみがえります。
というわけで、無名時代から今でもほぼ毎日欠かさず続けている「一人回し」をどんな風にやっているかお伝えします。
「一人回し」と馬鹿にすることなかれ。野球でいうキャッチボールに当たります。プロ野球選手たちが日夜丁寧に大事にやっているのです。
そう。一人回しだけでも、きちんとやり続ければ人は強くなれるのです。
基本をしっかり叩きこみましょう。
それに人と調整するのも本質的には研究や練習成果のお披露目です。相手の時間をわざわざ使うわけです。
一人でちゃんと練習して、バッチリ強くなっておく。
これぞ紳士淑女の嗜みです。
ざっと普段の一人回しでやっていることを列記します。
1 自分の使いたいデッキを用意する
2 仮想敵を決める
3 仮想敵のセットリストを作る
4 自分のデッキで3に挑む
5 勝てないならどんなカードや動きが必要か考える
6 新たな動きやカードを試して再度3に挑む
7 いい感じだったら紙に書き出す
有料部分では各項目をさらに掘り下げていきます。
ビックリドッキリカードや、見たことないスーパープレイ、とんでもデッキなどはすべて一人回しから生まれるのです。
応用編として、「やりたいことリスト」を追記しました(4/16更新)。
即効性は全然ないけど、やり続けたら間違いなく強くなれる。漢方薬。
では、有料ゾーンへレッツゴー!
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