見出し画像

【強大な敵】緑青ピラフサンジ

こんにちは。ロボ猫ふらみーです。ついに新環境が始まりました!
「白ひげが強すぎる」
「白ひげミラーマッチが不毛」
「白ひげに勝てない」
これらの声は新環境を象徴しますが、「みんなワンピカードを真面目に難しく考えすぎだよ」というのが筆者の見解です。

白ひげだけを倒すなら簡単。サンジでもできる。単純に考えていけば、他にもいくらでも白ひげを葬る方法はあります。気づく前までは難しいけど、気づいてしまえばほぼ間違えないパズルに変わります。

筆者の周りを見渡すと、白ひげに勝つべく白ひげミラーを練習しているプレイヤーたちも多く見受けられます。前環境までの錦えもんミラーやキッドミラー、ゾロミラーなどと比べたら、技術介入の余地も少なく、練習しても報われることが少ないです。多分、あんまり楽しくない。

今日の記事では、まず環境理解のためにぱぱっと白ひげ周りの変化を見ていきます。有料コーナーでは筆者が使ったサンジを例に挙げながら、白ひげを倒したい人向けの勉強を一緒にします。

1 新環境俯瞰

第三弾環境のスタート地点は白ひげです。第二弾後半から頭角を現し、強大な敵でも補強カードを得ました。

「モビーディック号を引けない」、「マルコが引けなかった」。白ひげ使いたちが負けた時に語る言い訳がイゾウで消えます。
白ひげはイゾウ以外にも補強カードを多々もらっていますが、1枚ずつ紹介するのも大変なので、既存デッキがこれから白ひげにどれだけ苦しめられることになるかを見ていくことにします。

ちなみに、白ひげのリストはこんな感じで。

CMコーナー

強大な敵のカード評価をまとめて見たい方はこちらまで!
四季報に匹敵する情報量です!四季報とは、株をやっている人が必ず持っている分厚い枕のことです!とっても固く、熟睡できる高品質!
TAKEcake氏の評価を読めば、どのカードを仕込めばわかる優れもの!
ワンピカード投資部の方はどんどん投げ銭やサポートして、袋とじの情報をもらいに行きましょう!

1-1 ゾロへの除去祭り


前環境で白ひげと渡り合っていたデッキの一角がゾロです。小物キャラを並べ、白ひげの海震やビスタをかいくぐって生き延びたキャラを強化し、アタック回数で鉄壁を陥落させてきました。
今までは相手の引き次第で、海震やビスタがそんなに飛んでこない試合もありました。これからは、イゾウが海震とビスタを次から次へと補充してきます。しかも、イゾウはナミやマキノに殴りかかってきます。面を並べるのに一苦労します。

極めつけは新マルコです。3000以下のキャラは根絶やしにされます。
海震、ビスタ、新マルコ。12枚の除去と、サーチ要員のイゾウ。これらを乗り越えないことにはゾロが白ひげを乗り越えられなくなったのです。

1-2 錦えもんを焼き尽くす十字火

前環境で白ひげと渡り合っていたもう一角が錦えもんです。
アトモスやキングデューをレストして、全力で殴りに行く
進研ゼミをやりこんだ人たちがたどり着いた答えの一つが、このプレイングです。相手が防がなければ、盤面が有利に。防いだとしても、手札がスカスカになるから、最後の攻防戦で有利に。相手がどんな選択をしても、絶対に錦えもん側が有利になる技です。
しかし、この技の有効期限は2月10日まででした。
今では新マルコが錦えもんにも立ちはだかります。レストして全力でアタックしたところで、適当なイベントカードを1枚捨てられるだけで終わりです。

さらに、もう一つ不都合な真実があります。

十字火が光月おでんの攻撃をシャットアウトしてしまうのです。
1バニラキャラをレストキルするか、手札を消耗してもらう
2光月おでんの二回攻撃でとどめを刺す。
勝利の方程式2番目、おでんの信頼性も崩されることになったのです。

1-3 チャンレンジャー新リーダーたち

この記事を書いている2/13時点で、筆者の観測範囲内で白ひげに有利が取れる新リーダーは限られています。
ですが、環境初期なので、まだまだ悲観することではないです。
今でこそ王者たる白ひげも、第二弾初期は実力を発揮できず、tier3扱いだったからです。どこかのプレイヤーが、埋もれたリーダーを発掘して、世に知らしめるのは日常茶飯事です。

白ひげがなぜ流行り出したのか諸説ありますが、ブームが始まった頃のことを振り返りたい方は、ぜひ筆者の白ひげ記事をお楽しみください!(宣伝)
では、現時点での新リーダーたちの対白ひげ雑感を書いていきます。

エース

今のお前じゃオヤジの首は取れねェ
息子は親父に勝てない。人類の常です。
どちらのデッキでも2種類のマルコがキーカードになりますが、エースが使うマルコよりも、白ひげの使うマルコの方が強いのです。付き合いの年数の差が物を言うのでしょう。
これが筆者の見立てでした。

環境初陣線では使用者8名にも関わらず、2名が5勝1敗と優れた成績を残しています。また、白ひげを颯爽と倒す姿も目撃されています。

さらには、銀座のチーム戦ではエースが白ひげを3タテしている情報とレシピもあがっています!

原作では超えられなかった親父の壁が、ワンピカードでは超えられつつあります。

CMコーナーpart2

エースで白ひげをなぎ倒していったIKE氏の環境予想記事です。新環境の理解を深めていこう!

ナミ

白ひげ相手だと特殊勝利はほぼ不可能です。だからと言って、勝てないわけではありません。山札を諦めて、真正面から殴りに行います。
サンジのピラフで腹ごしらえして、バウンス連打して、ブロッカーがいないところで全力パンチ。ここまでやって、たまに勝つことがあります。
先手2ターン目にピラフを食べて、トリガーからおかわりすれば、物量でなんとかなっていきます。
とっても辛いです

アイスバーグ

ドンが足りなくて、刃が全く届かない。
と、思っていました。
が、先日のカートン争奪戦では、白ひげを握るチームメイトがアイスバーグに斬られている姿を目の当たりにしてしまいました。
6000キャラを毎ターン並べていき、白ひげに実質ノーコストで攻撃できるのがポイントです。

アーロン

行けそうな雰囲気だけ醸し出しているものの、ライフ4がとてつもなく辛いです。一手差で常に負けてしまうのが現状。絶望的に遠い一手差が、未来のデッキビルダーが何か解決してくれるのを待っています。

ルッチ

10ドンを乗せて15000アタック!白ひげのブロッカーが1体だけなら強烈なパンチをお見舞いすることができます。しかもリーダーのアタックなので十字火も効かない!リーダーキッドの12000×2よりも強い!
なお、ブロッカーマルコが2体出てくると、15000パンチが顔に届かなくなります。そんな欠陥がありながらも、カートン争奪戦ではツナ選手がすごいレシピをお披露目してくれました。

ガープでブロッカーマルコをKOしてしまえば、ライフ0の白ひげに対して容易に15000アタックを挑めるようになります。

リンリン&カタクリ

さすがにまだカードがちょっと足りないか。この世界に白ひげさえいなければ。

2 白ひげ攻略隊その1~6000連打戦略

白ひげに頭を悩ませているプレイヤーの大半は、あれもこれもと欲張って、問題を複雑にしています。
前章では、エースとアイスバーグで白ひげに勝てたという目撃情報をお届けしました。

パワー6000でいっぱい殴ると、白ひげは死ぬ

この単純な原則を思い出しましょう。
エースはドンを使わなくてもイベントを捨てればパワー6000で殴りに行けます。もっとも、軽いカードが多いので、余ったドンで毎ターン殴りに行けます。
アイスバーグなら序盤から6000キャラの群れで圧力をかけられます。
ここまでで取り上げていませんでしたが、赤ルフィも実質ノーコストで白ひげに殴りに行けます。

対白ひげ最強リーダーの一角

白ひげ戦に苦手意識を持っている人は、「パワー6000で10回攻撃すると壊滅させられる」ことを覚えるところから始めましょう。とにかく10回殴る。そのためにはどんな盤面を作っていけばいいのか、またどのタイミングで殴ればいいのかがイメージしやすくなります。
白ひげからの殴り返しや、スクアード&ビスタが飛んでくることを見越します。ばばっとキャラを展開して足並みを揃えて6000パンチを連打していきましょう。従来は赤ゾロがこの戦略の最高峰でしたが、先述したように新マルコの登場で難しくなりました。他のリーダーでゾロの遺志を継ぎましょう。

3 白ひげ攻略隊その2~バウンス戦略

白ひげを攻めるもう一つの方向がバウンス戦略です。

ここからが有料内容になります。
三千世界とサンジのピラフを入れられるすべてのデッキは、白ひげを倒す強力な武器を手にしています。
主な内容は、青いデッキを持ち込む根拠と、白ひげを仕留める手順です。ネタが割れると勝ちにくくなるかもしれないけど、この手の発見には特許も著作権もないので、筆者の価値観として先手必勝でお伝えしてしまいます。
もし仮にあなたが世界選手権に出るとしたら、どのくらいの価値があるかをお伝えします。

前提
みんなが白ひげ最強だと思っている
白ひげが会場の66%を占めてもおかしくない仮に白ひげのシェアが思ったより少なくても、上位卓には確実に過半数。

こういった状況であれば、白ひげを着実に仕留められるサンジのようなデッキの価値は大幅にあがります。
なぜなら、期待値通り6回戦中4回が白ひげに当たって4勝。残り2試合のうちのどちらか1本をとるだけで5勝1敗。ベスト8確定だからです。強いて言えば、同じ白ひげ殺すマンとの戦いでは、どっちがよりまともかを比べあうだけです。
絶対勝てない天敵が複数いたとしても、最大メタを絶対殺すマン戦略は機能します。少数の天敵に2回当たる可能性よりもよりも、最大シェアの白ひげに4回以上当たる可能性の方が高いからです。5勝1敗以上にしか価値がない大会ならなおさらです。

これが白ひげを持ち込む選択をすると、しょうもない現実が待ち構えています。白ひげミラーの勝率は良くて55%。4回踏んだら2勝2敗が期待値。この時点で予選敗退が濃厚です。運良く3勝1敗で白ひげミラーの海を乗り越えたところで、あと2試合は白ひげ絶対殺すマンが相手です。白ひげへの殺意全開のデッキを2タテするのは容易ではありません。
何より、これから先どんな大会でも、白ひげにとってのカモが何匹も出てくるわけないじゃないか
今回は世界選手権を例にあげましたが、この先のフラッグシップや3on3など、白ひげが跋扈する世界では簡単に勝ち抜ける考え方の1つなので、意識しておくといいでしょう。仮に勝てなかったとしても、「メタを読み違えた」。たった9文字で結論が出るからです。
お値段は500円からスタート。常連の方はご存じですが、この記事はアップデートが繰り返されていきます。戦い方やデッキレシピなど。そして、アップデートのたびに記事の値段が上がっていきます。つまり、最初に飛びつくのが一番お得!(宣伝)

有料ゾーン2/18追記内容紹介

町田組チャンネルでサンジの対戦動画がアップされました!

noteを読んで、動画でイメトレして、メキメキ実力アップ!エキシビジョンの末尾に動画を踏まえたプレイング内容を追記します!

エキシビジョン

お待たせしました。筆者のピラフサンジ解説へ。

ここから先は

3,869字 / 9画像

¥ 600

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?