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ドミニク・ミラー日本発ファンサイト公開

7月からずっと水面下で作業していた、ギタリスト、ドミニク・ミラーの日本発信のファンサイトを11月10日に公開しました。

11月頭にほぼ完成した状態でドミニクやマネージャーに内容を見てもらい、11/9日に「内容的には問題はないので、どうぞ頑張ってください」という連絡を貰ったので、無事に公開する事ができました。

作るにあたり、サイトのコンセプトとしては、「ドミニク・ミラーというミュージシャンを総合的に紹介する」ことを目指しました。

私は単純に彼の音楽の情報のみを羅列するサイトにはしたくありませんでした。

ドミニク・ミラーという人は、音楽だけでなく、仕事観や芸術観、そして人間的にもとても温かみのある人であり、非常に魅力的な人です。ですからそういう彼の全体像としての魅力が伝えられるように構成したつもりです。

だからサイトのデザインもわざと「モダンすぎたりクールすぎないように」しました。
彼の音楽は温かいし、彼は人間的にも温かい人です。後は、彼は色彩感にもこだわりのある人なので、派手にはしたくありませんでしたが、単純にモノトーン的なサイトではなく、ちゃんと「色」を使いたかった。

しかし、取り掛かったはいいけど、いやはや、大変ではありました。

何が大変だったかと言うと、これは私が5月にドミニクに会いに行って、色々彼と話をした時には全くやるつもりが無かった想定外の事でした。

だけどまぁ、多くの人から「サイト作った方がいいんでは?」と言われまして、重い腰を上げました。

大変なのは目に見えてましたからね。
何が大変だったかと言うと、大きく分けて3つ。

  1. ウェブサイトもブログもやった事ないからサイト自体を作るのが大変。

  2. ドミニクの音楽は非常に背景が世界的に見ても多岐に渡るので、自分が何を書けるのか。

  3. 言葉の問題

1に関しては、根性でなんとかしました。昔からしたらWordpressやら色んなテーマが充実していてずっと簡単になりましたから、良かった。でもいわゆるセキュリティだとか、カスタマイズは最初慣れるまでは訳わかりませんでした(笑)今も全然わかってないと思います(笑)

2に関しては、大変でしたがとても楽しかったです。改めてブラジルのリズムのことだったり、サルサの事とかも調べ直したりする必要も多々あり(笑)でも勉強になりました。

また、再度彼の1995年にリリースされた最初のソロアルバム「First Touch」から、1曲づつ改めて聴き直しながら、あちらこちらに散らばっていた、ドミニク本人が語っていた事などを引用してまとめたり、そこから更に推測したりとしていくと、今まで見えていなかった新しい発見も沢山ありましたし、それに関して文章化すると、それはそのまま自分自身の新たな音楽観の発見にもつながり、めちゃくちゃ大変でしたが、本当に楽しかったです。

ですが、各Discographyの内容はどうすべきか本当に悩みました。
本当ならもっとシンプルに、曲の背景などの解説だけの方が、こういったミュージシャンのサイトの情報のあり方としては正しいかもしれません。

しかし、彼の音楽の根底に流れる、音楽だけでなく芸術への考え方、「創造するプロセス」において、私が個人的によく理解でき、非常に共感できる「考え方」のようなものも伝えたいと思いました。

というか、私はドミニク・ミラーというミュージシャンに関しては、そういう側面からも非常に学ぶべき事が多い人だと思っているので、そういった事を抜きにして語るのは「片手落ち」だと思いました。

3.の言葉の問題については、「どうせここまでやるなら日本人にしか見れないサイトにはしたくない」という無謀な野望が出まして(笑)

ドミニクはやはり日本での知名度よりは圧倒的に海外の方が高いので、せっかくなら、と思いました。

しかし私は英語が完璧とは全く言い難い語学力なので、野望を抱いたはいいけど、死にました。AIの機械翻訳が精度が上がったとはいえ、やはり大変でした。
ドミニクは英語だけでなく、本拠地であるドイツ語、後は当然スペイン語圏の記事も多いので、それらをかき集めて内容を把握するだけでも大変でした。日本には伝わっては来ないけど、結構な量あるんですよ(笑)

まあ、でも、無事にスタート出来て良かった。ほっとしました。

公開した後、SNS方面で過去にドミニクの事を投稿していた人などにサイトの案内を送ったらものすごく喜んでくれて、「めちゃくちゃ嬉しいです!ドミニクの大ファンなんで、応援します!」と言ってくれる人もいたりで、もうなんか涙が出ますね。

ありがたい事です。

これからドミニク・ミラーについて、古い情報も新しい情報も、日本ではあまり知られていない内容も沢山伝えていきたいと思います。

どうぞ良かったら遊びに来てください。

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