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倦まず弛まず

月初に届いた『致知』2024年5月号
巻頭特集は、まずたゆまず」
テーマとして設定されていました。

「倦む」というのは「飽きる」こと。
「弛む」というのは「心が緩む」こと。
なので、何か一つのことを始めたら
飽きずに根気よく、心を緩めることなく
努力を継続しましょう
、ということを
説いた言葉です。

私自身は、この努力を継続すること
おいては、比較的得意なのだという
自覚がありますし、実際色々なものを
続けている事実もあります。

このnoteは1600日近く毎日投稿を
継続
していますし、
Instagramでの俳句の毎日投稿は
500日近く継続中

それ以外にも、定期的にルーティンと
してやると決めていることは、
「決めたからには守る」
「決めた以上はやり続ける」

ことをかなりの精度で徹底できて
いるのですね。

中には、なぜそんなに続けられるのか?
なぜそんなにストイックなんですか?
と嬉しいお褒めの言葉をおっしゃって
いただく方もいて、恐縮至極に思う
ところ。

改めて振り返ってみて、
なぜ自分は継続が得意なのか
少しばかり考えてみました。

もちろん、持って生まれた性格や、
生まれ育った環境に寄るところが
大きいのは否めないでしょう。

ただ、それに加えて、かなり大きな
影響を与えたのではないかと思しき
ことを、ふと思い出しました。

それは、小学校の時の校長先生
やたらと「継続は力なり」という
言葉を、朝礼などで繰り返し述べて
いらっしゃったことなのです。

たかが朝礼で聞いた言葉が、
一生を左右する程に自分の行動を
規定するとは、少々大げさに聞こえる
かもしれません。

しかしながら、根が真面目な気質の
私は、当時その言葉を思いっきり
真に受けて、自分の座右の銘はこの
「継続は力なり」にしよう!

思ったのでした。

今思えば、それは「思った」レベル
ではなく、「決意した」ということ
だったのだろうと感じるわけです。

この「継続」を実践していく上で、
「倦まず弛まず」という言葉は、
とても良いブースターになるなぁと
感じました。

「倦まず」とは、すなわち
「飽きないようにする」ということ。

継続していくと、飽きが来る時が
あるわけです。

その時に、ポイっと投げ出さないように
するためには、飽きないような工夫を
しておくことが大切
ですよね。

「弛まず」とは、すなわち
「心を緩めない」「油断しない」こと。

ある程度継続できていると、
「たまにはいいか・・」という気の緩みや、
「自分は大丈夫」という過信が、
心の中に生じることがありますよね。

その時には、すぐに自分のビジョンや
目的、目標を思い出し、
謙虚さを取り戻せるように工夫を
しておくことが大切
なわけです。

あるいは、『致知』に出てくる先達
記事を読めば、自分をサッと相対化する
ことができ、嫌でも謙虚にならざるを
得ない
でしょう。

日々、「倦まず弛まず」に、
自分のやるべきことを淡々粛々と
続けていきたい
と思います。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。