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未来社会論 Ⅱ

もしこの先、全ての仕事がロボットと人工知能が担うことになり、何一つ人間の為すべきことがなくなったらどうなるんだろうか。
前置きしておくと僕は働きたくないし、仕事は別に好きでもないし、人間関係がまあまあ面倒臭くて苦痛です。
ただ最初に書いたことに戻ると、我々は基本的にやることがなくなる。フランクルの言うような実存的空虚が蔓延して深みが増すだろう。
その時人は何をしているんだろうか。

私個人としては、おそらく人は独自に、再び、歴史を遡って、農耕社会を作り始めるんではないだろうかと思う。自分自身の〈手触り〉を取り戻すために。

そしてその兆候が、すでに私たちの心の底流で静かに姿を現し始めているのを、私たちは微かに気づいているかもしれない。


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