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中国人社長に学ぶビジネス術①

Pilatelistです。
フィットネスグッズ、ウェア、マシンをODM、OEM製作アテンドを行っている会社です。
ピラティスインストラクターである代表のあやまるが、日々お客さんに提案をするフィットネスウェア、フィットネスマシン、そしてフィットネスグッズの生産背景を気にしたことから事業が生まれました。


「中国人はビジネスの天才」
「中国人の仕事の仕方はえげつない・・・」

仕事がデキる中国人はレベチだという話は、アリババ創業者のジャック・マー氏に然り、読者の皆様もどこかしらで聞いたことがあると思います。

今回は私がピラティスマシンを中国→日本へ送る上で学んだ、取引先のピラティスマシン工場社長のビジネス術について書きたいと思います。


①ピラティスマシンを配送するにあたり

弊社(Pilatelist)は、ヨガマット等を含むフィットネスグッズ、フィットネスウェア、アパレル製品は既に中国→日本間取り引きをしております。

今回のピラティスマシンの場合
◆ピラティスリフォーマー
242cm*80cm*52cm 130kg

◆ピラティスチェアー
90cm*72cm*75cm  52kg

梱包後のピラティスマシン

これらの荷物は普段のアパレル類・フィットネスグッズ等の段ボール梱包と異なり「大きすぎる・重たすぎる」等の障壁が生じてしまい、既存の取り引きをしている国際物流会社からは、取り扱い不可という判断を受けました(🥹‪

よって、新たな国際物流会社を探す流れとなりました。ピラティスマシン工場の社長は、普段アメリカやヨーロッパ出荷がメインのため、日本出荷は初。私も私でこんなに大きくて重量のある荷物は初だったので、双方で日本へ出荷のための物流会社を探しました。


また、なぜ弊社が中国製ピラティスマシンを取り扱うようになったのかは、下記noteをご覧下さい👀


②工場の社長が配送会社を見つけてくれた!


翌日、工場の社長から配送会社が見つかったからMTGしようと連絡があり、MTGの時間とweb会議の詳細が送られてきました。

会議のタイトルは「ピラティス 中国から日本へ配送」という雑なタイトルwだったので、この段階で私は「ピラティスマシン工場社長」「国際物流会社の担当者」「私」の打ち合わせなんだろうなぁと思っていました。


③MTG開始


MTG開始2分前くらいに入室したら恐らく既に10人は画面上にいました。私は日本まで配送する間にこんなにたくさんの人が関わるんだぁ的に考えながら開始を待っていました。

MTGを開始する頃には、いつの間にか15.16人くらいになって、開始時間少し過ぎてもどんどん入室してきました。時間にルーズな中国人あるあるw

最終的に参加人数が20人くらいになった時に

社長「今から日本への配送の会議を始める。画面左上の○○物流さん、見積もりと日本までの配送日数、保証内容を教えてくれ!」

○○物流「船で東京だと○日、○円、保証は…」

社長「わかった!この金額より安くて保証内容が充実している会社あるか?挙手してくれ!」

私「(ミュート中)えぇぇえ👀!w w」

そうなんです(😂
日本配送までの配送料金のセリ?オークション方式?の会議が始まりました!www

この20人強の人達は、日本まで出荷するにあたり関わる人たちではなくて、各社物流会社の担当者だったんです・・・!ww

私も含め、物流会社の担当者も3社間の打ち合わせだと思っていたからびっくり!www 

私は予想外の展開に呆気に取られてしまいました(😂

社長仕切りのもと、セリ方式で各社見積もりが発表されました。
もっと低くするだの、保証をここまであげるだの、上長に確認をするから待ってくれだの予想を超えてくる発言のオンパレード!ww

私はこういう状況が初めてすぎて、画面に食い付いてしまいました!ww 全然聞き取れない中国語を話す人も居たり、上長に確認をすると言って画面から消えて帰って来ない人もいました。ある意味凄い経験でした。


④配送会社決定


そんな中、社長の上手い仕切りのお陰で安くて保証もしっかりしている物流会社に決まりました。(感謝✨


⑤MTG終了後の社長との打ち合わせ


私「今日はありがとう。セリ方式とは思わなかった!wなんでセリ方式にしたん?」

社長「お前も俺も忙しいだろ?ダラダラ見積もりを待つのではなく一気に決めたいじゃないか!」

私「なるほ!」

社長「一番保証がしっかりしていて、安いところを見つけなきゃ、あやが日本のピラティスマシン市場で負けてしまうじゃないか!お前が日本市場で負けたらこっちも稼げなくなるからな!ハハハ」

私「なるほ。。。!ありがとう・・・!」


⑥社長の仕事の仕方について思ったこと

中国人の特徴の一つとして『効率を求める』『利益を追求する』というところがあります。この社長の一連の仕切りを見て、典型的な中国パターンだなぁと思いました。

中国は人口が非常に多く、競争が激しい国です。効率を求める・利益を追求することは、限られたリソースを最大限に活用し、競争力を維持するための重要な手段なんだろうなぁと私は思いました。


⑦ふりかえり

仕事をする、会社を大きくする、利益を追求する上で色々な勝ちパターンがあると思います。
このピラティスマシン工場の社長の動き方が大正解パターンという訳ではありませんが、普段インストラクターとしも働いている私には、想像を絶する効率を求めつつ、利益追求パターンのビジネス手法でした。

Pilatelist事業のお陰で、業種を超え、国を超え、様々な方とお取引をさせて頂いております。ありがとうございます。
私は仕事の効率が悪く、夜遅くまでダラダラと…朝早く起きて昨日分の穴埋めをする仕事の仕方をついついしちゃうので、この機会や経験に日々感謝をしつつ、自分自身の仕事の効率も高めていこうと思いました。

今回の記事は「中国人社長に学ぶビジネス術①」になっておりますが、Part②も製作中ですので、ぜひ楽しみにしていてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました!
シェイシェイ🐼🙏🏻❤️

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