ストーリーテラーは眠らない
これから始まるのは、娯楽として供されるストーリーの作り方を研究する『面白い物語創作講座』です。
これを読んでいるあなたは今、故あって物語を作る必要に迫られているはずです。大賞への応募作を書くためかもしれないし、次の発表会でオリジナルの芝居を演じるためかもしれません。または仲間と映画を撮るのかもしれないし、あるいはただ自分の力を試すためかもしれません。
それがどんな動機に基づくものにせよ、まず大事なのは、あなたが書こうとしている物語が「面白くなくてはならない」ということでは