皮膚についてのコンプレックスと最近のスキンケア

1年くらい前に胸部にニキビが悪化したような腫れ物ができた。

しばらくは放置していたものの、なかなかよくならなかったので、近所の皮膚科へ行くことに。

診断結果は「痒疹」。
ステロイド配合の貼り薬を処方され、来る日も来る日も患部に貼ること数ヶ月。
徐々に腫れがひいてきて、改めて病院に行ったところ、「ステロイドは続けると色素沈着するから」ということで、完治の目処が示されず。。

当時、私が気にしていたのは、皮膚の色の問題(色素沈着する/しない)ではなく、皮膚の上にできた腫れ物がちょっと硬いままだっということ。
2回目に先生は触診もせずに診察が終わったことから、不信感がつのってしまった。


「この症状は完治しないの?」という疑心暗鬼に襲われ、結果、しばらく治療を中断。(自己判断)



そこから更に半年程度経過し、再び腫れが目立つように。
前回と同じ皮膚科に行っても同じ診断しかされないと思い、近所の別の皮膚科に行ってみたところ、診断結果は「ケロイド」だった。

いや、病名違うじゃない。

なかなか完治が難しいと先生から言われたことはショックだったが、もう1つ気になることとしては「親族でケロイド体質の人がいる場合になりやすい」という情報。

情報として今まで親族からその類の話は聞いたことがなかったので、医師からのヒアリングには「いいえ」と回答したが、帰ってから色々調べて思い当たる節が。。


「手術痕」だ。

私自身、高校生の時に交通事故で右足を切開手術したことがあり、未だにその時の傷が判別できる。
加えて、母親も腕に炎症を起こして手術をしたことがあり、何年も経つのに痕が薄くなっている気配がなかったのだ。


治療の選択肢としては、前回も処方されたステロイド剤の他、飲み薬や皮下注射を示された。
先生とも相談して、ステロイドも効果はあったので、飲み薬と併用して1ヶ月治療にあたることになった。

1日3回、食後の服用は地味に忘れてしまうが、続けたところ、快方に向かっていった。

「1ヶ月後にまたきてください」と言われていたので、経過を見てもらうことに。

結果想像以上に改善していたので、一旦ステロイドをやめて、飲み薬でどこまで抑えられるかを見ていきましょうということになった。
今のところは痒みも出ていないし、悪化もせず1週間経過したところ。


小学校中学年〜中学生にかけてひどい肌荒れ(恐らくアトピー)に悩まされていたこともあり、皮膚の症状に対して一喜一憂しやすい面があるなと思う。

皮膚について誰かから指摘されるのが嫌で、家族(親)以外から話題にされることをあからさまに避けた。

その割に高校時代以降できるようになったニキビ対策は社会人になってから取り組むし、意識が高いんだか低いんだか。。笑


自分の中でスキンケアを見直すきっかけになったのは、

  1. コロナ禍で健康を意識するようになったこと

  2. 美容脱毛で保湿が足りないと言われたこと

この2つが大きい。


それまでは、完全我流で、顔には化粧水だけつけておけばいいんでしょ程度にしか認識をしていなかったから、顔は乾燥を防ごうと脂ぎるし、ニキビはできては消えを繰り返した。


ところが、ある時、化粧水+保湿クリームで保湿対策を始めることになる。

そしたらなんと不思議なことに、顔の治安が保たれる日が増えた。
今でもニキビはできるけど、炎症の度合いが比較的少なくなった。
できたとしても軽い角栓みたいなものなので、お風呂や洗顔のタイミングで取れるからストレスも少ない。


もはや自分の肌は強くないことを自覚してしまったので、去年から老化防止も兼ねて日焼け止めも積極的に塗るようになった。
地味な効果としては、あまりケアにこだわっていない同世代と比較したら、肌が綺麗(治安が良い)と思われることだろうか。
特にフェイスラインは、マスク生活で意外と荒れている人が多い印象なので、比較するとマシな方なのかなと。

本当は気にしないでも過ごせる強い皮膚が欲しいけど、健康を気にして良質な生活を送ること自体はそこまで苦行ではないのが幸いしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?