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家事代行を使えることも能力だといわれて


家事代行を使えることが能力?

私はそれを夫に言われたとき、

ピンと来なかった。


私の自宅には3年ほど、家事代行さんがきている。

きっかけは、
インスタのDMが届いたことだ。




2020年7月に育休復帰をして、その年明けの時期だったと思う。

夕飯づくり、いろんなことを試行錯誤した私は、一人で限界に来ていた。

帰宅は18:00にぎりぎりに迎えに行った後だから、そのあとになる。
しかも、スムーズに保育園から家まで帰れない。スムーズに帰ったら

前の保育園は10分くらい、今なんて2分くらいなのに。


私がやったことは

・朝早起きして作る
・下味冷凍をする
・メニューを考えてくれるアプリを使う
・週に2回は宅配を使う(生協とは別)
・生協で簡単なものを、などなど。

どれにしても、夕飯のメニューを買い、考え
作るか手配かして、いくらルーティンを曜日で考えても

ボタン一つでポチっとしてくれるわけではない。
その時から4年たち、ポチでできない良さもわかってくるのだが
その時はそんな状態ではない。


帰宅したら、30分近い授乳タイムという名のママータイム。
なんなら保育園でもそれくらいの時間かかるときもある。

少しお迎えを早くしても、結局授乳タイムで埋まる。
なんとか泣きわめくのを制止して、米だけは炊く。
(今は朝とか炊いてるのに。もう、アイディアさえ浮かばなかった)

そうこうしているうちに・・・または
私たちより先に、夫が帰宅している。朝が6時前後に出かけて
フレックスで早く帰ってくる。

「ママー」

「お腹すいたなぁ」
彼らに悪気はないんだけど、私はあと3人くらい自分が欲しかった。

そのころ、家事代行さんのDMが2か月ほど前に来ていたのを思い出した。

そんなことから、連絡をし始めた。

それから、雑草とりから、

夕飯作り
掃除洗濯、とにかく色々私がやりたいけどできないこと、苦手なことを

毎月1回頼んでいる。


毎月1回は、少ないようでそんなことはなくて。
とても有意義な一回だった。

その証拠に2024年3月の今も頼んでいる。

現在、日曜日しか家族が揃う休みがない
我が家としては、

家事のtodoが溜まる。


息子が見えなくなる所を(外とか)
掃除したいなと思ったときに、

夫が寝てしまっていたり、

掃除をしようと思ったときに息子がついてきたり、洗濯干したものを引っ張ってしまったり

元々家事得意ではないので、気づきのレベルも低く、終わらない。


外も、子供やペットがいるから除草剤はまきたくない、芝シートはかっこ悪い、などいう理由で

自宅購入から9年、雑草に悩んでいた。


夫が毎年汗だくで草を取る。私がとってもいいが、土曜日も1日見ていたのに、さらに日曜日、夫が中で一人で息子を見ることになる。

眠いから寝たいとなると、その週は雑草は私は取りにいけず、終わり。   

草を取ったあと、夏は本当にキツくて、
その後バテてしまって結局、日曜日
息子と二人、みたいな状態になる。

雨が降ると
草むしりはできない。

友達も呼べない。気がしていた。
もう片付けも苦手、やり方もわからない、やろうとしても、1人で子供を見ながらできない。
(今もさほどでもないけど、自分の心の折り合いがついたので友人を家に呼んでいる)


家事代行を使って3年以上もたつのに最近夫が言った。

家事代行を使った日の夜、作ってくれたご飯を食べている時だった。

「夕飯ありがとう」

いやいや、私今日作ってないから、と私は言った。

「家事代行を見つけて、しかも自分の家庭に合う人を。それを手配して、使って、その時間は育児したりして。それってすごいことなんだよ」

と言われた。

そう?とその時は思ったが、夫は私とタイプが違う。
ハードルは様々だ。

・どんな家事代行さん?
・家に呼ぶの怖い
・何が頼めるの?
・高くない?
・頑張れば私にできることをお金出すのなんて
・夫に理解してもらえない
・スケジュールを毎月合わせる

色々あった。


最近、似たようなことをもう一言言われた。
最近知り合った方で、農家と仲が良く、味噌や醬油や
間違っても私が作らないようなものを、ワークとしてやっている方がいる。

その方の味噌づくりワークを子供としてきたときも言われた。

「どうやったらそんな人見つかるの」
「しかもそこに行こうとするって、すごい」
「ひろちゃん、ママが色々連れてってくれて本当によかったね」

と。

私が行きたいから行くんじゃい!と思っていたけれど
先日別のワークショップに行った帰りにも、
「大人の手伝いをしっかりしていて、話を聞いている気がする。ここ最近コミュニケーションが一方通行じゃなくなった。」という話を夫にした。


すると
「こんなにたくさんのいろいろな大人に会わせてたら、そりゃ得意になるよ」

そう言われた。

自分としては、
家事も苦手だし、味噌づくりもできない。
だから行っただけだった。

ただ、自分の合う人を見つけて コミュニケーションを取るのは好き。

それが、能力かあ。
考えたこともなかった。


でも、その私と違う夫の価値観は、
私の長所に気付けるきっかけになると思った。


PRになった(笑)

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