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ワインの生産国

イタリアとフランスは、数千年のワイン造りの歴史を誇っており、常に世界のワイン産業をリードしてきました。今日に至るまで、ヨーロッパのこの 2カ国はブドウ栽培の世界的リーダーであり、そのワインは世界各地で名声を博し、楽しまれています。

国際ブドウ・ワイン機構(OIV)によると、イタリアは過去10年のうち9年間、世界最大のワイン生産国であり、年間生産量はおよそ5000万ヘクトリットル、50億リットルにのぼります。バローロ、バルバレスコ、ブルネッロといった極上の赤ワインでよく知られていますが、イタリアの白ワインももちろん侮れません。

伝統と専門知識に裏打ちされた豊かな遺産を持つフランスは、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュといった多様な産地を誇り、ワイン造りの模範としてイタリアに対抗しています。過去10年間の平均年間生産量は約4,500万ヘクトリットルで、生産量の面ではイタリアに及ばないものの、品質面では決して劣りません。

スペインも世界のワイン生産者のトップ3で、その地位を揺るぎないものにしつつあります。
かつてワイン造りの新興大国と考えられていた中国は、過去10年間で国内消費量と生産量の両方が減少しており、勢いがとまっています。

しかし、以下のビデオからも分から通り、ワインの生産量は毎年大きく変化しています。やはり気候による影響を大きく受けるからでしょう。

今後も美味しいワインが楽しめるように、あまり極端な異常気象が起こらないよう願っています。



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