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生まれたときの主体性を奪わない【工藤勇一氏講演会】

ハイブ長岡での工藤さんの講演会(長岡青年会議所主催)に参加した。

現在の学校教育の課題を人口減少や技術革新の角度から論じており、首肯する内容ばかりだった。
諸外国との対比で、人口動態、経済成長、子どもの実態、教育に対する考え方などについて触れながら、麹町中や横浜創英中高での学校改革の背景についても話があった。
そしてやはり「最上位目標の合意が必要だ」というメッセージがあり、その目標に位置付けることとして、以下の2つを挙げていたのが印象的だった。

  • 生まれたときの主体性を奪わないこと

  • 多様さの中で当事者性を育むこと

スタッフだけでなくあらゆるステークホルダーが何かあったときに立ち返る旗印。

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最前列には地域の教職員が並んでいたが、どのような感触で聞いていたのだろうか。

・目から鱗である
・ぜひ倣って学校のあり方を見直そう
・地方では難しいのではないか
・興味深い話であった

自戒も込めて考えると、このシェアがなくいわば「エンタメ」として消費してしまうと何も変わらないのだろう。
情報収集をしたり学んだりしして自己変革をしても、それが実践に反映されないと自己満足で終わってしまう。
割と自分の学びや場づくりはこのレイヤーで止まっていたのかなと気付かされた。
もう一歩踏み込んで、コンフォートゾーンを脱していく必要があるかもしれない。

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