アドラーの個人心理学的アプローチでの自治会づくり【育休49日目】
と、大それたタイトルにしたが、町内会のハイキングに参加した話。
「子どもの課題と大人の課題を分離して考える」について、夫婦でよく話す。
家庭だけの話だと割と単純にその辺りの話がつくのだが、多様な人が関わる場面では、あれれとなることがある。
「ほら、走ったらあぶないよ!」
「これがやりたいの?」
いろいろな形でいろいろな人からの声掛けがある。
さらには、子どもに対しての近くの大人からの配慮や、遠慮、静観などのそれぞれのモーションについて先回りして考えてしまう。
それらの「迷惑をかけていないだろうか」と思う背景には「子どもが迷惑をかけていることに無頓着な親だなと思われたくない」という心理が自分たちに働いているのではないかと考えるところもある。
そうはいっても傍若無人極まりない子どもを放置し続けてもいられないという考えもよぎる。
子育てとは難しい。子どもの主体性と自分たちのコミュニティ上の位置を微調整し続ける必要が生じる。
でも、それを億劫に思って、コミュニティから退場してしまうのは簡単だが、それによって失うものが大きいのもまた事実である。
こうやって親は常に問われ、常に成長の機会にあずかっているのだな。
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