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育休1ヶ月で思うこと【育休30日目】

今日で育児休業に入って一ヶ月が経った。
ここのところで思うところを記録しておこうと思う。

楽ではない

いざ育児休業の身になると、育児や家庭に関わることに専念せねばという気持ちが高まる。
これまでは仕事があるから、とか大学院のことがあるから、とどこかで免罪符を作ってきたことに気づく。
そして、さらに気づいたのはまとまった業務時間や研究の時間がないこと。
自由に動ける時間はあるにはあるが、細切れなので完全に自分だけで使える時間というとあまりまとまっていない。
「ながら」でできることはある程度できるが、腰を据えてじっくり、とはいかない。
最近は睡眠を重視しているので、寝る時間を削る気もない。
この辺りを鑑みると、楽ではないという言葉がしっくりくる。
しかし楽ではないのだが、楽しいのである。

帰属先を失う

職場に籍は置いてあるし、もちろん家庭では家族と過ごしている。
しかし、いざ自己紹介するとなると職場の名前を最初に使う雰囲気にもならない。
そうして、家庭以外ではやはり職場が帰属先として大きなウエイトを占めていたのだと気づく。
この2年間で職場と無関係なコネクションやコミュニティと繋がりを得ることができたから、正直、所属感が薄くて辛いという感覚はほとんどない。
また、夫婦で過ごしたり話したりする時間を豊富に取れているのでそれも奏功しているのだと思う。
こうして考えると、一人で育児休業して周りに帰属先のない親は孤立してしまいかねないなと感じる。
だからこそ、子どもセンター主催の事業には小さい子連れママ向けのイベントが色々打たれているのだろう。
今後、男性が一人で育休取得するケースが増えたら、男性育休取得者向けのイベントやコミュニティに対してのニーズがニーズが増していくかもしれない。

家庭によってその時々で優先することは違う

今回は4月から休業したこともあり、他の子どもの新年度の変化を目の当たりにした。
それぞれが大なり小なり生活や環境に変化がもたらされており、まだリズムを作っている段階なのだと感じる。
今、我が家で大切にすべきはルーティンづくりと対話だなと思い、そこに向き合っている。
生活の全てをクリエイティブにしていたらキリがないので(創造的な洗顔とか、斬新な歯磨きとかいらない)、日々のto doをどうしたらよりシンプルにできるか試行錯誤している。
子どもも日常のリズムが日々違うとエネルギーが削られるようで、早く落ち着かせる意義を感じる。
連休明けもしばらく続きそうではあるが、まずは家庭全体がそこそこの状態で日常を送れるようになることが重要かなというのが4月の感触。
これがどのように変化してゆくのかを見ていきたい。




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