【本】あかくてあおいクレヨンのはなし
この絵本を時々子どもと読みます。
レッドという名のあおいクレヨンが主人公。
レッドはあかいものを書こうとするのですが思うように描くことができません。
家族やともだちなどがそれを見つめたり励ましたりしています。
私はレッドよりもこの周囲のクレヨンのようすが気になります。
特に毎回ざわざわするのがここに登場する、せんせいです。
穿ったった見方をすると「せんせい」は表面上の善意で彼らの本質を見ようとせず、助言してみたり、根拠もなく励ましてみたり、最後には喜びを共有してみたり、と映ります。
それはもしかしたら自分にそうした経験があるという後ろめたさからくるのかもしれません。
時折、自己点検の意味合いもかねて子どもと読みます。
どうやら彼らは、せんせいがどうあるかは全くきにしていないようですが。
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