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コミュニティスペースめぐり【みんなの図書館さんかく】

みんなの図書館さんかく(静岡県焼津市)を訪れました。
焼津駅前の商店街に並ぶ一店舗がみんなの図書館さんかくです。
私設の図書館で、本棚の一角を1か月単位で貸し出しています。
本棚の借主はそのスペースに自身で本を並べます。
そんな独特な空間ということもあって、それぞれに特徴的な人が集まっています。
この日も関東の大学からこちらに滞在してワークショップを行っているという学生さんがいました。

「さんかく」から波及した民営図書館は「みんとしょ」の名で全国各地に広まり、2024年3月現在、全国に70を超える数が開設されています。

図書館オーナーの土肥さんはこの商店街の中に入り、様々な方と関係を結びます。
そうしていろんな縁が巡って現在のこの図書館を開設するに至ったそうです。
コミュニティースペースをつくるのだから、まずはコミュニティに入り、そして人を巻き込んでいくという考え方は当たり前だけれど見落としがちなことを教えてくれます。

お近くの「みんとしょ」足を運んでみたらいかがでしょうか。

駅前商店街の中に突然現れる図書館
貸し出している本棚の形も縦長、横長など様々。
横長の本棚には文庫がならび、中には辞典まである。
縦積みになったハリーポッターシリーズ。その下には雑貨。
表彰やメディアの取材なども多い
本を置くだけでなく、グッズの販売やフライヤーの掲示など使い方もさまざま
関係の書籍やノベルティなどが販売されている。

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