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教職大学院での学び

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修了

修了

教職大学院を修了しました。(学校のように「3/31までは院生です」と言い聞かせる)

「西川研に入らないとわからないことがある」を知ること、を一つの目的にして入りました。

「限りなく大人が手出ししない子ども集団」を肌で感じることができました。

今日のゼミでも「これカメラの向こうの人は何が起きてるかわからないよね」という場面がありました。

そうしてつくられる集団のパフォーマンス、成員同士のつな

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そして子どもから聞き、学ぶ

そして子どもから聞き、学ぶ

現在進行中の研究の一環で、学習者にインタビューを行った。

当初は抽出、と考えていたが、一転、全員に話を聞くことにした。

そしてこれがとても大きな学びになった。

どの一人をとっても質問紙では表現できない意見や思いの深さが表出される。

そしてそれによって再度気付かされる。
全ての人が自分の人生を歩んでいるのだ。

質問紙では気にならなかった人からも意外な視点や思いがもたらされる。
目立たないか

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大切なのは市民の声と力だというメッセージを受け取った【映画:夢みる給食、夢みる小学校完結編】

大切なのは市民の声と力だというメッセージを受け取った【映画:夢みる給食、夢みる小学校完結編】

夢みる給食、夢みる小学校、2本の映画をみました。

夢みる給食

有機栽培の食材を用いた給食を取り上げた映画で、前作「いただきます」よりも学校給食に焦点を当てた作品でした。
保育園や農家だけでなく、学校、PTA、自治体、首長
、農協などの声がまとめられています。
全国に先駆けている自治体、地域には「声をあげる人」の存在があります。
そして、それは必ずしも為政者とは限らないというメッセージが込められ

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新年一回目のゼミ

新年一回目のゼミ

新年1回目のゼミに参加。
今日の参加者からの質問には新NISAをどう運用していくかについての話題がいくつかあった。(一体何のゼミなのだろう)

昨年末のかけこみジュニアNISAが間に合わなかったので、この原資をどう扱うか考えていたが、「市場に長く晒しておくのがいいだろう」「長期で見たらドルコスト平均法をとったとて」という話があり納得した。

昨年、生徒から質問を受けていたときに「ギャンブルはします

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学会発表

学会発表

臨床教科教育学会での発表を終えた。(とはいえ発表者ではないが)

実践を3ヶ月重ね、この数週間はどのようにデータを処理し、どのように論を組み立てるか喧々諤々。

他のチームも発表が近づくにつれ活動の密度が高まっていった様子。

この大きなミッションがあって、それを乗り越える過程で「協働」が生起し、凝集性が高まっていく。
「仲良くしましょうではなく、共に仕事をするから同僚性が高まる」が埋め込まれてい

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越後『学び合い』の会

越後『学び合い』の会

昨日、越後『学び合い』の会15回が催されました。

様々な方にレビューをいただいているので、そこは割愛し、今回のねらったことを記録しておこうと思います。

やっぱ集って話すのって違うよね、という力

感染症禍に入り、ここ数年はオンライン開催で行ってきました。
物理的に会を催すハードルは高くなりました。
一方、オンラインセミナーなどの開催は容易になり、画面ごしでのコミュニケーションの機会は増えました

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問いを通して足るを知らされる

問いを通して足るを知らされる

授業の中で、学習者から質問を受け、授業者である私がそれに応える、と言う時間を設けている。

質問の種類、内容はなんでもよい。

これまでに
・理科以外に得意な教科
・なぜ電気単元が好きなのか
といった教科に関する質問から始まり、

・おすすめの自動車メーカー
・海外に住むならどこに住みたいか
など、予想していないものまでさまざま出てきた。

生まれ変わったらどうしたいですか今日はその一つに
「生ま

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美しい日

美しい日

大学院の仲間と、昨年度修了したOGの教室を見学に新潟市へ。

学校実習で授業実践していた「大学院生のお姉ちゃん」は「先生」になっていました。
当時も、なるほど、よくやるなあ〜なんて思っていましたが、その一つ上の実践を重ねていました。

算数と社会科の二コマを参観させてもらいました。
どちらもセオリー通りの『』
ただ、初任者でそれを徹底できるのがすごい。

活気のある教室で進んで学習に向かう子どもが

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どういうわけかあまり振り向かなくなってきたような

どういうわけかあまり振り向かなくなってきたような

4月から新潟県から派遣されて大学院に入学する人に向けて大学院生活をお伝えする機会がありました。

入学から始まり、前期の講義中心の生活、後期の学校支援実習、あちこちの訪問などの、実際的な過ごし方についてお話ししました。
カリキュラムや他者との繋がりや協働を経て、自分の教育観を問い直す時間になってきたことを改めて感じます。

自分としては大きく変わった感じはしないけれど、一方で入学前の自分の立ち位置

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運動

運動

大学院入りして一年が経ちます。
部活動ももっていないし、自転車通勤もしなくなり、相当な運動不足になっていました。

昨日、スーパーでの買い出しの帰路、子らと徒歩で3kmほどを帰宅しようと思い立ちました。

ウォーキングと思っていたら、突如走り出す彼らに付き合わされ、半分はジョグ。あっというまに帰宅しました。

久々に心拍数の上がる運動をしましたが調子が良かったです。
・昼食後の眠気
・慢性的な週末

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高速フィードバックループ

高速フィードバックループ

ゼミ仲間の授業実践を録画し、映像を見ながら授業検討を行なっています。
これが非常に興味深い。
授業者にも参観者にも高速のフィードバックのループが回っています。

協同的な学習場面が大半なので、私たちが話す内容は教師の指導内容に触れることはほとんどありません。
話題に上がるのは以下が中心です。(たぶん。これを分類して分析するのどうでしょう?だんだん変わっていくかも?)
・授業中の生徒の発言、行動

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