カナイケンタロウ

中学校理科教諭 | 4児の父 R6.4〜育児休業 |『学び合い』直江津の会 主宰 | …

カナイケンタロウ

中学校理科教諭 | 4児の父 R6.4〜育児休業 |『学び合い』直江津の会 主宰 | R5 ゆめパのじかん上映会 西野博之さん講演会 主催

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まずは自己紹介の記事

毎日発信して記事が雑多になったのでまとめがてら考えていること、やっていることを整理しました。 ※随時追加してまいります。 現在の立場・公立中学校理科教諭(R6年4月から育児休業) 資格など ・教員免許(中専理・技、高専理・工・情) ・日商簿記3級 ・FP3級 ・日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ 考えていること地元社会の未来が持続可能なものになるために 地方都市が今後発展していくためには教育環境をはじめとした多様さが必要ではないかと考えています。 特に教育環境の

    • 判断【育休39日目】

      参加申し込みをして入場のバッジまで印刷したものの、昨晩までさんざ #edix にいくか悩み、そして行かない判断をした。 行ったら行ったでたくさんの発見や出会いや学びがあったんだろうなと思う。 が、家族といようと思ったからそうすることにした。 かといって特別なことをするわけではない。 が、長男がJJ(ジャスミン焼酎のジャスミン茶割)をつくってくれたり、坊主にした三男がアザラシみたいで寝る直前に目を見開いて固まっているのが愛おしかったりした。 これらは行かないという判断をし

      • ちょっと仕事に関すること【育休38日目】

        人事異動関係書類の作成・提出の日が迫っており、進める。 記入の要点が不明な箇所があり、尋ねると「それは自己PRをする意味合いの欄だ」と教示を受けた。 今後、学校職員としてキャリアを重ねたり、管理職へと移行していく上ではそれが生きてくる部分はあるのだろう。 「よしじゃあ記載しよう」とならない自分としては、ではどういったところで自己ブランディングをしていくのだろうと思われるのだろうし、自分でも不明瞭なところが多い。 「偶キャリ」的な発想で言えば、それぞれのところで出会いを

        • オペレーション【育休37日目】

          昨日のTBSで貞包さんが登場。 東与賀中学校の実践がいじめ対策、不登校対策の文脈でピックアップされていた。 今日は午後に帰宅後の園児と小学生を連れて耳鼻科に行く。 園児の迎え、小学生の帰宅、耳鼻科の予約、3つのタイミングをうかがい、調整する。どうやら絶妙なタイミングで円滑に進む。 しかし、耳鼻科に帽子を忘れたり、保険証をもらいそびれたりして、2度手間、三度手間になる。 オペレーションがうまくいったように思えても、他の要素の影響を受ける。 結局、子育てというのはそういう想定

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        • 育休録
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          連休が終わる【育休36日目】

          連休最終日、出かけるでもなく在宅。 オーディブルで池井戸潤を聞いたり、ミルクを与えたり、子どもと外に出て雨に当たってすぐ戻ってきたり、夕飯の支度をするなどした。 もらったタケノコがあったので、中華煮のようにした。 水溶き片栗粉をもう少し水多めにして餡掛けのようにしたらさらに良さそう。 自宅脇の雑草スペースに、なんとマツが生えていた。

          連休が終わる【育休36日目】

          謝恩会【育休35日目】

          じじばばからの長女長男の入学祝いのお礼会を開催。 自宅でやると子どもたちも食後の自由が存分にきいてよさそうだ。 子どもらはその後、徒歩でばばんちに泊まりに行った。 2kmほどあるが歩けないことはない距離。 飲んでから歩いて帰るというオプションがあることも知った。

          謝恩会【育休35日目】

          社交場【育休34日目】

          清里でのこども食堂へ。 大人も子どもも、普段の生活では出会わない人との関わりがあるのが面白い。 毎回少しづつ顔ぶれも変わってきている。 「旬なものを食べないとだめだ」 なんて言いながらお節介を焼くおばあちゃんが心地よい。 帰宅後は三男の頭髪を刈る。 久々のバリカンになぜか長女が悲鳴をあげていたが、済んでみるとボウズにした次男そっくりで笑った。 さわやかな頭でこどもの日を迎えられそうである。

          社交場【育休34日目】

          夜泣き【育休33日目】

          かなり早く寝るようにしてから深夜の夜泣きに朦朧でなく対応できるようになった。 21時頃に就寝すると2時頃に目覚めても5時間ほど寝ているという事実が背中を押してくれる。 それでもこの夜は本当にダメで、途中でミルクをやったりしながらも1時間半くらいずっと寝ず仕舞いだった。 この時期ならではだよねと言われるし、上の子どもたちでずっと泣き続けるわけではないことを知ってはいるけれども結構堪える。 ここは夫婦で時間をずらして就寝し、スクランブルで対応するのも一つかなと思いついた夜

          夜泣き【育休33日目】

          【本】体育がきらい

          坂本拓弥著「体育がきらい」を読みました。 体育とスポーツを同義と捉えていた自分からしたら、それらが明確に異なるものであることを丁寧に論じていたのが興味深かったです。 体育≠運動≠スポーツ。 数年前に体育協会がスポーツ協会に名称を変更した背景にも思いを馳せます。 運動部活動でスポーツを経験し、「スポーツで成長した」という思いを抱く人だからこそ陥る罠があることも示唆されていました。 それは、自身の経験を基に教育に従事する人にとって危険な要素にもなりうるし、それによって苦しむ人

          【本】体育がきらい

          七ヶ月検診【育休32日目】

          息子の七ヶ月検診に行った。 体重、身長、頭囲を測定。 その後、内診、寝返りと座位の確認などをする。 皮膚が赤くただれていていくぶんか軟膏を処方してもらった。 なんてことなく終わったのだが、これがなんてことあったら親としてはどきりとするのだろう。 昨年の市長との対話集会で、成長曲線に随分傷つけられたというママさんがいた。 自分の子どもが「標準」に収まっていないことでどれだけのことを感じてきたかを涙ながらに語っていた。 標準ってなんだろう、標準に収まっているからなんだというのだ

          七ヶ月検診【育休32日目】

          【本】私労働小説 ザ・シット・ジョブ

          ブレイディみかこ著「私労働小説 ザ・シット・ジョブ」を読みました。 本屋大賞、ノンフィクション大賞「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」でも英国の人々が生きる社会の実状が描かれていましたが、本作でも階級や男女差別、外国人差別といった部分にも当事者として力感のある筆致で迫られています。 文字通り、世界の見方が拡がる一冊でした。 ノンフィクションと思って読んでしまったが、あくまで「小説」であるとしていることも興味深いです。

          【本】私労働小説 ザ・シット・ジョブ

          鰊【育休31日目】

          5月に入ったこの1ヶ月の集大成のような1日だった。 朝市朝市で魚屋さんに聞いて買ったニシンの三五八漬けを焼いた。 「食べ応えあるよ」の言葉通り、脂もよく乗っており身が詰まっていた。 どういうわけか我が家の子どもたちは肉よりも焼き魚の方が進むので、今日も大変ニシンが好評だった。 旬なものを専門の人に聞いて買うのに尽きる。 対話家族会議4回目を行った。 それぞれ話したいことがあるときは「今日家族会議やろう」と切り出してくる。 みんなで話して決める、というスタンスが出来上がりつ

          鰊【育休31日目】

          【本】ルポ 森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル

          おおたとしまさ著「ルポ森のようちえん」を読みました。 各地にある森のようちえんを訪れ、そのレポートをもとに保育や教育の実際に迫る一冊で、手に取った当初よりも読後感のインパクトがありました。 「森のようちえんって何?」 「森のようちえんに行って小学校に上がってから大丈夫なの?」 「森のようちえんに行けば非認知能力が高まって将来が安泰である」 などの思い浮かぶ問いに色々な人の言葉が応えてくれます。 後段で、著者のおおたさんが「理想の教育があるという幻想を抱くことからボタンの

          【本】ルポ 森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル

          育休1ヶ月で思うこと【育休30日目】

          今日で育児休業に入って一ヶ月が経った。 ここのところで思うところを記録しておこうと思う。 楽ではないいざ育児休業の身になると、育児や家庭に関わることに専念せねばという気持ちが高まる。 これまでは仕事があるから、とか大学院のことがあるから、とどこかで免罪符を作ってきたことに気づく。 そして、さらに気づいたのはまとまった業務時間や研究の時間がないこと。 自由に動ける時間はあるにはあるが、細切れなので完全に自分だけで使える時間というとあまりまとまっていない。 「ながら」でできるこ

          育休1ヶ月で思うこと【育休30日目】

          理想のおうち【育休29日目】

          姻戚と集まり、バーベキューコンロを囲む。 その中で、首都圏はココスにスーパーに事欠かないという話題が出て、ふとリンク先の記事を思い出した。 理想を詰め込んだ街とあるが、間違いなく便利ではあるのだろう。 が、便利であるから豊かであるとは限らないし、便利であるから幸せであるとは限らない。 便利さが全てに優先される尺度ではないが、そう妄信してしまうと幹線道路沿いのような代り映えのないまちになる。それはここでやる必要はない。 「隣の人の息遣いが心地よい」という関係が目指すべ

          理想のおうち【育休29日目】

          思い通りにはゆかない【育休28日目】

          新たな環境の4月を経て連休に入り、日々を過ごしていると乳児の末子以外が全く思い通りに行動しない。 最たる例が入浴を引き延ばした挙げ句、眠くなりぐずぐずになる。 その結末は本人が引き受けるほかないのだが、まだ因果が理解できるまで至らない。 そうしているうちに、逆説的に習慣化の強さを感ずることになっている。 日常の全ての行動を意識し、選択し、その責任を自分で受けるというのはあまりに窮屈。 マストなジョブはルーティン化することでウィルパワーをムダにせずにすむし、自動化する

          思い通りにはゆかない【育休28日目】