すべてが水に流されて
分からなくなった夜
いつもと変わらぬ冬の風音
国道のトラック
随分静かになった時間
身のまわりを
分からない不安と
矛盾する安心感
わたしを捨ててしまったような
後戻りのできないポイント
ここだ
この一点を中心に世界は変わるようだ
それを少しばかり待っている

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