[情報I]隠し球としてのピクトグラミングシリーズ

2010年代後半から,小学校段階におけるプログラミングに関する教育政策も進められ,こども向けプログラミングスクールや,非営利のプログラミングの活動場所などが発展しました.イベント的な催しも数多く開かれています.教育現場に目を向けてみると,小学校でも中学校でも,先生によりプログラミングの扱いは量,質とも千差万別で大きく異なっているようです.すると高等学校の情報Iでプログラミングを扱う際,生徒ごとの経験,知識,スキル差は今後さらに広がると考えられます.また,初等教育から高等教育まで一貫した情報教育というのが整備されているとも言い難い状況です.
すると,例えば高等学校情報Iの授業で,「もうこんな初歩の初歩な話小学校でやったよ」とか,「Python中学校でプログラム好きな先生から結構教わったよ」とかいう生徒も出てきてしまいます.今後,年度単位でこの傾向は顕著になっていきます.
そこで,情報Iの授業で,隠し球としてのピクトグラミングシリーズはいかがでしょうか?これまでに色々なプログラム言語を扱った経験のある生徒にもプログラミング自体が初めての生徒にも,それぞれの観点でしばらく楽しめますよ.


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