放課後ランプ(詩&LINE小説)[#毎週ショートショートnote]

冬至近づく
放課後の
二人の道を
照らすのは
紫色の
日の光

ゆらゆらと
横顔照らす
あのランプ
君をどんどん
好きになってく

肩寄せて
凍える君の
手のひらを
左のポッケに
いざなってみた

柔らかな
君のぬくもり
感じつつ
疲れた君を
おんぶしてみた

💬
寒かったね
お陰さまで
助かっちゃった
また、おんぶしてね😊

💬
意外と重いんだね
ははは😊

💬
なにそれ👊
あたしのことを
デブだって言いたいの？
気にしてるんだけどなぁ

💬
冗談だってば
全然楽勝だったよ

💬
だったら最初から
そういうことは
言わないの👊
でも今日も楽しかったなぁ
二人で歩けてさ。

💬
おんぶした時ね
背中に胸があたって
あったかくて
やわらかくて

💬
エ○チねぇ😊
っていうか
私が押しあてて
いたんだけどね
ダハハ🤣

💬
でさぁ
ベンゼン環の
さっきの問題
わかった？

💬
わかるわけないじゃん
とりあえず私、
決心したわ～。
有機化学は捨てる～。

💬
別にいいんだけどさ
理系で数Ⅲも
有機化学も捨てると
ヤバいんじゃないの？

💬
国語と英語で
点数稼ぐから
大丈夫🤣

💬
もはや文系じゃん🤣

(416文字)

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