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恋文・ラブレター

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みんなのフォトギャラリーでイラスト・画像をご利用してくださった方の記事。 そして💬コメント欄には、書ききれない熱い想いをここに綴ろうと思います。ラブ❤️レター💌といっても、同性に対… もっと読む
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#読書感想文

エッセイ | トルーマン・カポーティ

エッセイ | トルーマン・カポーティ

 
 先日、アポロさんの「この頃の本の読み方」という記事を読んでいました。

https://note.com/557apo/n/nb5abc97c017d

 私の最近の本の読み方と似ているな、と共感できることが多かったです。
 この記事が印象に残ったのは、「あ、アポロさんもカポーティが好きなんだ」と知って、とても嬉しく思ったからです。
 自分自身が好きな作家と同じ作家が好きな人に会うと、親近感

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【読書note No.9『エロティシズム』】

【読書note No.9『エロティシズム』】

大人の動画に毎度お世話になっている私が、ずっと考え続けた事がある。

エロとは何か?

という事です。

エロい事=不謹慎な事、語る事はタブーと一般的に言われています。

でも、本当にそうでしょうか。

作家澁澤龍彦が責任編集のもと、出版された『血と薔薇』(1968年)という雑誌があります。※現在は、文庫になっています。

冒頭宣言の中の一つに、次のような事が書かれています。

この宣言は、的を得

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【読書感想文】谷川俊太郎「かっぱ語録」

【読書感想文】谷川俊太郎「かっぱ語録」

こんばんは!
人生を単純で明確にする本をこれから紹介する男、小栗義樹です。

さぁ本日は読書感想文を書かせて頂きます!
好きな本、最近読んだ本を感想文という形でご紹介する試みとなっております。

本日の題材はコチラ

谷川俊太郎「かっぱ語録」詩人:谷川俊太郎の過去の書籍から「こころの栄養になる78の言葉」をピックアップ。その言葉の数々を千と千尋の神隠しの主題歌「いつも何度でも」を担当した事で有名な

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【5月のAudible読書メモ②】

【5月のAudible読書メモ②】

♢投降後、一部加筆(2024.6.1)

『記憶脳』樺沢 紫苑この本を聴くきっかけをくださったのは、ソムリエさんのこちらの記事です。見出し画像に私がAIで生成した画像を使ってくださったので、ソムリエさんのnoteに伺ってみると、『記憶脳』をもとにかかれたポエムを投稿されていました。

ソムリエさんのポエムを読み終えると同時に、Audibleのライブラリーに即ダウンロードしました。

本の中でも触れ

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ひすいこたろう×SHOGEN著「今日、誰のために生きる?」

ひすいこたろう×SHOGEN著「今日、誰のために生きる?」

たくさんのnoterさんがお読みになっていて、皆さん読んで良かったと書いておられたので私も読んでみました。

江戸時代末期の日本は、今よりずっと不便な生活だったにも関わらず、皆楽しそうに生きていたという。
それに引き換え、現代人はエアコンがあり毎日お風呂に入れ水洗トイレがあり
食べ物に困らずわりと贅沢な暮らしをしているのに、皆幸せそうに見えないのは何故なのか。
日本人が忘れていた、人間としての根源

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1割のひと

1割のひと

ブレイクタイムのつもりで読んだ本がすごく面白かった!

左利きのわたし
この表紙をみて買わずにはいられなかった笑

右利きが多いのは日本だから‥と思っていたけれど
そうではないらしい

人類という大きな枠でみても左利きは少ないそうな・・
どおりで左利きにとって不便なつくりが多いわけだ
道具も施設も右利き前提で作られているし・・・

わたしが生まれた昭和では左利きは悪のような風潮があって
『この子、

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小学生の頃、作文と読書感想文を書くのが好きだった。

小学生の頃、作文と読書感想文を書くのが好きだった。

私が小さい頃、友達から年賀状が届いて、まだ文字を書けなかった私は悔しさで泣いたことを覚えています。

小学校に入学してからは、勉強することが苦手だったけれど、なぜか作文コンクールで賞を取ったり、読書感想文で賞をもらったりすることがありました。

自分では特別なことは何もしていなかったし、読書感想文の書き方などを読んだこともありません。

ただ、自分の思いを口にするより、文章にするのが好きだったのか

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読書 | 読む力・聴く力

読書 | 読む力・聴く力

 先日、『読む力・聴く力』(河合隼雄・立花隆・谷川俊太郎、岩波書店、2006年)という本を読んだ。それぞれの方の言葉や読書への思い、対談などが収録されている。

 前掲書の冒頭には、河合隼雄さんの「『読む 聴く』の大切さ」というエッセイが掲載されている。

河合隼雄、「読む 聴く」の大切さ、前掲書pp.3~5より引用

 「読む 聴く」というと、何らかの文章を読む、他人の話を聞く、というので

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助動詞 shouldの用法

助動詞 shouldの用法


最近暑くなってきて、難しいことを考えるのが少し億劫。けれど、英語学習は続けたい。だから、ここ1ヶ月くらいの間は、普段より軽めの英語本を読んでいる(眺めている?)。

日常会話での「should」の使い方

いま読んでいるのは、デイビッド・セイン(著)「『なんで?』はWhy?じゃいけない!」(新星出版社)という図書館で借りた本。

この本の最初のほう(前掲書pp.14 - 17)には、助動詞「sh

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短編 | 智宏と朋子

短編 | 智宏と朋子

 高校を卒業して、ある地方の大学に進学した。第一志望の大学ではなかったから、自己肯定感なんてもてなかった。
 それでも、サークルに入って友人が増えてきて、この大学でも良かったのかな、と5月半ばの頃には思えるようになった。

 講義が終わって、なんとなく体を動かしてみたくなってテニスコートに行くと朋子さんがいた。

「あ、智宏くんだ。ちょっと軽く運動したいなって思ったんだけど誰もいなくて。よかったら

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書評 | 英作文ナビ

書評 | 英作文ナビ

 大学受験はもう関係ないし、英検1級にも合格してから時間が経つから、英語の問題集や参考書に目を通すことがほとんどなくなった。グダグダと洋書を読んだり、TEDを聞いたり、『地球ドラマチック』を副音声で聞いたりしている。だから、英語を勉強しているという意識はあまりない。
#TED
#地球ドラマチック

 ただ、そのような「読む」「聞く」だけだと「受け身」というか、情報を受信するというインプットばか

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これが私の優しさです

これが私の優しさです

 もうだいぶ前に買った本だけれども、今も手元にある一冊の本。
 谷川俊太郎詩集「これが私の優しさです」。昔、私の知人が書いてくれた手紙の中で、この詩集について触れていたので、興味を持って買った。それ以来、ほかに読みたい本がないときには、適当に開いたページを少しだけ読んでいる。

(出典)
#谷川俊太郎 #これが私の優しさです #名 #集英社文庫
(pp.196~197)

谷川俊太郎さんの詩に「

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ИНК教養講座SP | 中尾彬インタビュー・スクリプト公開

ИНК教養講座SP | 中尾彬インタビュー・スクリプト公開

 私は一介のカント哲学者である。

 カントの著作を渉猟して、その哲学的エッセンスを抽出し、より多くの一般の読者にカントの思想を広めることに尽力してきた。

 それと同時に、各界・著名人にインタビューすることを通して、多くのことを学んできた。

 ИНК教養講座『大御所に聞く🎤』では数回に渡り、芸能界の大御所・中尾彬氏と語り合う機会に恵まれた。

 このたび、今までおこなってきた、中尾彬氏へのイ

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