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恋文・ラブレター

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みんなのフォトギャラリーでイラスト・画像をご利用してくださった方の記事。 そして💬コメント欄には、書ききれない熱い想いをここに綴ろうと思います。ラブ❤️レター💌といっても、同性に対… もっと読む
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#山根あきらさん

山根あきらさん

いつもマガジンに載せ頂きまして、感謝しています。

小説を書かれたり、楽しいことをいっぱいされていて…いつお休みになっているのですか?
不思議です。

本当にありがとうございます。

しらけた中指

しらけた中指

いいなもう一切俺に関わるなよ?

鼻白んでハイハイわかったわかったと返す

繰り返してもこの先はもうないから安心なさってちょうだいな

腐れ縁なんていらない

もう腐っているんだし

くるものは拒まないけど去るものも追わないわ

去るものを見送るくらいなら先にいなくなることにしてるのよ

いらないから番号消していたのにね

わからないのかとため息をついた

自分の所有ぶつ

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腐れ縁

腐れ縁

  アイツとは30年来の「男」友だちだ

特に好きなヤツでもなく
会いたいとも思わない
私の恋人だった人の親友だと言って
近付いて来た
元彼に聞くと「単なるクラスメートだよ」と返事が帰ってきた

何?危ないヤツ?
私は防御態勢に徹した

夜、祖父母の家に戻ると笑い声が外まで聞こえる
まさか?え?何?
祖父母を攻略して私を捕獲する気?
怒髪天の私はヤツに罵声をあげた


いや、あげることが出来なか

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*お題『#朝焼け』・#青ブラ文学部

*お題『#朝焼け』・#青ブラ文学部

『恋って正しくないよね〜 正しくないのが
恋だよね〜』

『正しいに支配されて、正しいに飲み込まれたら、それは…恋じゃなくて好意があるって
ことじゃない?』

☸︎˳*✦︎∗︎˚೫˳♡︎˳೫˚∗︎✦︎*˳☸︎

みずみずしく水分を含んだオレンジ色に
魔法みたいに染まる朝焼け色を
一緒に見たいなって♡
他の誰かじゃダメだって
この人じゃなきゃダメだって
そう思ったら

叶わなくても

それが ♡恋♡

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君がいなけりゃつまんない

君がいなけりゃつまんない

親愛なる君へ
まさかね
本気でそんなこと
言ったりしてないよね?

って信じてるよ

君がいなけりゃ
つまんないって
思っているのは
私だけじゃないからさ

たまには
お休みするのはいいものだけど
やめたりしないでって
思ってる

企画で作品紹介するのにも
自作のイラストや短歌で
楽しませてくれる君

応募作品の紹介で
ネタばれしないように
同じ文字数になるようにって
気遣ってくれていたんだね

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20240526 + 帰りたい場所

20240526 + 帰りたい場所

久しぶりに
昔好んで読んだ本を
手に取りたくなり
実家に向かう

車を走らせてから
15分ほど経過し
あと一つ坂道を上れば
というところで

ふと
家の玄関を
閉めた覚えが
ないことに
気づき

慌てて
ひきかえす

途中
諦めきれず
図書館に寄り
読みたかった本を探す

手短に

Anne Morrow Lindbergh

洋書の棚なんて
あったかしら

『Gift from the Sea』

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知らない場所、懐かしい風景【青ブラ文学部|お題「帰りたい場所」】参加記事

知らない場所、懐かしい風景【青ブラ文学部|お題「帰りたい場所」】参加記事

帰りたい場所。このキーワードでAIアートを生成してみました。以下、AIアートと短文で綴っていきます。

デジャブdejavu、既視感の類なのだろう。それでも不思議に思う。そして、何故か安心してしまうのだ。

この場所を私は知らない。不思議な水晶柱も、名を知らぬ花も、眼前の宇宙も。そうして思う。私はここに帰りたい、と。

この場所に私は辿り着いた。君はいつ着くだろうか。時計を見る必要のない、この場所

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今日から月曜日じゃにゃいですかー?
憂鬱にゃミャンデーや、ありまへんデー!
にしたくてですねww

先週末にお話していた琴花酒さんのtengaの歌詞をラップ風にしようと、せっせとフリートラックのラップBGMをめちゃ探しましてw
そしたらば!途中から山根あきらさんの面白いラップの歌詞も発見しまして♪(琴花酒さんと私のコラボで影響を受けてくださったとか(*ノェノ)キャー)

にゃので、2曲合わせてそれ

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帰りたい場所は水の中 | #青ブラ文学部

帰りたい場所は水の中 | #青ブラ文学部

故郷と呼べる場所はもうない。
生まれ育った自然に囲まれた山と山と谷間にあった村の住人たちは、国から立ち退き料を貰って別の土地へ移り住んだ。

あの山と山の谷間は、今では水がたっぷりと溜まる大きなダムとなり、県の大事な水源地となった。県民の生活を守るための大事な水。水害が起こらないように作られたダム。

村を出てから25年。
ダムがようやく完成した。
そのダムをわざわざ見に行き、泣いてしまった村の者

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君に届かない | #青ブラ文学部

君に届かない | #青ブラ文学部

仕事帰り、駅のホームでアナタを見かけた。

「お疲れさまです」

「隣の駅ビルで買い物するんだ。お茶でもどう?」

なんとなくついていった。
アナタに興味があったから。

アナタが何を注文したかは覚えていないけれど、わたしはレモンスカッシュをご馳走してもらったことをハッキリ覚えている。

何で誘ってくれたのかはわかっている。
それはアナタもわたしに興味があったから。

カフェをでて、アナタの後ろを

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君に届かない

君に届かない

君と一緒に住んで、もう何十年以上経つ

普段の食事は私が作る。

私が体調を崩すと、外でご飯を買ってきてくれる君。

一時期、天津飯を買ってきてくれることが多かった。

君がよく行く店は、中国人のマスターが経営。

天津飯は日本の呼び方で、中国では芙蓉蟹と呼ばれていると知ることになった。

ここで問題発生、中国人のマスターは卵の中にかなり大きめの玉ねぎを入れていて、あまり火を通さない仕上がり。

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掌編小説 | 銀ノ月 |#君に届かない

掌編小説 | 銀ノ月 |#君に届かない

 せっかくの月夜にあなたは来てしまった。女はそう思った。

 ひとり静かに湯に浸かり、ガラス窓越しに月を見ていた。それはそれは怪しい月だ。銀色の月。
 そこに男の気配がある。女に近づいている。
 バスルームのドアを開け、男が顔をのぞかせた。ついで男はゆっくりと歩き始める。すると女は僅かに落ち着きをなくした。しかし、実際はそれを少しも感じさせることなく、歩み寄る男を不敵な笑みで迎えたのだ。

「今夜

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エッセイ| 下着というよりは隠してる。

エッセイ| 下着というよりは隠してる。

 隠した方がいい下着がある。

 私は基本的に下着はいつも3つ。その都度洗う。もちろん、光熱水費を安くするために洗濯物はためておくけれど、それ以外はいつもその時の綺麗な下着を履く、と思っている。
 逆に、コートなどはある程度時間が経過してクリーニングに出さなきゃと自分で判断したものはクリーニングに出す。

 そんなことを繰り返している私の生活で、引っ越して、すぐに引っ込めた勝負下着がある。穿かない

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