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#私の作品紹介
連載小説(34)漂着ちゃん
朝になった。
「そろそろ帰ったほうがいいわね。甘美な一夜になりました。ナオミさんも心配しているでしょうし。朝食をとったら、私が送ります」
「いろいろお世話になりました。これから、私たちはまた会えるだろうか?」
「もう所長はいませんしね。あなたが良ければ、マリアと一緒にいてくださったら嬉しいですけど。しばらく、ゆっくり休んで考えましょう」
エヴァと一夜を明かしたことで、私には不思議な感覚
短編小説🍑桃太郎MOMOTARO💘
2年前に書いた短編小説「桃太郎」。
最初に投稿した時は、5回に分けて投稿しましたが、今回は1つの記事にまとめてみました。ぜんぶ合わせても5,000字弱の小説ですが、当時、ふだん1,000字に満たない記事しか書いたことがなかった私には長く感じたものでした。
現在、創作大賞応募用に「漂着ちゃん」という小説を書いていますが、今のところ、35,000字程度です。
大体の着地点は考えていますが、ま
~6/2お題 | [ 青ブラ文学部 ] a fatal bond...?
「#腐れ縁だから」というお題で作品を投稿してみませんか?
#募集要項はこちら ①
「#青ブラ文学部」というタグをつける。
一応の締め切りは2024/06/02(日)とします。
②
お題は「#腐れ縁だから」ですが、「腐れ縁」という言葉がタイトルまたは本文中に使われていればOKです😊。
③
エッセイ、小説、詩、写真・イラスト、音声、動画、楽曲など表現方法には制約はありません。
④
ご応募していただい
短編 | 智宏と朋子
高校を卒業して、ある地方の大学に進学した。第一志望の大学ではなかったから、自己肯定感なんてもてなかった。
それでも、サークルに入って友人が増えてきて、この大学でも良かったのかな、と5月半ばの頃には思えるようになった。
講義が終わって、なんとなく体を動かしてみたくなってテニスコートに行くと朋子さんがいた。
「あ、智宏くんだ。ちょっと軽く運動したいなって思ったんだけど誰もいなくて。よかったら