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【生活の一部になりたい】しゃもた インタビュー

しゃもた 個展「a shared house」を、2024年5月1日(水) – 5月12日(日)の期間にピカレスクギャラリーで開催いたします。

今回は、しゃもたさんにご自身のことや制作エピソード、今回展示される作品についてインタビューしました。ぜひお楽しみください。


ー自己紹介をお願いします


初めまして。イラストレーターをしております、しゃもたと申します。2019年ごろSNSで活動を始めました。 いつも動物をモチーフにしたゆるゆるなイラストを描いて発信したり、オリジナルグッズを作って販売したりしております。 「誰かの生活の一部」に私のイラストがあったらこの上なく幸せだと思いながら活動しております。文具と手帳と餃子が好きな魚座です。

ー現在の作品の世界観が生まれたきっかけを教えてください。

2019年から今の活動を始めたのですが始めた当初は絵柄もブレブレで色んな物を描いて試していました。 「毎日1つキャラクターを考える」と言うことにかなり躍起になっていた様に思います。 どんどん自分の好きとこれは何だか違うを選り分けていった結果が今の世界観になっていきました。 とは言いつつ2019年とほぼ変わらない気がするので最初からこんな感じなのかも知れません。

ー現在使用している素材を選んだ理由を教えてください。

今回の展示はアクリル絵の具でしたが日頃はデジタルで描いております。 デジタルで書く理由はすぐにイラストを描く準備ができると言う瞬発力があるところがとても気に入っています。 特にこの素材で作品を作らなければいけないと言うことはあまり考えておりません。 自分が興味を持ってすぐにでもできる状態ならばなんでも挑戦していきたいです。

ー普段、何からインスピレーションを受けていますか?

普段の生活の中でインスピレーションを受けている様に思います。 食べて美味しかった物だったりお腹を抱えて笑った話やどうしようもなく好きな曲、友達が見た夢、時には自分の健康診断の結果などなど…。 生活の中で思った事や感じた事ちょっとした事件から思いつく事が多い気がします。 だいぶ身近な所からインスピレーションを受けています。

ー影響を受けたアーティストや、作品はありますか?

一番影響を受けたのは子供の時に見た海外のとあるアニメーションです。 可愛らしい絵柄でユーモアがあってちょっぴりブラック。笑。 そんな世界がたまらなく好きでした。私のイラストの中にもユーモアやちょっぴりのブラックさのスパイスがあったら良いなと思います。 最近は民藝にも興味があります。温かみや美しさが素晴らしいです。

ーこれからどんな作品を作りたいですか?

まずは自分自身が楽しい、面白い、興味がある気持ちを大事に形にしていきたいです。 見てくださった方が「なんかこの人楽しそうな事をしているね。」と思ってくださったら嬉しいです。 あとはずっと「生活の一部になりたい」を大事にしているので日用品の様にお手に取っていただいた方の生活の中にそっと馴染む作品を作っていきたいです。

ー ご出展いただく作品のコンセプトを教えていただけますか?

「203」


この個展のテーマをシェアハウスにしようと思いついた時に一番最初に思いついた作品です。 インテリアが大好きでSNSやインテリア雑誌などをよく見たりするのですが、大きな観葉植物をベランダや窓際で育てているお家にかなり憧れがあります。 植物がもりもりのジャングルのような部屋にしたい願望から生まれた作品です。

「205」


双子の白猫のイラストです。 友人に双子がいるのですが聞けば聞くほど不思議なエピソードが多く面白いので日頃イラストを描く時も度々双子を描いたりしています。 2021年に開催しました初個展「MUSEUM.」で登場した双子猫の小さい頃がもしあったらとしたらこんな感じだったのかもとイメージしながら描きました。

「201」


喫煙禁止の場所でタバコを吸っているかと思いきや実はシャボン玉で遊んでいるおじいさん猫のイラストです。 シェアハウスをテーマにする際に他の住民は自由に描きましたが、このキャラクターだけは建物の管理人という役割を決めて描きました。 管理人さんがユーモアのある面白い大人だったら良いなと思い出来た作品です。  

ーお客様、ご来場予定の皆様に向けてメッセージをお願いいたします!

この度はしゃもたの個展「a shared house」にお越しいただき誠にありがとうございます。今回のテーマは猫たちがクラスシェアハウスがテーマですが見ている方に人形遊びやおままごとをするように猫たちがどんな名前でどんな性格かどんな生活をしているか想像してみていただけたら嬉しいです。 猫たちの名前をご記入いただくコーナーもございますので是非思いついた名前を教えてくださいね。 作品を楽しんで見ていただけましたら幸いです。
しゃもた

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しゃもたさん、たくさんの貴重なお話をありがとうございました。
皆さまはどのエピソードが心に残りましたか?

ピカレスクスタッフは、しゃもたさんが繰り返し「生活の一部になりたい」というワードを仰られていたのが印象深かったです。

色とりどりの作品を前にした時、スタッフは緊張感や高揚感よりも、どこかほっと心がほぐれる感覚になります。それはもしかすると、絵のキャラクターそれぞれが飾らない日常を紡いでいる瞬間が表現されているからなのかもしれません。

お部屋の雰囲気をぱっと明るくしてくれる鮮やかな色合と、リラックスモードをオンにしてくれる、まさに生活の一部にぴったりなしゃもた作品の所以をしれた気がして、嬉しいです。

しゃもたさんの展示作品実物を一堂に鑑賞できる貴重な機会です。皆さまのお越しを、お待ちしております。

しゃもた 個展「a shared house」

〈会期〉2024年5月1日(水) – 5月12日(日)
〈詳細〉https://picaresquejpn.com/syamota_exhibition_2024/
〈しゃもた 公式SNS〉
X(旧Twitter) https://twitter.com/syamotakun
Instagram https://www.instagram.com/syamotakun_/
HP https://syamo.amebaownd.com


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【基本営業日時】
*営業 水 - 日・祝 11:00 - 18:00
*定休 毎週月火
*会場 Picaresque Gallery
*住所 東京都渋谷区代々木4-54-7
*電話 070-5273-9561

■開催中&過去に開催した展示一覧
https://picaresquejpn.com/category/information/
■開催&開催予定の展示一覧
https://picaresquejpn.com/exhibition-calendar/

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