「楽しみにする」という人生攻略の裏技
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「楽しみにする」という人生攻略の裏技

僕は本が好きだ。本が好きで良かったことは沢山あるけど、1番は「楽しみにする」という人生攻略の裏技を繰り出せることだろう。つまり、こういう事だ。

僕は今マーケティングの仕事をしているが、最初のきっかけは一冊の本だった。何の本かは忘れたが、とにかくマーケティングの本だ。当時テレビカメラマンの仕事をしていた僕は、たまたま手に取ったマーケティングの本を読んで、ふーん面白そうだな、と思った。

5年ほど続けたカメラマンの仕事を辞めて、広告会社でマーケティングプランナーの職を得たのは実は半ば偶然だったのだが、決まってからはとても楽しみだった。本で読んだ世界を実際にこの目で見て、学んだ事を実践できるのだから。

物語の世界に旅をしたくなるように、本で読んだ世界は見てみたくなるし、本で読んだ事は実践してみたくなる。僕にはこの自分自身の心理を使った、憂鬱だったり緊張したり気乗りしない事を乗り切るための裏技がある。

例えば、数週間後に数百人を前に英語でスピーチをする機会があって、それが不安で憂鬱で仕方ないとする。そういう時は英語のスピーチに関する本を読むのだ。知識を得るため、ではなく、楽しみにする、ため。

楽しみにする、ことで準備が捗り、精神状態も改善して、何より当日のパフォーマンスが俄然よくなる。楽しみにしていた、という心の持ち方は見ている人、対峙している人を高揚させる。

本を読むこと、だけが楽しみにするという裏技を可能にするわけじゃない。例えば採用面接。緊張して嫌なものだけど、ウェブサイトで事業をよく調べたりとか、決算資料読んだりとか、社員や社長のインタビュー記事読んだりしながら、自分が心からワクワクする企画を考える。すると、これを早く話したい、と面接が楽しみになる。

楽しそうにワクワクしながら、じっくり調べられた企画を話す人に、好感をもたない面接官がいるだろうか。転職理由なるものにも繋がるし、自己PRにもなる。これは面接の勝率を圧倒的に上げる。楽しみにする、という裏技は、最高のライフハックだと思うのだ。

憂鬱だったり緊張したり気乗りしない事は、楽しみにする、ように自分を騙す。本を読むでもいいし、ワクワクする企画を考える、でもいい。すると、人生がちょっと生きやすくなる。

おわり

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ソフトバンク株式会社のメディア統括部長。←ヤフー←アウディ←ユニリーバ←ニュージーランド航空。著書に「デジタルマーケティングの実務ガイド」「たとえる力で人生は変わる」など。NewsPicksアカデミアプロフェッサー。新刊「マーケターのように生きろ」が全国書店とネットで好評発売中。