問診に”印象”って必要なの?在宅鍼灸師に最低限必要なマナーとは。
こんにちは。てっちゃんこと白石です。
今回から新シリーズ!
問診について複数回に分けて連載していきたいと思います。
問診にはどのような流れがあるかというと、以下のような5つのステップがあると考えています。
この図を見てみると多くの方は3〜5のようなスキルばかり専門的に学びがちではないでしょうか。
また、
「印象とか問診とは関係ないんじゃない?」って思うかもしれませんが、実は1と2がめちゃくちゃ大事です。
”印象”や”信頼”のフェーズは学校教育や臨床現場でも学ぶ機会が少ない分、感覚的に実践しがちですが、このあたりもしっかり学んでおくことで、問診のクオリティもさらにアップします。
在宅では特に重要です。
そこで今回は『1.印象』について詳しく解説していきたいと思います。
1.なぜ今さら”印象”について解説するのか
HAMTライブラリでは、新人の鍼灸師に向けた基礎的な内容を中心に発信してきましたが、改めて感じたのが”新人ってやらなきゃいけないことだらけだな…”ということ。
臨床のスキルは大前提として、それ以外に事務作業やマナー等、ほとんどが未経験なのでミスも必然的に増えてしまいます。
中でもミスが多いのは、ビジネスマナーとしての振る舞いが正しく出来ず患者さんに不快な思いをさせてしまいクレームに繋がるという点ではないでしょうか?
何を隠そう、ボク自身がビジネスマナーというか社会人として欠陥だらけだったので、訪問1年目の頃は毎日のように先輩に怒られていました。
例えば、
それ以外にもこのようなミスは数えきれない程してきたので、”印象”というスキルの重要性は人一倍感じている1人です。
今回は初回訪問の場面を想定し、”リアルに使える&意外と何が正解か迷いがち”なシチュエーションにおけるポイントをお伝えしたいと思います。
2.入室するタイミングは時間ジャスト
入室する時間については、”予約時間よりも遅いのはマナー違反”ということは誰しもが理解している常識だと思います。
ただ、早ければ良いかというと、それも実は患者さんからは嫌がられることも結構多いです。時間にキッチリとした方であればあるほど、訪問する時間に向けて分刻みの準備をしていることを臨床上よく経験します。
仮に10時から訪問の予約をしていたとすると、以下のようなタイムスケジュールで行動されている患者さんも中にはいらっしゃいます👇
このきっちりしたタイムスケジュールをしている患者さんだった場合、もしあなたが予定より20分早く到着したからといって訪問すると、患者さんは歯磨きの最中かもしれませんよね。
基本的には訪問時間はジャストにインターフォンを押すようにしましょう。また、時間にキッチリしている方の場合、10分でも遅れたらクレームにつながることも実際問題あります。
※ボク自身は5分以上遅れそうな時には電話で一報入れるようにしています。
3.入室しました。さあどうする?
さあ、時間ピッタリになったので、あなたはインターフォンを押し自宅に入室しました。
そこで次の難関がやってきます。「靴ってどうやって並べたら良いんだ..」
そう感じたあなた。ボクの仲間です。
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