マエダ ユウキ|Maeda Yuki

物理科講師 1989年 鹿児島生まれ 経歴など | https://maedayuki…

マエダ ユウキ|Maeda Yuki

物理科講師 1989年 鹿児島生まれ 経歴など | https://maedayuki20.wixsite.com/website

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佐賀大学 2023年度

第1問:万有引力のもとでのロケットの運動 第2問:熱効率,等温変化と断熱変化の比較 第3問:直流回路におけるコイルの振る舞い 第4問:いろいろな状況でのくさび形空気層の干渉 第1問では初め等速円運動をしているので運動方程式に従って運動する。その後,分裂を行うが2物体に外力が働かないことから運動量保存則に支配された運動となる。楕円軌道ではケプラーの第2法則とエネルギー保存則により速さを決定していく。 起こる現象を理解したり,それらを支える式にたどり着くことは難しくないが,計算

    • 東京大学 1996年度 第1問

      • 東京大学 1997年度 第1問

        2物体間の運動を問う問題 全体観:2物体が接触しながら動いていことから運動量保存則によって2物体の速度は決まってくる。また非保存力が働かないことからエネルギー保存則にも従わなければならない。物体が降っているとき,または折り返して登っているときは等加速度運動の法則に従い,地面と水平な箇所を運動するときは等加速度運動となる。 Ⅱは反発係数の式が相対速度の形をしていることを利用する問題で珍しいが,式の意味を理解して使用していれば難しいこともない。 難関大学受験者でⅢが解けなか

        • 東京大学 2001年 第1問

          「最高点Cが壁から距離Lの位置」のヒントから逆算を始める。 Ⅱ(2)は力の方向から力積を分解させており,基礎を元に考える問題としては良問だと思う。 登場する物体は1物体であり,複雑な状況せってもないため,難易度としては標準。

          東京大学 2011年度 第1問

          2物体系の問題。解答にも記した通り,エネルギー保存則と運動量保存則の使用できる範囲が異なることに注意。 鉛直面内の円運動か!と思い①遠心力を含めた力のつりあいと②エネルギー保存則を使う気満々だったが,途中で壁から物体が離れ2物体がそれぞれ運動し始めたため,2物体全体を支配する①エネルギー保存則と②運動量保存則を考えて解答した。

          東京大学 2011年度 第1問

          東京大学 2012年度 第1問

          一見すると2 物体が複雑な運動をしていそうだが,各物体の運動を追い,それを支配する法則を考えていくと法則を見つけるのは案外容易いことに気づける。 この問題では「南北方向の速度成分が変化しない」ことを見落とさないかが試されているように感じた。 Ⅲ(2)は2物体の運動を理解できていないと解答が難しいため,受験生にとっては解きにくいのではないだろうか。

          東京大学 2012年度 第1問

          東京大学 2002年度 第1問

          力のモーメントのつり合いと支点A,Bに働く摩擦力の大小関係の式にⅠでの運動は支配されている。そのため上記2つを連立すればⅠを解くことは容易い。 鉛直面内の円運動はエネルギー保存則,遠心力を含めた半径方向の力のつり合い,円運動の式によってⅡは支配されている。 Ⅱ(1)で多少の差はついたか。 円運動のvとaの式は円運動の各点で成立する。

          東京大学 2002年度 第1問

          東京大学 2004年度 第1問

          摩擦がないときも摩擦があるときも慣性系で立式した後,解答してみたが必要に応じてA上面の観測者で立式しなければならない。(時間短縮) Ⅱ(3)は加速度を求めて運動状態を調べた。しかし選択問題かつ大雑把な軌跡の予測だったので,等速か等加速かの2択についてのみ考えれば格段に早く解けただろう。 問題文にAとBは離れないという明確な文言はなかったものの,「A上面の左端へ到達した」などの文章から,2物体は離れないものとして処理した

          東京大学 2004年度 第1問

          東京大学 2006年度 第2問

          各素子についての式とキルヒホッフの法則,与えられた特性曲線を用いて解答する。 Ⅰ,Ⅱの難易度は標準,Ⅲはやや難と感じた。 コイルの電流変化について覚えているかが確認されている。 解答の際は符号にも注意が必要。普段からファラデーの法則や自己誘導の式を符号つきで使っておくとよいだろう。

          東京大学 2006年度 第2問

          東京大学 1998年度 第2問

          電流や電圧に符号の指示があるので解答には注意が必要 Ⅰ,ⅡはR L回路の直列,並列の問題,Ⅲは電気振動の問題。いずれも標準レベル 電気振動の周期が与えられているが東大受験生であれば求められるようにしておきたい。

          東京大学 1998年度 第2問

          東京大学 1993年 第2問

          1次側の起電力vが既知→キルヒホッフの法則で電流i→電流の実効値→消費電力が主な流れ 各(2)の最大値の問題は解き方は色々。 Ⅱ(1)が解けるかが鍵。

          東京大学 1993年 第2問

          東京大学 2002年度 第2問

          物理の深いところに触れる訳ではない問題 問題を俯瞰して見れているか試される問題 ファラデーの法則より磁束が連続でなくなると誘導起電力は発散してしまう(∞となってしまう)ため,磁束は連続したグラフにならなければならない。 解き方に行き詰まったときは,現象を支配する法則を列挙するとよい。

          東京大学 2002年度 第2問

          東京大学 2008年度 第2問

          問題文から状況が理解できれば立式は平易。 計算は煩雑。時間を意識した過去問演習は必須。 ネオンランプにより電子が極版間を飛んでくることとコンデンサーの電気量を絡めている点が面白い。 私立医大の演習にもよいかもしれないと思う。

          東京大学 2008年度 第2問

          東京大学 2010年度 第2問

          電流を仮定→キルヒホッフの法則で3発立式→連立 の作業を手早くできるかで時間差がでる。 合成マンはthe end. 電磁誘導の基礎があればチャレンジ可。ただしこれが解けたからといって「東大余裕で解けた」とおごるようなら解かないが吉。

          東京大学 2010年度 第2問

          東京大学 2011年度 第2問

          まずは各点の電位を求め,ダイオードに電流が流れるか判断し,電荷の移動がどこで行われるかを調べる。 電位で解く練習(レベル高) Ⅱはスイッチを∞回切り替える問題。読解に時間がかかってしまった。 (余談) この回路ではP_{0}とP_{2N}の間で高電圧をかけることができる。この高電圧を利用して陽子を加速し,リチウムにぶち当てることに成功。人類初人工的に元素を変換したことで1951年にコックフロントとウォルトンはノーベル賞を受賞。

          東京大学 2011年度 第2問

          揺れる飛行機を楽しむ方法

          僕は高いところでは足がすくむので高所恐怖症なのかもしれません。そんな僕にとって飛行機は最速で最悪な乗り物でした。雨や台風で揺れたりしたら死を覚悟してました。 しかし毎週沖縄に授業で行っている間に克服できていました。慣れとかではありません。 アニメや映画で追手から逃げるために無茶な操縦をする乗り物に乗っていると考えるようにしたのです。そうするとなんと恐怖がなくなるだけでなく、高揚感さえ覚えるようになりました。 スターウォーズでもいいのですが個人的にはラピュタです。嵐の中を

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