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「生きていることを記録に残す」目標を叶えた3ステップ|フォトクリエイト:インタビュー

小学生の頃に経験した東日本大震災をきっかけにフォトグラファーになると決意した天野美優さん。

現在は幼かった頃の目標を叶え、フォトクリエイトにてスクールフォトや吹奏楽の撮影を行っています。

今回は、バイタリティあふれる天野さんに、目標を叶えたストーリーを聞かせていただきました。

天野 美優(あまの みゆ)
静岡県浜松市出身。1998年生まれ。
写真専門学校在学中に、某テーマパークやライブなどの撮影を経験。
卒業後、フォトクリエイトに社員カメラマンとして入社。
3年の勤務を経て、現在はフリーランスフォトグラファーとして
「生きていることを記録に残す」を掲げ活動中。

願いは叶う。そう信じ、叶えた私の目標

――天野さんには叶えたかった目標があったそうですが、どのような目標だったのですか?

私が叶えたかった目標は、「生きていることを記録に残す」フォトグラファーになることです。

そのために、
・自分らしくコミュニケーションを取れるような人になる
・スクールフォトを撮れるフォトグラファーになる
・カメラマンの浅田政志さんにお会いし、初心を再確認する
と、ステップを踏んできました。

どれも思い出深いエピソードなので、今回はこの3つについてお話させていただきたいです。

――フォトグラファーになろうと思ったきっかけは何ですか?

小学6年生の3月に東日本大震災がありました。私は震災の被害はなかったのですが、被災地の状況をテレビで見て、私の知らないところでとんでもないことが起きている…何ができるんだろう…と考えました。

ボランティアに行こうとしても小学生の私には年齢制限で行くことができず、、、私にできることは無いのかと中学生になるまでずっと考えていました。

中学1年のときに、「被災地に行ったカメラマンが、泥まみれになったアルバムをできるだけきれいにして被災者に返している」という記事を読みました。

その中には「写真を返したことで、その写真が被災者の心の支えになっている」と書かれていて、そんな心の支えになれる写真を私の手で残したいと思いカメラマンを目指しました。

そのカメラマンこそが、浅田政志さんです。

フォトグラファーになり、いつか浅田さんに会いたい。

そう思い、フォトグラファーへの道を歩み始めました。

――フォトグラファーを目指してから、大変だったことは何かありますか?

でもフォトグラファーとしてやっていくには、コミュニケーションスキルは必須のはず。。。どうしたらいいのかなと思っていた私が、気軽に人に話しかけられるようになった転機は上京でした。

誰も知らない場所でどうしよう。。。
上京したときは不安だったのですが、「どうせみんな私のことを知らないんだから、何をやってもいいんじゃない?」って気持ちが芽生えてきて、私の中で何かが弾けました(笑)

その時から、誰にでも話しかけられるようになり、明るく元気に自分らしく生きられるようになりました!
ありのままで感じたことを話し、知りたいことを人に聞ける。人とのコミュニケーションを楽しめる自分になれて、今はとても楽に楽しく生きられています。

――そうなんですね。フォトクリエイトではどのような撮影をされているのですか?

フォトクリエイトでは、スクールフォトと吹奏楽の撮影をメインにお仕事をさせていただいています。

浅田さんの活動を知ったのをきっかけにフォトグラファーを目指し、写真の専門学校で技術を学びながら、テーマパークでの撮影を行っていました。

就職活動を考え始めた専門1年生の3学期、「生きていることを記録に残す」とずっと思ってきた私には営業写真以外の道は考えられませんでした。
誰もが関わる営業写真といったら「スクールフォト」と思い、会社を探しました。

そして、フォトクリエイトの撮影コンセプト「一人一人が主人公」や経営理念「感動をカタチにしてすべての人へ」という言葉に強く惹かれ、共感し、フォトクリへの入社を決めました。

――スクールフォトを撮れるようになった今、感じることは?

実際にスクールフォトをやってみて、私の天職だなと感じています!

3年間、同じ幼稚園の写真撮影に通っていると、小さかった子どもたちの成長を感じられる。運動会や発表会などでの活躍を見ると嬉しくなるし、卒業式には撮影しながら感動して涙が流れてしまうこともあるんですよ。

――吹奏楽の撮影はどうですか?

吹奏楽の撮影では、私自身が吹奏楽の経験者なので、それが活かせています。

各パートの音を聞き分けられるので、ソロパートに入った瞬間にすぐにカメラを向けられたり、どの瞬間を撮影したらいいかがわかったりするのは経験者ならではだなと。

学生時代の「友達」や「仲間」と一緒に過ごしたかけがえのない時間を写真として残せるって素敵な仕事ですよね。

演奏の風景だけではなく、3部構成の一幕では、お芝居をしたり出し物をしたり、文化祭的なお祭りの楽しさもある。みんなで一緒に作った演奏会の思い出を、わいわい盛り上がりながら写真に残していけるのは、私も楽しくてやりがいを感じます!

――憧れの浅田政志さんとは、どのようにしてお会いできたのですか?

まだ幼かった私が憧れた浅田さん。
どのような活動をしているか調べたり、本を読んだりしていたのですが、実際にお会いできたのは個展を見に行ったときでした。

ご本人が個展会場に来られていて、運良くお話ができたんです。
そして写真も一緒に撮っていただきました!私がフォトグラファーになったきっかけの方にお会いできて、とても感動しました。

フォトクリエイトに入り、スクールの撮影を始めて2年目のタイミングでお会いできたこともあり、自分の好きや、やりたい気持ちだけではできないと感じ始めた頃に初心を再確認でき、さらに良い写真を撮ろう、人の思い出をたくさん撮ろうと思い直すことができました。

ありのままの表情を撮るフォトグラファーとして、さらに活躍の幅を広げていきたい

――最後に、今後のビジョンを教えてください。

吹奏楽の撮影が好きなので、もっとできるようになりたいです。

ひな壇やストロボなどの機材を揃えられたら、今よりも撮れる写真が増えるので早く成長したいです!

学生に混じって一緒にワイワイと写真を撮ったり、結果を喜び合ったりできるのは私の強みだと思っているので、ありのままの表情を撮ってあげられる人でいたいですね。

――自分の趣味や経験が活かせるフォトグラファーの仕事に魅力を感じている人は多そうですね。

経験者だからこそ撮れる写真ってあるので、自分の趣味や経験を活かしたフォトグラファーになるのはおすすめですね。

フォトクリエイトには見捨てる人はいないです。

ベテランカメラマンから教えてもらえることがたくさんありますし、若手カメラマン向けのセミナーもあるので、飛び込んでしまえば道は開けるはず!

一緒に活動できる仲間が増えるのを、楽しみにしています!

フォトクリエイトでは、イベント撮影を行うフォトグラファーを募集しています