見出し画像

写真のたむらさん

はじめまして。写真屋さんです


自己紹介

今から10年くらい前に自宅で写真の個人事務所を開設しました。
屋号はいろいろと考えてたんですが、悩み続けて3年あまり、ふっと思いついたのがこれ(「写真のたむらさん」)です。

別に難しくもなんともなく、力を抜いて考えてみたらお客さんからそう呼ばれていることに気づいたんですね。ちなみに田村は本名です。

鹿児島で生まれ育ち、進学で東京へ来て、千葉で家庭を持ちました。
サラリーマン時代に(といってもスーツにネクタイだけじゃなかったですけど)いろいろ勉強して、えいっと思い切ってフリーになりました。

お客様は一般の方から企業様の案件まで様々ですが、一番好きなのはやっぱり人を撮ることです。特に子供を撮っていると、こちらまで元気をもらえるようでウキウキしてきます。
大人の方を撮るのも楽しいですが、「素の自分全開」の人を撮るのはもっと楽しい。私自身、2児の父親で、親の目線で子供を撮ってるうちに仕事になっちゃった、みたいな側面もあります。

「おめでとうございます!」

世の中にはいろんなタイプの写真の仕事がありますが、私がメインにしている一般の方向けの撮影は、ご依頼の動機が「愛情」に基づいてる気がします。

私が仕事中いちばん口にする言葉は「おめでとうございます」なんですが、結婚式やお子様の成長行事は当然のこと、プロフィール写真やラストポートレートにしても、ゆくゆくはおめでたいことに繋がってるんじゃないかって思うんです。たとえば、「寿命」とは「命を寿ぐ(ことほぐ)」と書きます(もとは仏教用語で、寿は時間を意味するようです)。それなりにお年を召して、寿命を迎える用意ができるって、本来悲しいことではないはずです。

なんでこんなことを書くのかといいますと、私が写真を撮る理由が、まさにそこにあるからです。
もちろん「今このかわいい瞬間を残したい!」っていうシンプルなご動機で撮影を頼まれる方がほとんどだということは承知してますが、私自身はその先まで踏まえたうえで、静かな責任感をもって撮影しています。

いろいろあるけど、結局は好きなんですね。「ヒト」が。その営みが。
私が写真をプリントで残すことをご提案する、おまけに白黒銀塩写真を今だに続けているのも、そのあたりが理由です。

「愛情」をカタチにのこす

もしあなたがご自分を、あるいは自分以外の誰かを、写真に残したいって思ったら、それはきっと、とても幸せなことなんだろうと思います。
そして、そんな瞬間に立ち会えるこの仕事を私自身とても愛しています。

きれいごとを並べてしまいましたが、私もまた色々な方々のお世話になって、ご迷惑をかけながら、じたばたと生きてきた人間です。そんなに褒められた人生じゃない。でも、だからこそ見えることもあります。

とりとめのない文章になってしまいましたが、ひとまずご挨拶です。
皆様にお会いできますことを楽しみにしております!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?