ソニーのデジタルズーム
デジタルズーム技術はXperiaはAI超解像ズーム、αは全画素超解像ズームという名前がついています。どれぐらい効果があるのか比較してみました。
比較機種
1-1 Xperia 5 IV 24mm (光学)
1-2 Xperia 5 IV 48mm (デジタル)
1-3 Xperia 5 IV 48mm (デジタル, 超解像)
2-1 iPhone 14 Pro 24mm (光学)
2-2 iPhone 14 Pro 48mm (デジタル, リモザイク)
3-1 vivo X90 Pro+ 23mm (光学)
3-2 vivo X90 Pro+ 45mm (デジタル, リモザイク)
4-1 α7c TAMRON 28-200mm 28mm (光学)
4-2 α7c TAMRON 28-200mm 56mm (デジタル)
4-3 α7c TAMRON 28-200mm 56mm (デジタル, 超解像)
早速結果を見ていきましょう
1: Xpeira 5 IV
1-1 2758+2677=5435本
1-2 1685+1528=3213本
1-3 1528+1549=3077本 (↓43%)
2: iPhone 14 Pro
2-1 2424+2512=4936本
2-2 2483+2520=5003本 (↑1%)
3: vivo X90 Pro+
3-1 2982+3183=6165本
3-2 2482+2839=5321本 (↓14%)
4: α7c TAMRON 28-200mm
4-1 3199(上限)+3197=6396本
4-2 1780+1696=3476本
4-3 1780+1724=3504本 (↓45%)
予想通りですがXperiaはあまり良くないですね。むしろ通常のデジタルズームと比べて悪い数値です。
しかし数値では分からないですが実際は不自然な輪郭が弱まって良くなっています。解像感が上がるようなものではないみたいです。
真ん中の2つはすごいですね。48/50MPで出力してクロップしています。高画素のセンサーを積んでいる利点が出ました。
最後に一眼。これが一番悪い結果になりました。スマホは複数枚合成しているのに対してカメラは1枚撮りを画素補間しているだけなので仕方ないところかなと思います。
デジタルズームは弱いですがズームしていない時の解像感はやはり飛び抜けて良いです。X90 Pro+も似たような数値ですが比べると全然違うことが分かります。
まとめ
Xperiaのデジタルズームは弱いです。一応利点を挙げるとどの倍率でも使えることです。普通のスマホは処理が発動しない倍率とする倍率があるので。
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