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SGPC K55(PK55)で持ち運べるゲーミングPCを組んだのでレビュー

突然小さいPCが欲しくなったのでメインPCの3900X、メモリ64GB、2080TiのクソデカPCを売ってこれを組みました。

ケース

SGPCのK55というものです。taobaoで買いました(AliexpressだとPK55という名前で売られている模様)


サイズは衝撃の30cm x 11cm x 17cm(これは内部の大きさなので実際はもうちょっと大きい)
おそらくmini-itxの横長型で一番小さいです。かつ安い。
グラボなんてシングルファンで十分、もっと小さいのがいいという男気溢れた方はこれではなくVelka 3かSGPC K39かGEEEK A31をおすすめします。

このケース、通常だと横がアクリルなのですが、それは嫌なのでaliexpressで1700円で売ってたオプションのアルミパネルを2枚買いました。
ちなみに組み立て難易度は超高いです。自作経験ないと詰みます。

ぎゅうぎゅう詰めです。気持ちいい。

キーボードよりも小さい!
このケースの威力がわかると思います。

スペック

CPU : AMD Ryzen 7 3700X
GPU : PowerColor Red Dragon Radeon RX 5700XT
メモリ : G.Skill SniperX F4-3200C16D-32GSXWB (DDR4-3200 16GB×2)
マザボ : ASRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac
CPUクーラー : Noctua NH-L9a-AM4 chromax.black
SSD1 : XPG SX8200 Pro ASX8200PNP-2TT-C (2TB)
SSD2 : SanDisk SSD PLUS SDSSDA-1T00-J26 (1TB)
電源 : Corsair SF600 Platinum

合計20万ぐらいだったと思います。SSDが特に高かったですね。

買ってからやったこと

まずは何もせずに使っていたのですが熱い!!!
ケース触ってたら低温やけどしそうな温度でした。
色々調整したところ、許容範囲内へ。                           

CPU
BIOSでクロックを4.1GHz、電圧を1.225Vに固定。CPUファンのモードをサイレントに設定。
-0.1Vオフセット+PBO無効化より冷える気がします。zen2は電圧低くても通ってびっくりです。

グラボ
Radeon Softwareで1900MHz、1000mVに設定。騒音がめちゃくちゃ減ります。消費電力も150Wほどになり、これがデフォルトの設定でいいんじゃないかと思うほど。

メモリ
このメモリの3600MHz版がタイミング19-20-20-20-40なのでそれに合わせる。3600だと起動しなかったので3466MHzで運用中。マザボのせい?

ベンチマーク

普通に性能出てますね。自分にはこのくらいのスペックでちょうどいいです。

温度

3DMark中の温度はこんな感じ。

CPUテストに入るとCPUは80℃に。
ケースファン0個の割によく冷えてると思います。
ただ、このグラボセミファンレスで普段はファン回らないんですけど定期的に熱が溜まるのか回りだすのでちょっと厄介です。ケースファンあればこんなことにはならないのかなあと思ったり。

持ち運び

これのために普段使う予定なんかないのにモバイルディスプレイを買いました。いちおうゲーム想定で17.3インチ, 120hzのです(なぜか120hzじゃぬるぬるにならないので119hzに設定して使ってる)
the north faceのリュックに全部入りました。これでスタバでどやデスクトップ展開できますね。

小さいデスクトップPCとその仲間たちを見ると興奮してきますね!
まあ持ち運ぶ機会なんて滅多にないんですけど笑

PC本体、モバイルディスプレイ、マウス、キーボード、ヘッドホン、延長コード、iPad proを詰めたところ。

合計9.4kgへ。LCCの手荷物検査通れませんね。

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