8/30 カメラ

昨日今日と色んなカメラを触ることが多くて、色んな物を記録していってはデータにし、お金を沢山貰いました。

風景の写真と「俺って本当にダメですね」みたいなツイートを交互に投稿していくTwitterアカウントを運営しているので毎日携帯のカメラは使っているのですが、基本的に写真は記録さえできればおkという感じでわざわざ明るさ調整とかの小細工をしていません。素材を生かしまくった素揚げみたいな画像しか投稿したことが無いので、カメラは全く詳しくないのが正直なところです。

だから持ち運び用の取っ手がついてるような巨大なビデオカメラとか、まるでこれは鳥のカラスですか?みたいな真っ黒の一眼レフなんて使ったことはおろか触った事すらありません。

普段はワンタッチで済ませている「撮影」がちゃんと向き合ってみると実は奥が深いようで、明るさを調整するボタンだけでも5つくらいあり、詳しい人に教えて貰いながらも日差しの向きとか建物の位置に合わせてカチャカチャいじって体で覚えていきました。

最初のうちは使い方も分からないしカメラは重いし日差しは暑いしで、これが終わったら地元の青森に帰って野生のホタルを幼虫から保護する仕事に転職してやろうと内心目論んでいたのですが、覚え始めてみるとこれがなかなか結構楽しくなってきて、最終的には自分の腱鞘炎も熱中症もすっかり気づかないまま夢中でカメラを振り回すような正真正銘の「カメラマン」になってしまいました。

Netflixで「全裸監督」を見た時に、村西とおるがカメラを持って喋りながら挙句の果てに性行為にまで及んでいたのを見て、当時は「なんてエロいんだ」とか、「女優の乳首が出ちゃってるぜこれ」くらいにしか思っていませんでしたが、今考えると「カメラを使いながらこんなに沢山の事をやってのけるのは相当な根性とエネルギーを持っていないと無理ですね」と感想を改めなければなりません。村西とおるって本当にすごい人だと改めて考えさせられる機会になりました。でも笛を吹かせる演出って本当に要るか?

カメラの原理って改めて考えると全く意味が分かりません。どうやって目の前の現象をデータにしてるのか、冷静に考えるとマジで意味不明ではないですか?

よく「写真のような絵を描いちゃいます!」みたいな人がテレビで持て囃されていますが、ここはあえて「写真とカメラの構造と関係」をピックアップしてみてほしいです。今さら百科事典みたいな番組を大まじめに放映して、視聴率0%を獲得してみるのも悪くないでしょう。

おしまい

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