8/17 やるぞ!

来年から働かないといけないにも関わらず、何の準備も出来ていないので焦っている。チンタラしている自覚はあったが、帰省して自分の"どうしようもなさ"を懇々と語られると、改めて自分ってクソだなーとか、お金ばっか使ってどうもすいません(林家三平)みたいな気持ちにさせられて結構落ち込んでしまった。大学で密度の低い6年間をチンタラやっていると、自分がダメなのは周りの環境が…とかタイミングが…運が…みたいな言い訳めいた感情は一切消え失せて、ただ純然たるひとつの感情として『自分って本当にウンコだよなぁ』とひたすら清々しい気分にさせられる。

私立大学に通っている意思を持った一本糞として、最近はもっぱら人の金で映画を見たりゲームをしたりとやりたい放題やっていたのだが、普通に考えてそんなことが到底許されるはずもなく、この帰省のタイミングでいわゆる"ぐぅ"の音も出ないほどしこたま怒られてしまった。

最終的に母から提案された結論は『この夏休みで就職できなかったら東京から地元に連れ返す』というもので、連れ返された後は地元の顔見知りが往来しまくるであろう市街地のコンビニで名札をぶら下げながらアルバイトに努めなさいとのことだった。

どの口がという話ではあるが、そんなことは絶対にやりたくない。プライドの塊なので、さっきはウンコなどと揶揄していたが本心では自分のことが愛しくて仕方がないので、そんな自分が地元で笑い者にされる運命を辿るのはこれまたどの口がという話ではあるが、あってはならないことだと思う。

とはいえ今の自分が置かれている立場的に反論出来るはずもないので、不本意ではあるがその提案を受け入れることにした。口だけで「分かった」だの「なんとかする」だのと適当に誤魔化してどうにもならなかった末にあるのが今の自分なのだが、母親はこんな人間をいまだに信じてくれてるのだろうか?他人行儀な言い方ではあるが、ちょっといい人過ぎる。いい人が母親なのは本当に嬉しいことだとしみじみ思った。

ここまで来るとさすがの自分も心を入れ替えて真面目にやらねばという気持ちになる。就職活動における『分量多めの書類を書く』『書いたものを人にチェックしてもらう』『初対面の年上と盛り上がるような話をする』などの要素が苦手(面倒くさすぎるから)なのだが、この1ヶ月チョイで死ぬほど頑張って何とかしなければならない。以前1度だけ就活を試みた時はこの辺の手順の煩雑さに嫌気がさしてしまい、まずは体づくりだと頭を切り換え、Switchとリングフィットを同時購入してスクワットに励んでしまい、意味無く下半身が引き締まった記憶がある。

母親の苦労してる顔を見たくないので、今日から毎日何かしらの努力をやっていくことにした。睡眠時間も減って、ゲームもテトリスのような単純明快なものしか出来なくなるだろうが、限られた時間で遊べるテトリスのようなゲームを心から楽しみたいと思う。

ゲームが好きなのでゲームの仕事をしたいが、無理なようであれば物を運んだり置いたりするだけのボンバーマンみたいな仕事に就こうと考えている。『こんな感じで誤魔化したら面接が上手くいった』とか、『こんな行為でお金が貰えて犯罪かと思った』みたいな労働系のエピソードがありましたら、教えて頂けると嬉しいです。


よし、やるぞ!









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