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やりたいことの見つけ方、そしてfarewell

昔の僕は「やりたいことを見つけたら人生なんとかなる」と思っていました。そして見つけてから気がつきました。
「”なんとか”はなるかもしれないが、”最高”にはならない」と。

「やりたいこと」というのは、趣味やちょっとした遊びではなく、仕事と言えるほどの、人生を賭けたいと思えることを指しています。


いつからでも何者にでもなれるはずがないです。

そもそも論、人間は生まれたその時から遺伝子で得意不得意というのは決まっているわけで、努力でブーストできる能力の最大値は各分野ごとに定められています。

何歳からでもやればできるだなんて、完全に無駄かつ不必要で意味がなく時間の無駄でしかない、”努力”という名の偽りの防御線を張った現実逃避とさえ感じます。

具体的な見つけ方How to(僕の場合)

  • 情報収集(記事後半に書いています)

  • とにかく考えまくる

  • 白紙に書きまくる

  • とにかく試す

  • 人と話す

  • 自然の中をただ歩く

他にはありません。
めちゃくちゃ地味で頭痛はするし、ストレスは溜まるし、何度も熱がでて嘔吐もしました。しかし考えて良かったと思っています。答えが出たので。

ここに辿り着くまで必要なのは、気合いと根性です。
「気合いと根性」。死ぬほど大嫌いな言葉ですが、こういう地味なローラー作戦を行うには耐えるしかありません。

ちょうど最近以下のちょっと病んでいる記事を書きましたが、それは明確なやりたいこと、確実な目標を見つけてからの方法論やマインドです。

farewell

この記事は、結構前に始めたセルフライナーノーツの一環だったりします。

そのために一応自作曲である「farewell」を紹介しておきます。いつからか自作曲の解説というより、社会について思うことに変化していたのだけれど。

farewell、別れのあいさつ。

さようなら、良い旅を。

やりたいことを見つけてそれに邁進する、それはすなわち過去の自分とお別れすることです。
空を向いているので誰か他の人との永遠の別れのように捉えることもできますが、僕は自分との別れという意味で作りました。

曲自体はいつだったか制作して消してしまったものを元にアレンジしています。

考えそしてやめたこと

最後に、これはちょっといいな、好きだな、と思ったけども最終的に志すのをやめた職業を羅列しておきます。
順不同で思い出した順番に書いています。色々あったなぁ。なつかしい。

リクナビ、マイナビ、Google検索(ブログ、就活サイト(笑)、エージェント等)、書籍(業界地図みたいなもの、ビジネス書、今はもう読まないけど自己啓発、哲学書、科学系、など)、YouTubeとありとあらゆる情報を調べまくり、そしてあれこれ試した結果です。

  • 地方公務員(市役所)→確かに”安定”しているけど、仕事に変化がなさすぎて退屈で死ぬなと思った

  • インディーゲームクリエイター→Unityをちょっと触って満足してしまった

  • ゲームサウンドクリエイター→インターンで落ちた&最近はゲームへの情熱が衰えてしまった

  • 哲学者→語学学習があまり好きではない。英語はTOEIC604点止まり

  • 一般企業一般総合職(サラリーマン)→自己裁量の少なさが苦痛

  • 起業家→ビジネスのネタがない

  • 警察官→かっこいいけど体力無さすぎて無理

  • PA(音響エンジニア)→専門学校の個別相談で偉い人に「20代半ばで過労死した人がいる」と言われたので怖くなった

  • 喫茶店マスター→飲食業は利益を上げるのがキツい

  • タクシードライバー→運転は好きだけど知らない人を乗せたくない

  • 路線バスドライバー→ハイエースすらデカすぎて運転が嫌だと感じたので無理

  • 楽器プレイヤー(ミュージシャン)→そこまで情熱が持てなかった

  • ボーカリスト→地声がイケボでも何でもないので無理

  • 研究員→よく考えたら肩書きに憧れただけだったし、特に研究したいことがない

  • 宇宙物理学者→同上+脳みそが足りない

  • プログラマ、エンジニア→作りたいソフトウェアやそれで解決したい問題がない

  • 個人投資家→経済学経営学にそこまで興味がないし、投信でok

  • 心理カウンセラー→そんなに優しくないし人に寄り添えない

  • とにかく有名企業で出世レース→マジで興味ない

  • ブロガー、アフィリエイター→人に誰かの物を売ることに興味がない

  • 自給自足→ある程度都会に住んでいたい

  • 教祖→なんかできそうな気がするけど良心があるのでやめた

とまぁ、最後らへんから胡散臭い感じになってきましたが、今思い出せる範囲で書き出すとこうなりました。

熱中できるものじゃないと成果は出ない

結局、上にあげたものはどれも趣味レベルなんですよね。
そして、「なんかちょっといいな」とかそんなんで仕事が務まるわけなくて。

圧倒的熱中を注げるものでないと、仕事で成果を上げるのは無理です。これは仕事で成果を上げてきたおじいちゃんも父親も言っていたので、そうだと確信していますし、実体験からもやっぱそうだなと感じています。

僕は曲がりなりにも作編曲と執筆を続けてきて、これは一切の雑念なく、ただひたすらに熱中できることがわかりました。
6時間くらい、特段苦痛を感じることなく連続でできます。それを1日2回つまり12時間くらいの作業量を毎日こなせることも判明しました。

反対に、これ以外のことは大体すぐ飽きてしまうので何もできないこともわかりました。

じゃあ何になりたいのか

超ざっくりいうと、「音楽家、作家」です。

子どもの頃に思い描いていたような究極最強ハイパードリームは叶えられなかったけれど、ようやく、ついに、自分に合った理想の生き方を見つけたというか。

あぁ、俺はこれでいいんだなぁ、と現実を素直に受け入れることができた心境を表現した曲です。なので僕はRaining Star。

「無謀だ」とか「無理だ」とか思う人はそう思っておけばいいです。
ネット上に僕の人生設計の全てを書くはずないわけで。
線引きしておくところはキッチリ線引きしておきます。

これはもう変わらないだろうと確信しています。だって他のあらゆることは続かなかったのに、楽曲制作は2年続いているし、日記ブログ(今はもうないけど)もカウントするのであれば、高校2年くらいから行っていた執筆はかれこれ6年続いています。

なのでこれらをひたすら極めるだけ。

幾つもの景色を 通り過ぎた人に 問う
君を今 動かすモノは何?

BUMP OF CHICKEN「ハルジオン」

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