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実写版「北斗の拳」(1995) 感想

私が好きな「SAW」シリーズにホフマン役で出演しているコスタス・マンディロアさんが実写版「北斗の拳」にシン役で出演しているということで気になって視聴しました。

好きな洋画に出演している俳優さんが日本の漫画の実写映画に出演していると知ると、日本人としてめっちゃ嬉しい。

一応、事前知識は公式がYoutubeで無料配信していたアニメ版第1話を視聴した程度の原作にわかな人が書いたので大目に見てください。


崩壊した世界

核戦争後の崩壊して暴力が支配する世界が舞台の作品。
あまり「北斗の拳」を知らない私でも知っているあの「ヒャッハー!」している悪役の手下がちゃんと「ヒャッハー!」していて良かった。
殺すのを楽しんでいる。

あと、背景もアニメで見たような感じを再現されていた。
シンとユリアが居る建物は内装はキレイで神秘的だが、外観は世紀末らしい無骨な感じで物語ってる感じがあって良かった。

北斗神拳で敵がやられる場面もアニメをリアルに再現されてました。
北斗神拳は身体の内部を破壊するというやつですが、ケンシロウが「お前はもう死んでいる」と言って立ち去る場面では敵の頭がぐにゅぐにゅ動いて破裂して倒れるのもすごかった。
アクションもカンフーみたいで、カッコよかった。

ケンシロウが技を使って盲目のリンの目を治す場面の演出が良かった。
最初険しかったリンの表情が目が見えるようになったことで、表情が笑顔になっていくという所、「目が治った」というセリフを使わずに目が見えるようになったという事を表現していた。
そこはすごい工夫だと感じました。

あと、ヒロインのユリア役のビジュアルがきれいな白いドレスを着ていて神秘的だと思いました。

シンが悪役としてカッコイイ

この映画を観たきっかけとして、ホラー映画「SAW」に出ているコスタス・マンディロアさんですが、シンがカッコよかった。

悪のカリスマというオーラがすごかった。
表情から出てる悪さがすごい。

都市計画を考えたり、「力こそ正義」な部下に慕われていたり。
あと、ユリアへの愛が重すぎたり。

一人の女性のために「文明を蘇らせる」と言うのすごすぎる。

ケンシロウからユリアを奪う回想シーンではユリアの前でケンシロウに穴を開けてユリアに「俺を愛してると言え」と脅す強引さがあって、悪さがすごい。

ケンシロウの戦意を喪失させようと愛していたユリアを「死んだ」とウソをつく所も本当に悪だった。

最後の悪そうな笑顔も良かった。
最後まで、本当に悪を徹底していた。

コスタス・マンディロアさん、「SAW」のホフマンのように悪役が合いすぎてる。

最高!

最後に

「SAW」のホフマン役のコスタス・マンディロアさん目当てで見たけど、面白かった。
アクションとビジュアルが素晴らしい。

原作(アニメ)をあまり知らない私でも楽しめました。
機会があったら、アニメ版も見てみたいなと思いました。

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