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ラフテレーンクレーン、ようやく完成しました。

ラフテレーンクレーン、ようやく完成!

退職してから本格的に行うようになったプラモデル作り、専らガンプラ作りを行ってきましたが、ここにきて他のプラモデルにも手を出すようになりました。
で、発売当時から気になっていたラフテレーンクレーンを購入し、なんとか完成させました。

塗装は、楽したいのでまとめてランナー塗り

本格的にプラモデル作りをする人は、パーツをひとつひとつ塗ったりするみたいですが、私は、楽してそこそこかっこよくできればよいと思っているので、ランナーごとまとめて塗りました。

基本的に、大きなパーツは、Mr.COLORのラッカー系溶剤を使う塗料をエアブラシで塗り、細かい部分や小さなパーツは水性ホビーカラーで筆塗りするってことにしました。
……筆塗りに水性を使うのは筆を洗う手間を少しでも省くためです。

色は、設計図に指定されているものを素直に購入して使うことにしました。
ただ手持ちの色でなんとかなりそうなものはそれを流用することにしました。

指定された色でランナーをエアブラシ塗装
大きめのパーツはMr.COLORで、細かいパーツは水性ホビーカラーで

慣れないプラモは、どのパーツがどこに配置されるのかわからない。

組み立てのはじめは、フロント、リアアクスルとかバンパー周りとかです。ただ、それぞれがどんな感じで配置されるのかイマイチわからずに組み立てていきました。
ガンプラならおおよそどのパーツがどこに来るかってのがわかるのでいいのですが、クレーン車って実際に運転したことなど無いし、普段注意深く見ていないので、今自分がやっている作業がどんな意味になるのか? ってのがよくわかりませんでした。まあ、それも楽しいのですが……。

ディスクブレーキは筆塗りで塗装。みえないところまで作るんだなぁって思いました。
バンパー周り。これだけだと、フロントかリアかよくわからない。シルバーは、マーカーペンタイプの塗料を使いましたが、もうちょっと濃い方がよかったかなぁと思っています。

試行錯誤のスミ入れ

組み立てながら墨入れするようにしたのですが、今回は、どういうものを使うか、色々と悩みました。
で、試しに、水性アクリル塗料とマジックリン、水性の溶剤を混ぜた自作のスミ入れ塗料も使ってみました。

自作なので、どの程度使ったらいいかも試行錯誤。

スミ入れも気が向いたらモールド掘りして自作の塗料で目立たたせました。今回は、黒いパーツがたくさんあったので、白っぽいものを多用しました。
で、下手くそなので、均一に墨入れできないところもありました。が、それはそれで汚れを表現したことにすればいいやって感じでごまかしました。

もっときれいにしたかったなぁ。

シャーシがを組み立てる

Mr.COLORの5番の光沢ブルーがいい感じ

シャーシ部分の作成中です。設計図で指定されていたMr.COLORの5番の光沢ブルーがいい感じで発色してくれました。

ホイールやサスの受けの部分も塗りました。

ブームや運転台の組み立て

ブームや運転台、運転手の組み立てを行いました。

運転台とアーム

ブームは、伸縮させられるように接着しないで組ます。釣り竿と同じように中に入れていく感じです。で、一本一本の組み立てでは流し込み接着剤を使ってていねいに作ったりました。が、組んでから伸縮させようとしても結構きつい感じになってしまいました。そこそこ力を入れないと動かないのです。角をナイフで削ったり、シリコンのドライタイプの潤滑剤を塗ったりしましたが、イマイチ効果がありませんでした。作ってみようと思う方は、アームのパーツはできるだけていねいに組み立てることをおすすめします。
運転手については、筆塗りでやってみましたが、自分が心配していたようなミスもなく、無事に人間っぽくぬることができました。運転台のシートに座った状態で接着する時、位置と角度の調整に手こずりましたが、結果としては、あまり気にしなくてもいいような感じになりました。
運転台のガラスのピーラー部分については、マスキング用のシールがついていたのである程度形よくぬることができました。ただし、一部マスキングが甘くて汚してしまったのが反省されます。このミスはちょいと痛いと感じています。

最大の失敗

で、このラフテレーンクレーンづくりでの最大の失敗は……。
計器のデカールを貼らずに運転台を閉じてしまったことです。
ちゃんと意識はしていたのです。計器のパーツを接着する時、デカールを貼るんじゃないかなぁって。
でも、設計図の運転台を作る作業のところには、デカールを貼る指示がなかったのです。で、彩色やデカール貼りは設計図とは別の紙に指示が書かれていました。組み立てる図と、彩色・デカール貼りの図が別々なので、両方を見ながら作っていかなければなりませんでした。
運転台を組み立てながら、計器にデカール貼るんじゃないかなぁと思って、デカール貼りの図の方を見たのですが、それっぽいのが見つからない。……後で、計器のデカール貼りについての図もちゃんとあることに気づくのですが、この時点では見つけられませんでした。
計器にデカールって貼らないのかなぁって思いながら接着剤で運転台を閉じてしまったのです。

このプラモが不親切なのか、ガンプラが親切すぎるのかわかりませんが、ガンプラの場合は設計図で組み立てる過程でいつデカール(シール)を貼ればいいのかわかるように表現されています。できれば、ちゃんとシールを貼るタイミングってわかるようにしてほしいなぁって思ってしまいます。

外装部分のデカールは、結構いい感じでつけられたのですが、運転台の中は一切デカールなしです。ちょいとカッコ悪いって感じになっちゃいました。

完成したから大満足!

色々と反省点はあるのですが、それでも、デカールを全て貼って完成しました。

組み立ては終了。あとはデカール貼り
走行状態。……実は、持ち上げた状態のアウトリガをつけるのを忘れていた。……だまっていたら気づかないでしょう?
後輪も舵輪として機能する。良く考えてあるなぁ。
少しだけ汚しも入れたけど、これくらいでいいんじゃないかなぁ?
ブームの先端部。かっこいい!
ブームを一杯に伸ばすとこんなになります。

まあ、失敗した点は、次に活かすとして、とりあえず完成したのだから大満足ってところです。

まだまだ未着手のプラモデルがたっくさんあります。

楽しいことはずっとずっと続く


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