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【超ネタバレ】ポルノグラフィティ 19thライヴサーキット"PG wasn't built in a day" 〜名古屋+埼玉ごちゃまぜレポ〜

ついに始まりました、ポルノグラフィティ久々のアリーナツアー「19thライヴサーキット"PG wasn't built in a day"」。
ツアー初日とその翌日、ポートメッセなごや公演に参加してきました。あまりにもよかったのでLIVEレポというかひたすら感動の記録を残します。
(と、書き始めたものの永遠に書ききれず、さいたまスーパーアリーナ公演にも参加してしまったので、もうなんか全部コミコミでレポします)

※以下、めちゃくちゃネタバレですのでご注意ください。名古屋の記憶ベースですが突然埼玉の話もします。それでもOKな方向けです!

まず今回のツアー、楽しみなポイントがたっっっくさんあって……

  • ポルノ的にはコロナ禍以降はじめての声出し解禁LIVE

  • アルバムツアーではないためセトリの予想がつかない

  • 昨年唯一のリリースとなった「アビが鳴く」をやっと聴ける(はず)

  • 久しぶりにアリーナ規模ならではの派手なセットや演出が見られる

  • 1曲だけスマホ撮影OKの曲がある(ポルノ初の試み!)

など。いやー盛りだくさん。

とにかく声出し解禁が待ち遠しかった!!ポルノのライヴの魅力って、まず曲が良い、そして歌と演奏が良いのはもちろん、それらに並ぶくらい「会場の一体感がすごい」っていうのが入ると思うんです。コロナ禍においてもクラップや手振り、ボイスストラップ芸で感じてはいたけど、やっぱり、過去にものすごいアゲハ蝶の大合唱やMugenの雄叫び、センラバのFu!Fu!を体感しているから、早くいつものLIVEに帰ってきてほしいと思ってた。きっとポルノの2人がいちばん思ってたんじゃないかなぁ。

あとやっぱりヲタク的にはセトリの予想ができないのって本当に楽しみなもので。5年前の“UNFADED“の時のようなワクワクした気持ちで当日を迎えました。

初日。入場〜客いじり

ポートメッセなごや、初めて行きました。
今回は座席が入場時にわかるスタイルだったので、緊張しつつ入場。「ブリージア」という謎ブロック名でしたが、要はスタンド席でした。
ステージのほぼ真正面。いちばんよく行くアリーナ会場が横浜アリーナなのでどうしても比較してしまうけど、横アリのアリーナ席(という名称のスタンド1階席)より全然近いなぁという第一印象。これは見やすいぞ!

開演30分ほど前、今回のナビゲートキャラクター「真実のクチ所長」が現れて客いじりコーナーがスタート。アリーナクラス以上の規模の会場でしかやらないから(ホールクラスは基本モニターないしね)これも久々だ!当然だけどポルノファンだらけで幸せ空間〜。声出しの練習もあって、期待が高まります。

開演時刻が近づくにつれ、自然と巻き起こる手拍子。定刻を少しだけ過ぎて暗転し、会場内に鳴り響くのは開演を告げるファンファーレ(競馬のやつ)。そしてその音色がだんだんと聞き馴染みのある、あのメロディへ……

1.Century Lovers

えーーーーもう好きーーーーーーーーーーーー。
センラバのメロディが流れたらFu!Fu!するっていうのはポルノファンの習性みたいなもんですから、そりゃブチ上がりましたよ。
でもさ!?本人たちがゆっくり登場する中、昭仁さんの煽りもまだ受け取ってない状況で、あのメロディ流したらファンがFu!Fu!し出して会場が勝手に盛り上がっていく、つまり観客がポルノ登場演出の一端を担うっていう構造はさ、ポルノからファンへの信頼がないと成り立たないじゃないですか。ねえ。そんなの、嬉しすぎない?
そして初手この選曲で「待ちに待った声出しLIVE、みんなで楽しもうぜ!」のメッセージを勝手に感じ取って、情緒バグってもう涙目。早い。
昭仁さんの歌声はいつも通り絶好調!ファンの熱と圧がすごくて、ニッコニコで嬉しそうな2人、尊すぎて眩しい直視できない。

2.テーマソング

う、うわ、わぁぁああああああああああああ(泣)
私この曲は本編トリだと予想してました。それくらい今回のツアーで核になる曲だと思ってたから。それをこんな序盤に持ってきちゃうなんて!
テーマソングがリリースされた時はまだまだコロナ禍の真っ只中で、声出しOKのライヴなんていつになったら戻って来るのか全然わからなくて、未来に不安しかなくて。でもあの時期にポルノが出した新曲は「みんなで歌って完成する」曲だった。この曲をみんなで歌えるライヴが戻ってくるまで頑張ろうよ!って、やっぱりポルノに励まされて。そして、その日がついにやってきて。。

昭仁「やっと歌えるね!」

はズルイってええええええええええええええ!!!泣くってえええええええええええええええええええええええええええ!!!!
ヲタク特有の誇張表現ではなくガチで泣きました。

3.キング&クイーン

ここで悟ります。あ、最初のブロックからいきなりめっちゃ歌わせる気なんだ〜、と。受けて立とうじゃねえか!?と頑張りました。あとサビの手振りがここまでずっとワイパー。すでに右腕が一度死んだ気がする。
キンクイ単体でいうと晴れ渡る空の下、スタジアムLIVEとかで聴きたい曲なんだけど、テーマソングと並べるとすごくきれいな流れだったなぁ。セトリの組み方が巧み。

4.Mugen

芸術的すぎるあのイントロ!メロも歌詞も天才。会場のボルテージは最高潮。「祈りの姿に似ていた」を祈りのポーズで歌う昭仁さんってこの世でいちばん尊いものとして認定されてるらしい。目かっ開いてモニター凝視。
しかし久々にあんな大声出して、喉が驚いていました。「ウォーオーオーオーオ!」ってめっちゃ喉開いて叫んでたんだなあ、って初めて実感。なんかあんまりうまく叫べなくなってた、悔しい。。ツアー中に勘を取り戻さないと。。

MC

昭仁さん本当に幸せそうで、ほんと声出しできるようになってよかったーーー。そしてコンタクトを入れたばかりでみんなの顔がよく見える晴一さん。今回のツアー、晴一さん基本ずっとニッコニコでハイパーソーキュート守りたい君の笑顔って感じなんだけど、これまで基本的に何かを睨んでいるようなチベスナ顔で客席を眺めていたのは、シンプルによく見えてなかったからなんだね・・・!?と衝撃を受ける。

昭仁「この声を出せない期間に、君たちと心が離れてしまった、とは言わんよ!けれども、またここで改めて心を繋ぎ直して、ポルノグラフィティ25周年をセレブレートしましょう」
と丁寧な曲振り、ありがたいかわいい

5.REUNION

超絶かっこいいロックナンバーありがとうございます!!心を繋ぎ直す、でREUNIONの選曲、粋だ〜
さいたま公演で気づいたけど「指先で輪を作れ」で実際に指先で輪っか作りながら歌ってる昭仁さん鬼かっこよかったです。歌詞に添ったアクションが好きじゃないオタクってこの世にひとりもいないのでね。。

6.俺たちのセレブレーション

やったーーー!周年だからやってくれる気はしていたお祭りソング。この曲はCD音源だとちょっと物足りなくて、LIVEの賑やかな演奏で聴くのが最高だと思っております。
さいたま公演では、イントロ流れた瞬間に頭上に手でマル(=丸い月)を作り出すヲタクたちを見て、同行したライトファンの友人がびびってました。うんあれは怖いよね。なんか宗教みがね

7.アニマロッサ

これちょっと意外な選曲だった!CD音源と改めて聴き比べたけど、格段に歌も演奏も迫力増してて、胸に迫る感じでヒリヒリして最高よ。サポメンみなさんのソロ回しもめちゃおしゃれで!こんなアレンジ仕掛けてくる曲だと思わなくて驚いたなー。
あと名古屋ではまだなかったと思うんだけど、さいたま公演ではモニターがバキバキのガラスっぽい演出(語彙力ゴミすぎて伝わらない)になってて、それがものすごくカッコよかった!

8.メリッサ

どんだけクールな曲の後でも、イントロ流れただけで一気にぐわっと会場を盛り上げるパワーのある曲ってさすがに限られてると思うけど、メリッサは数少ないそのひとつ。いや〜やっぱりこの曲のパワーはすげーな!!!!!と思わざるを得なかった。メリッサは本当に偉い子。もう最高に楽しい。

MC

昭仁「せっかくなのでみなさんの近くで歌いま〜す!そのためには準備が必要なので、準備よろしく!」
でゾロゾロと花道に上がってセッティングを進めるスタッフさん。その間を繋ぐMC。

晴一さんが正月太りをスタッフに指摘されて「ポルノグラフィティ厳しくなぁい!?」て嘆いてたのここだったかな。昭仁さんの「それはねえ、、もう、仕方ないよねえ、、」のリアクションがTHE同級生って感じでよかったです。あと昭仁さん「モチ(餅)って太るんよね」と話に乗ってあげたのに、イントネーションの問題で晴一さんにモチが一生伝わらなくて「あの〜ライスねちゃねちゃ!」とモチを英語で言ってみようとしたけどやっぱわからん、で生まれた謎造語がトレンド入り。

晴一「今って何でもかんでも痩せるって言っときゃ売れるじゃん、ポルノのライブは痩せる!って宣伝したらもっとお客さん増えるんじゃない?」
などと言い出してハンドクラップを踊り出す晴一さんis超絶カワイイ。昭仁さんはハンドクラップ自体を知らないようで「何なんその動き」と塩対応だったのもまたいい。晴一さん、名古屋でこれ言い出してからこのツアー中ちょっとでもギター弾かない時間があればハンドクラップ踊ってて大変かわいらしいので、ぜひツアードキュメンタリーにすべてを収録してください(撮ってるか知らんけど撮っててくれ)

そんな話をしていたらセッティングが完了し、サポメンを引き連れて花道へ。名古屋2日目かな?晴一さんがデューク更家ウォークで歩き出し、サポメンも後に続かざるを得なくなってやらされてた(昭仁さんのみ一切気づかず)のヘンテコでキュートでした。

9.Sheep~song of teenage love soldier~

ひえええええアコースティックでレア曲枠きちゃあああ
カップリングだけど人気曲(だと信じている)なのでいつかまた演奏するかな?とは思っていたけど、ティーンのかわいらしい恋の歌をアコースティックアレンジでちょっぴり大人っぽくしてくるなんて!
こういう今の彼らの年齢やキャリアには合わなくなってきた曲も、しっかり趣向を凝らしてLIVEでやっていこうと工夫してくれるポルノが好きぃ〜

10.ジョバイロ

たまにLIVEでやると出だしからいきなりファンのクラップが恐ろしいくらい揃っていて客もビビる、でお馴染みのこの曲がなんとアコースティックで!最初の昭仁さんひとりの歌い出しがめーっちゃくちゃカッコよかった。歌がうますぎる。聞き入りたい気持ちと、演奏を邪魔しない程度にクラップしたい気持ちで葛藤した人、多いと思う。

ジョバイロ終わりで花道からステージへ戻るポルノとサポメン。モニターには一輪の花と、雨宿りするバッタのアニメーション。つまり、、

11.フラワー

ここからはじっくり聴くゾーン。この曲はタイアップの映画の内容もあるし、その後もいろいろあったから・・・愛や恋を歌うバラードとはまたかなり違った意味を持った曲になっているし、あんまり気軽に演奏できないだろうなと思っていたから、「フラワーやるんだ!?」が最初の感想だった。でもこの後のセトリを見て納得しました。生と死をここでしっかり意識する必要があったのね。

12.夜間飛行

もう本当にありがとうセトリに入れようって言ったの誰ですか?抱きしめたい。とにかくメロも歌詞も美しい曲でさあ、晴一さんの歌詞の表現の素晴らしさが詰まってるし、昭仁さんの「君はずるい」の歌い方だけでいくらでも酔えるし、大好きな曲なんです。。
この曲はモニターと花道の照明演出も神で、曲始まりが滑走路を飛び立つようになっていて、曲中はきれいな夜景で、曲終わりにはまた滑走路に戻って着陸して・・・という演奏を邪魔しない絶妙な美しさで、照明演出チームの世界観の理解〜〜ありがてえええ〜〜〜と思っていた。

このあとのセトリの流れを見るに、シンプルに美しいラブバラードというつもりでここに置いてはいない気がしていて。この曲の元ネタのひとつではないかと思われるサン=テグジュペリの「夜間飛行」。かつての危険だった夜間飛行の仕事、パイロットだった彼が戦死していることなど、そういった背景も含めてセトリに入れたのかなと思ったりしました。

ギターインスト

いわゆるスーパー晴一タイム。ワウ?だっけ?NaNaNaのアレらしきものが出てきて、まさかナナサマやるんか!?と思ったら全然知らんメロディでした。このツアーのためだけの曲かもしれないけど、ノリノリで楽しくて思わず体が動いちゃう感じ。初聞きの初日以外はクラップして楽しんでます。か〜っこいいの!これ音源欲しい!

13.オレ、天使

大 天 使 ・ 岡 野 昭 仁 降 臨
いやまじで。嘘じゃない。だってリアルに羽根生えてたもん、昭仁さん。「ああ、オレ、天使。そうエンジェル。」って言ってたし。ちなみにあの羽根、名古屋以降だんだん巨大化してるらしいですよ。おもろすぎんか?
演奏やっぱカッコよかったな〜LIVE映えもすごい曲よね。てかあの口上部分、実際に言ってくれるのっていつぶり?嬉しすぎた。「かくも、儚きかな、人生」の締め方カッコよすぎて叫んだ。

そして岡野エンジェルの警告を無視したばかりに、世界は崩壊していくのです

14.170828-29

セトリ天才すぎんか??オレ、天使のあとにこの曲持ってこようって誰が思いついた?スタバで一番高いやつとか奢ってさしあげたい。実際にミサイルが飛んできた日の歌だし、次のあの曲に繋げるには確かにこの流れでこの曲が最適解なんだよな。。とセトリ眺めてて最も感心したのはここ。
モニターで建物がガラガラ破壊されて崩れていくのも絶望的で「あ、このセトリの流れやばい」って全員気づかされるやつ。
曲自体はLIVEが盛り上がるロックチューンなのもまたいいんだよねー!みんなでピースサイン掲げられるのもいい。音楽ってパワーがある。

15.アビが鳴く

今回のツアーで核となる、この曲がここで。
はーーーーーーーーもうわかってた、さすがにここでくるのわかってたよ、ずっとアビに向けて流れ作ってたよね、いや完璧すぎるだろ泣いていい???
広島出身のポルノグラフィティが真っ直ぐに平和を祈る曲をリリースして、それをどういう流れでLIVEに入れてくるかはずっと考えていたけど、やっぱり披露前にMC挟んで想いを語るんだろうと思ってた。あまりにもメッセージが強すぎる曲だからそれしか入れようがないよね、と。
それをさ、フラワーからじっくり流れを作って、セトリでその重みを伝えてくれるなんて。音楽でわからせてくれるの男前すぎてかっこいい。。あと、しっかり曲を聴き込んで、背景も理解してくれてるでしょ、っていうファンへの信頼も感じちゃうよね。嬉しい。

しかしセトリの流れを置いといて、曲単体で聴いてもアビが鳴くってめちゃくちゃいい曲だよね・・・。教科書に載りませんか?演奏も良すぎて歌も良すぎた。最新作が最高傑作なポルノグラフィティ、推してて誇らしすぎる。てか曲終わりの昭仁さんの祈りのポーズあれはずるいて泣かせんといて。

MC

晴一さん「このツアーのために、新曲を」でぎゃああああアアアアア
ポルノはアンコール1曲目に新曲持ってくるパターンが多いので不意打ちすぎてパニックになる初日参戦組。
晴一さん「ポルノの25周年って、経済用語で失われた30年とか言われる期間にまるまる入ってて、でも俺らからしてみれば失われてなんてないし。歌詞ではよく『明日はいい日さ』とか『ここではないどこかへ』とか言うけども、今いるこの場所も案外いいところなんじゃないかって。そういう曲です!解放区、聴いてください」

16.解放区

キラキラと明るいメロディとアレンジに、「ずっと明けない夜でいい」「安全な場所で夢を見よう」「暗がりでしか見えないものがある」「一歩も踏み出せないならここにいればいい」と優しすぎる歌詞。。。
25周年記念ソングでこんなにも“前に進めない側の人"に寄り添ってくれることあります?名古屋でも埼玉でも号泣した。歌詞出すのずるい。ラスサビあたりでギターかき鳴らす晴一さんが世界一カッコよかった。
しかも映像でさっき壊された建物が直っていって、Cメロ?大サビ?あたりでツアーロゴがドーンと出るのがさすがにエモすぎる。ツアーを背負うのが新曲、しかもこの優しい曲って、もうなんか美しすぎるんだよ〜〜
大好きです解放区。YouTubeに上がったリリックビデオのショートバージョンでほとんど聴けるのありがとうすぎる。毎日聴いてます。

17.空想科学少年

ここから二人もまた花道使いつつ、ガンガン盛り上がってくぞ!の場面で来たぞレア曲!!昔は割と定番曲だったかな?知名度は高い気がする。でもセカンドアルバムの曲だしレア曲枠よねえ。しかし会場は異常な盛り上がりでファンの濃さを感じる。
この曲の歌詞、AIが活躍し出した今の時代に合ってるというか、これこそ時代が追いついた歌だよね〜。これを20年以上前に書いてた新藤晴一って何者?
埼玉公演2日目では花道真横の席だったのですが、晴一さん完全に私の目の前で私のためにギター弾いてくれてましたわ。いやなんか二人の世界になっちゃってごめんなさいね。

18.ミュージック・アワー/ハネウマライダー

ここね!名古屋は1日目Mアワで2日目ハネウマでした。(ちなみに埼玉ではハネウマ固定になってて、Mアワは前半のメリッサと入れ替えになってた。今後それでいくのかな?)
LIVE定番の盛り上げ曲やっぱ強い〜ひたすら楽しい〜!ポルノのLIVE初めてだったら、恋するウサギ♡ちゃんは絶対やりたいよね・・・でもハネウマのタオル回しも絶対やりたいよね・・・悩ましすぎる。
個人的にはハネウマのタオル回しとジャンプで日常のあらゆるストレスが解消されるから、ハネウマは外さないで欲しいかな。。曲頭と終わりにタオル掲げるあれもいつから定番になったかもう覚えてないけど、昭仁さんと晴一さんから見て絶景が広がっていればいいな〜といつも思っている。

19.アポロ

まだラストの曲じゃない、このタイミングで入れてきたデビュー曲!周年ツアーだしセトリには入るだろうと思っていたけど、あまり特別な演出にしないのもさらっとしててカッコいい。
そしてサビはめちゃくちゃ歌わされた!ウオォ昭仁さんからの信頼ーーー!!全力で歌ったけどちゃんと届いたかなぁ。
ちなみに恒例の「ラブ・E・メール・フロム・・・名古屋ぁぁああ!!」のあと、ラストサビ歌い出すの2日とも失敗してた。そういえば暁ツアーでも続ポルツアーでもアポロやってないっけ?久しぶりすぎて忘れちゃった?か、かわいい〜

20.サウダージ

花道にひとり立つ昭仁さんにピンスポ当たって、歌い出しアカペラで「私は私と〜」。客席から漏れる悲鳴。いやだってカッコ良すぎるだろ・・・
ポルノのヒット曲っていろいろあるけど、THE FIRST TAKE以降、サウダージはグンと飛び抜けたね。お客さんの反応もやっぱりピカイチ。ファンの中でもやっぱりサウダージはすげえわラスボスだわって思ってる人は多いと思う。
これだけずっとコンスタントにLIVEで披露されてるだけあって、昭仁さんの歌も晴一さんのギターもどんどん洗練されていってるのが素人にもわかるレベルだし、これからも最高のサウダージを更新していって欲しいなあ。

次の曲がついに本編ラスト!大きな声で歌って欲しいとのこと。

21.オー!リバル

名古屋で「そっち!!!???」って思った人、正直に挙手。私は隣の席の友達と目を合わせてお互い同時にこれ言った。だって曲振りのMCでアゲハ蝶か〜って完全に思いこんでたから。。笑
リバルも間違いなくヒット曲だし今のポルノにとってかなり大事な曲なんだけど、25周年アリーナツアーのトリを背負わせるとは思わなかった!一瞬ちょっと盛り上がりを心配したけど、それは杞憂だったわ。会場の振りとクラップの揃い方、オーレーオーレーオの歌声、どれも素晴らしかった。
二人の自信につながった曲だと思うので、この曲がここまでの存在に育ったこと、今のポルノが好きで名古屋に集まったファンがこんなにいることに感動してまた泣き出すやばいオタクがここに。

拍手に包まれてメンバー退場。

ポルノコール

久々すぎるアンコールの発声!!みんなもっと卑猥な三文字を大声で叫ぼうよ〜。なんかやっぱりコロナ前より全然控えめな感じするよ〜。ツアー回るうちにもっとボリューム大きくなるといいな。

En1.ハネウマライダー/アゲハ蝶(アコースティック)

グッズTシャツ姿の昭仁さんと晴一さん登場。
昭仁「ありがとうございます〜久しぶりにそんな卑猥な三文字を叫んでくれたらね〜アンコールやりますよ!この曲はね、二人だけでやろうと思います」←!!!?????全ての神に感謝

名古屋は初日がハネウマ、2日目はアゲハ蝶。(埼玉は両日ともアゲハ蝶)
これはねーーー2days参戦した人は概ね同意見ではないかと思うのですが、さすがにアゲハ蝶が優勝だったわ。ポルノ二人の歌とギターに、ファンがクラップとコーラスで参加して一緒に曲を完成させてる感覚。これまでポルノのLIVEで感じてきた一体感とはまた一味違って。あの感動はすごかった。
「そう じゃあ お気をつけてと」のクラップが完璧すぎるファンを見てニコッとする昭仁さんは大天使。曲終わりにギターのタイミング合わせるためにお互い見つめ合ってる時間も尊すぎて倒れかけたわ。

ハネウマもアコースティックに合わせてタオルぶん回すというなかなかの光景が見られて、もちろん演奏も良かったんだけども、どうにもアゲハ蝶が強すぎた。他都市のセトリはまだ見ないようにしてるので、名古屋初日以外やってるのかわからんけどどうなんだろ〜。

メンバー紹介・MC

サポメン紹介しつつステージに登場、そして久々のメンバー名前呼び!ファンの声デカすぎて昭仁さんも晴一さんも笑っちゃってた。

ギター!新藤晴一!
晴一「25周年ということで昔の曲もたくさんやりましたが、LIVEでお客さんと一緒に育てることでリリース時よりもどんどん大切な曲になっていて。例えば今やったアゲハ蝶なんて、ただの・・・(客のえ〜!?という反応)ただの・・・ただのメガヒット曲だけどもぉ!!(会場笑)」
とうっかり言葉選びをミスりかけてた晴一さんツボすぎた
晴一「また来年か再来年かわからんけど、次に名古屋にくるときはもっとシュッとします」とここで言ってたかな!?正月太りの話を受けてだけど、晴一さんが未来のこと約束してくれるのめずらしいからキュンときてしまった、、

あとこれは埼玉のMCなんだけども
晴一「今さいたまスーパーアリーナのステージに立てているのは君たちのおかげ、なんじゃけども・・・お互い様だからね!?(ムッとしたお顔で)君らが俺たちをここに立たせてきたんよ!?だから急に来年飽きたとかやめてね!」
って言ってくれたのが本当にマジでかなりめちゃくちゃ嬉しくて!!
ポルノとファンの関係性はお互い様、ってさ〜本当にそうでさ。推し活ってなんの見返りもない無駄な浪費と思う人もいるんだろうけど、ポルノが活動してくれることがファンにとっては最大の見返りなわけで、お互いがいないと成立しない相思相愛の関係なんだよね、それをアーティスト側から言ってくれることもなかなか珍しいと思うけど。去る者は追わないよーではなく、ここまでついてきたんだからこれからも応援してね、って必要とされるの、嬉しい。。

そして、ボーカル、おかのーあきひとくーん!
昭仁「これまで25年やってきて、まあ紆余曲折ありまして〜とか言った方がドラマチックでかっこええと思うんじゃけども、よくよく振り返ってみると、ポルノグラフィティは順風満帆だったんです。それは、進むべき道が見えづらくなってちょっと立ち止まったときには、みなさんがいつも背中を押してくれて、道を示してくれて、支えてくれたからです。そしてこれから先、逆にみなさんが進む道がわからなくなった時は僕らがその道を示せたらいいし、そうやって支え合っていけたらと思います」
というニュアンスの感動MC!(名古屋初日はなぜかピラミッドの建設に例えてて謎だったけど、2日目には道の話に修正してきていたのでこのニュアンスで固定かと思われる)
ちなみに、さいたまでは晴一さんの挨拶を受けて、「お互い様でやっていけたら」と追加しててアドリブ力もさすがでした。

この挨拶もさあ!順風満帆なんてそんなわけないじゃないですか。わかりやすく目に見えるところだとベースが脱退してて、そのときは解散の選択肢もあったという話だし。もっと裏ではいろいろあったはずだし。それでも「ファンが支えてくれたおかげで順風満帆だった」と言ってくれる、私たちの応援が力になったとハッキリ宣言してくれる、その想いに涙です。。。

そしていよいよラスト1曲!今回ポルノでは初の試み、撮影OK曲です。

En2.ジレンマ

ネタバレ厳禁が徹底されてるポルノファン界隈で、撮影&SNS拡散OKってどの曲にするんだろうか、とはずっと考えてたけど、そう来たか〜!優しすぎる!!がまず第一の感想。動画の拡散による宣伝効果に期待してやるものだと思ってたから、アゲハ蝶かサウダージかなと思ってて。でも蓋を開けてみれば「楽しい思い出の一部を持ち帰ってもらえたら」と、ライブのラスト曲として定番のジレンマなんだもの。ツアー参戦前でもネタバレ見ちゃったと残念な気持ちになる人はたぶんいちばん少ない曲だし、アンコールだから衣装バレも防げるし、もう、ファンファーストすぎて涙でるよーーー。
しかしジャンプしたり手振ったりしながら撮影するの激ムズ!昭仁さんも埼玉あたりで「難しいことを要求するけど、撮影しつつちゃんと盛り上がって欲しい」と言ってた気がするし、演者側としてもいつものジレンマよりは物足りないのだろうか。笑

今回、大きなトラブルや批判の声はないように思うので、今後この撮影OKタイムは増えていきそうだな〜。自分がいけなかった公演の動画が見られるのかなり幸せなので、個人的にはまたやって欲しいなと思います。でもそうなるともうどうしても初日入りたいけどね〜

いつもジレンマの昭仁さんの「胸はっていけー!自信もっていけー!」は最高の栄養をくれる。

終演、生声挨拶

晴一「ツアーに行ってきます!」←初日はこれだったはず?
昭仁「次に会うときまで元気でおってねー!」←今回のツアーこれたくさん言ってくれてうれしいね

おしまい!

は〜書きたいこと整理せずセトリ見ながらひたすら想いを綴っていたらこんなボリュームに。しかし今回のツアーはセトリも演奏も演出も何もかも良くて、ちゃんとまとめて書いておきたいなと思ったんですよね。『確かに動いた心をなかったことにしてしまうのが、自分の心に失礼だと思うから』ってあの新藤晴一大先生もおっしゃっていることですし。(本当にこれ名言すぎて私の指針なのです)

これから先のワズビルは福岡1日目、東京2daysは参戦決定してます!静岡も追加しようとしている。
またオーラス迎えたら、もう少しスッキリ整理した振り返りブログも書きたいなー。まだまだ進化していきそうな今回のツアー、最後まで楽しみです。
どうか無事にツアー完走できますように!


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