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【ハヤヤッコProfiling①】白毛馬初重賞ウィナーの特徴・適性・弱点とは(東海ステークス2021)

ハヤヤッコProfiling

近走の内容から、本馬の個性について探っていきます。 

ブラジルC(L)2020/10/25

東京2100m=1着
前半3F37.2-後半3F37.6=2:08.8(2着馬2:09.2)
良馬場時のL連対平均:2:09.5
トラックバイアス:+0.1

時計的には優秀。
馬場は平均的だったが、勝ちタイムは水準以上。
ペースは平均的だったが、位置取り的には後方有利。
勝ち馬は道中最後尾の11番手、2着馬は4番手、3着馬は9番手だった。

本馬はスタートを五分に決めるも、行き脚が付かずに道中は最後方から。
スピードに乗るまでが遅いので、後方からの競馬となってしまう。
直線でギアを入れると回転の速いストライド走法で追い込み一気に差し切り勝利を挙げる。
ゴールまで脚を使い切れていた。
残り400m位でギアを入れてからの瞬発力が凄まじく、おそらく長く良い脚は使えないであろうが一瞬のキレは魅力的。

ラジオニッポン賞(OP)2020/9/20

中山1800m=5着
前半3F36.5-後半3F38.0=1:51.6(本馬1:52.5)
良馬場時のOP連対平均:1:52.5
トラックバイアス:+0.2

バイアスを考えると、勝ちタイムは水準以上。
位置取り的には前目有利。
勝ち馬は道中2番手、2着馬は3番手、3着馬は4番手だった。

本馬は大外スタート。
ゲートは速くはないが、前に壁ができなかったので1角では8番手にまで押し上げる。
終始内目の距離ロスのない進路を取りながら直線で仕掛けるも、直線で伸びを欠き5着に敗れる。
先行有利な展開と、スタートから1角までで位置を押し上げた分脚を使ってしまい、それがしまいの脚の不発につながった印象。
直線の急坂では脚が上がってしまっていて、脚の回転が遅くなっていた。

総評と東海S予想見解

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