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ジャンヌ・デュ・バリー試写会に行ってきました!

こんにちは。あるいはこんばんは。おしゃま図書です。

水曜日、久しぶりに試写会に行ってきました。
フィガロの試写会に応募して、当たったのです!
しかも、シャンパン付き試写会。
お酒弱いので、寝ちゃったらどうしようと思ったけれど、まったく問題なし! めちゃ面白かった!
会場ではノンアルスパークリングも選べたけど、シャンパン選ぶでしょ!


2023年カンヌ映画祭で上映

なにしろカンヌ国際映画祭でオープニング上映されたニュースをみてからというもの、ずーっと気になっていたマイウェン監督・主演の«Jeanne du Barry»。ジョニデが国王ルイ15世と演じるというのも、話題でしたよね。
ちなみに、日本ではマイウェンって誰? という感じでしょう? 配給できたのは、きっとお話自体が、ベルばらで多くの人が知っているデュ・バリー夫人だということと、ジョニデが出てるからでしょうね。あと、リュック・ベッソンの元嫁ってことかな?

ベルばら好きにもオススメ

私はベルばら好きで、アリアケパンチでもベルばら飯をテーマに書いたことがありますけれど。

デュ・バリー夫人て、なんとなく、ベルばらだと、浪費家の悪女となってますが(オスカルのお母さんを陥れたり、ね)。実際はルイ15世と愛情で繋がっていて、自分の感情に素直で、息苦しい宮廷の中で自由を求め、芸術を愛するかわいい、かしこい女性です。おそらく時代が違えば、アントワネットと友情で結ばれたに違いない似た者同士さを感じました。なので、できることなら、早稲田松竹あたりで、ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』と二本立てで観たいです。

視点が異なれば善と悪も反転する

アントワネットを描いた作品はたくさんあるけれど、デュ・バリー夫人に光が当たることってなかったから、とても新鮮でした。
で、思い出したのが、小林信彦の小説「裏表忠臣蔵」。視点が異なれば、善と悪は入れ替わるというか(吉良さんも、地元では愛され名君だったらしいし)。
そして、私は、主人公がエモーショナルに走り出すシーンがある映画が好きなので、この映画もまさに!ドンピシャでした。

今月号の『ふらんす』でシナリオ再録!

そしてですね、今月号の『ふらんす』のシナリオ再録も、『ジャンヌ・デュ・バリー』なのです!!!
ちょうど、鹿の園(前公妾ポンパドゥール夫人が、ルイ15世にあてがう娘たちを集めた園)のことは、le parc aux cerfs というのね。仏検には役に立たないでしょうけど、覚えとこう。

久しぶりに平日の夜に映画を観ました。
映画館を出るとすっかり夜。
日本橋の夜は、イルミネーションがあって、まるで外国の街にいるみたいな気分になりました。

写真だと綺麗さが伝わらない!!!(私の写真がヘタ)

公開は2月2日!

そうです。シャンドルールの日ですね。聖母マリアお清めの日(男の子を生むと汚れるから清めるって、すごい発想よね…)とも、ろうそくの日とも言いますけど、この日はクレープを食べるのがフランスの習わし。
せひ、公開初日にクレープ食べて、映画を見たい。


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