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函館二泊三日親孝行旅[その2 旅の始まり編]

前回は、母との函館二人旅を決めるまでを書きました。
さっきまで書いてたのに、上書きされて計画編に戻ってしまった…。

今回は、旅行1日目編です。


待ち合わせは、北が南で、南が北で

「ここで待ち合わせだよ。北口だよ、北口」
一週間前、そうリハーサルしたのもむなしく、母は、大宮の新幹線のりかえ口の、「北口」ではなく、「南口」で待っていた。
そもそも小山で新幹線に乗って大宮まで10分ちょい。9時過ぎにはついているはずなのに来ない。なんで?
初手からこうでは、珍道中の予感しかない。

新幹線はWi-Fiきくはずだけど、人がいっぱいいるからか、しょっちゅうトンネルに入るからか、まったく威力を発揮せず…。
それにしても、全席指定で、車中は満席。思ったより新幹線で函館に行く人いるんだなーと思ったんですが、仙台あたりで降りる人も多いんですね。あと、東北新幹線の自由席に乗れずあぶれてしまった人たちが、北海道新幹線のデッキ部分で立っていました。ゴールデンウイーク恐るべし。

それと、東海道新幹線ではなくなった車内販売。北海道新幹線ではまだやってるんですね。母たちの世代では、やはり車内販売は旅の醍醐味なのでしょう。
ワゴンが通過したとき、
「仙台で牛タン弁当とか買えるかしら?」
なんてはしゃいでましたが、母よ、ゴメンナサイ。お弁当は買えません。
車内販売でコーヒーを注文し、おもむろに持ってきた巾着の中からおやつを取り出して、私にもくれました。チーズたらにピーナッツ…。下戸なのに、まるで酒飲みのようなラインナップてす。これでみかん持ってきてたら昭和の旅のおやつコンプリートですね(昭和の旅の友といえば、冷凍ミカン)。


函館の駅はコナン一色だった

新幹線の新函館北斗駅からは、在来線のはこだてライナーに乗り換え。
約20分くらいでしょうか。
こうして14時過ぎに函館駅へ到着しました。

コナンが出迎え!!!

映画が公開中なんですね。函館が舞台の。
スタンプラリーやってるらしくて、駅の観光案内所に行列が出来ていました。というか。コナン女子ってのがいるの? いろんな女子がいすぎて、オバサンは最早ついていけません。
とにかく、このゴールデンウイークの函館はGLAYでも、土方歳三でも、ゴールデンカムイでもなく、コナン色に染まってました。


市電に乗って湯の川温泉へ

車内で軽くサンドイッチを食べた程度だったので、駅で少し遅めのランチを予定していましたが、
「あんまりお腹空いてない」と母。
というわけで、駅で海鮮丼を一つ買って半分こ(私の方が多め)しました。

何故、蓋をしたまま写真撮ったんでしょうね。


そして、ベンチに座り、八重桜を見ながら海鮮丼を食べた後は、函館駅前駅から市電で湯の川温泉へ。所要時間約20分。

シンプルな駅
市電!


そして、湯の川温泉駅から歩いて3分ほどで、ホテルに到着!!! 結構大きな昔ながらの観光ホテルという感じですね。

湯元 啄木亭


意外に楽しめた啄木亭

3時過ぎにチェックイン。
お風呂に入って、17時30分から夕食。
食事は2階にあるレストラン「キャビン」でビュッフェスタイルのお食事。
何度も言うようですが、自分で旅行に行くなら絶対夜は外で食べたい派。
こういうところのビュッフェは、それなりというか。子ども連れとか、若い子なら、たくさんいろんな種類が食べれていいと思うけど、地のものを、地の人が利用している店で食べたい自分にはちょっとアレです(アレって…ねぇ)。
久しぶりのビュッフェで、どう取っていったらいいか、迷いながら取っていたので、めちゃとりとめのない皿に。
写真取り忘れました。
しかし、コーヒー好きの母によると、コーヒーは美味しかったみたい。地元で1932年創業の老舗だそう。函館美鈴珈琲。
つか、新宿に、支店がありました。マジすか!


19時30分からのヨサコイステージを見ようとロピー付近をブラブラしていたら、たくさんのスーツケースが。ポーター?ベルマン?の子(お話ししたら、ミャンマー出身だそう)が、「これからあと3台、ツアーバスが来るんです」と言ってました。
到着したグループから食事をとってもらっているんだそう。
とはいえ、たくさん外国人観光客(主に中国人団体客)が多いのに、会場は日本人ばかりだったので、団体客用の食事会場があるのだろう。かなり大きなホテルなんだな、と改めて実感。

食事後は、売店を見たり、廊下でちょっとした手作り市をやっているのを見たりしていたら、ちょうどヨサコイの時間に。

和風の飾りつけはインバウンド客も喜ぶことでしょう
ロビーに飾られた着物と琴
いろいろ売ってる売店
「元祖婆あヨサコイ」のダンス
曲はDA PUMPの「U.S.A.」

あと、チェックインのときにもらったチラシで気になっていたのが、1階ロビー奥の喫茶スペースでやっていたT's smokeさんの燻製カフェ。

めちゃイマドキな感じ。若い夫婦でお店も出しているらしく「ここは、月イチで間借りさせてもらっていて、グラスとかも、自由に使っていいよって言ってくださるんです」とのこと。
ちなみに奥さまは、今、赤レンガ倉庫の方でイベント出店しているらしい。
めちゃ気になった燻製レモネードを頼みました。

燻製レモネード700円
二子玉川あたりにありそう(あくまで個人のイメージ)


燻製塩やナッツも気になったんだけど、やっぱ買っとけば良かったかなー、とちょっと後悔。

オサレな燻製レモネードを飲みながら見るババアヨサコイ。なんてシュールな空間でしょう。昭和と令和のマリアージュ(ちなみに、20時30分からビンゴゲーム大会もあるらしく、ファミリーにはいいかもね)
とにかく、意外にも宿で満喫して1日目無事に終了てす。

いよいよ明日は観光本番!
次回、「大抵のことはお金で解決できる」と感じた観光タクシー編へ!

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