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エボルスターの話(ドラゴニックミーティア前の黒巫女エボルスター)

備忘録的なものとして残しておく もうすぐ5月23日で発売日、あと40分くらい   追加前の黒巫女エボルスターはレシピこんな感じ 初動はリバースアルターでトラッシュ用意して、2ターン目以降は可能な限り幼獣グリースなど使い回してデッキを削り、黒ボスにデベロッパー憑依でトラッシュのラヴを拾って漆黒獣グリースで攻める   起原の被破壊時やエンデのシフトで回収するのは黒ボスか原初シラ 手札にあって嬉しいエボルスターはイベントだけなので、ゼクス回収が単に手札枚数の価値しかなかったりする

    • エボルスターの話(竜舞流星群に収録の新カード)

      既存のドラゴン関連と、新カテゴリ「異龍」だけだと思われていた竜舞流星群(ドラゴニックミーティア)に、Twitter(現X)上での先行公開によりエボルスターのカードも収録されていることが判明しました   大型で展開力もある《エボルスター混然一体ミクストラ》と、それを軽いリソース消費で登場させうるイベントエクストラ《エボルスター・ユニオン》です。エボルスターは初出の48弾でほぼデッキを構成する要素は完成しており、そこへ間髪を入れずにデュナミスの強化パーツも追加されました いまZ/

      • 春陽エボルスターの話

        エボルスターの強みのひとつは2ターン目からコスト4のゼクス2体以上でプレイヤースクエアを攻撃してライフもぎ取りに行けるところですが、それらが攻撃後にコスト5と置き換わり攻め続けられるようになる3ターン目は更に輪をかけて強みを押し出していると言えます 相手がまだ全力を出し切れないうちに勝ち逃げするタイプのデッキですね 2ターン目はイグニッション抜きでもコスト3+1で展開し、続く3ターン目にはエボルスターラヴを使えた回数の2倍ずつくらいの打点が叩き出せます それなら3ターン目を

        • エボルスターの話(基礎編)

          最新48弾で新たに追加されたカテゴリ「エボルスター」 世界観的にどういう立ち位置かなどを無視して雑に説明すると 「パンダとペンギンで死ぬほど殴り続けるカテゴリ」です   詳しくは後述しますがカード能力によって「コストを支払わずにプレイ」されることで登場しますので、様々な妨害に引っかからず自分のリブート状態のゼクスがあるスクエア上にも登場させることができて便利です   新参なのでまだまだ他のカテゴリに比べればカードプールには不足も否めませんが、短期決戦を目指せば勝ちの目はありま

        エボルスターの話(ドラゴニックミーティア前の黒巫女エボルスター)

          48弾のイベントサイクルの話

          夜刀うららがプレイヤーとして収録されるようになってからは、すっかり忘れ去られたものと思っていた有色ク・リトたちが各色のイベントとして収録されるようですね   無色のノルデンも含めて各色で共通の常在能力と、少し懐かしさを感じさせてくれたイベント能力を持っています。各カードに付いて評価する前に前提としてパワー査定の概念について触れておきます パワー査定について もともとZ/Xの前にブロッコリーさんが出してたディメンション・ゼロで使われていた概念ですが、ざっくり言うと「コストあ

          48弾のイベントサイクルの話

          IGOBはどこから来るかの話

          とりあえずnote書いた動機としては、ブロッコリーのZ/Xルールサポートが僕にメール返信くれないから、自分で考察したの公開しないと第三者の目線で明確な誤りがないか探してもらえない。査読って大事よ 序論この投稿が2月半ばだから約2ヶ月。ブロッコリーさんからの返信メールは公開しないけど、僕が送信する前のスクリーンショットを公開するのは禁止されてないよね   というか数ヶ月おきにルールサポートへは(それぞれ別の内容で)問い合わせを送ってるけど、最後に回答が来たの2年前だから意図的

          IGOBはどこから来るかの話

          ユイとZ/Xを始める人向けの話

          こんなタイトルのnoteを読んでるということは少なからず興味もあるのだと思いますが、発売されて10年以上になるカードゲームなので覚えることも多くて難解に見えるかもしれません   確かに毎年ルールや新システムが増え続けているので、そのすべてを一度に覚えようとすると大変です。しかし既に廃れたシステムや一部のプレイヤーしか使わないものなどもあって、基本さえ知っていればなんとかなります。実際、3年以上前のカードや付随したルール知らなくても困りませんし   2024年4月11日(木)に

          ユイとZ/Xを始める人向けの話

          法論堂レヴィー

          Twitter(現X)で公開されてからヤバいヤバいと言われ続けてた法論堂博士 杞憂でもなんでもなく直近の大会では上位3位とも法論堂エンジュという結果も出てましたが、一応これ単体で強いカードってわけではなく周囲のサポートも必要で運用にはプレイングも要求されはするんですよね   もっとも「カードを引く」行為が頻繁にあり、他のゼクスを登場させたりする余力(リソースの余裕など)があるデッキは元から強いので、法論堂博士がなくても強いデッキが更に強化されてるだけなのですが、相手からすると

          法論堂レヴィー

          月形由仁の話(リユニオンオーバーブースト)

          かつて月形由仁アムリタIGOB(多分これが最終形)というデッキレシピを公開しました。記録を見ると2020年11月となっているのでおよそ3年前   そしてCode Reunionに続く強化パックというていでリユニオンオーバーブーストは発売されましたが、いわゆる誓いイベントとそれに対応したIGOBも強化にともない一新されましたので、あの当時にデッキ構築の核となっていた《舞装≪慈愛≫月形由仁》の型としては最終形と言って差し支えないでしょう   一抹の寂しさはありますが、新たな力を得

          月形由仁の話(リユニオンオーバーブースト)

          猫庭ネフライト

          2月22日は猫の日です。そしてZ/X勢にとって猫と言えばこれですよね しばらく前にケット・シーの市場は封神されましたが猫庭は封神解除されており、市場と同等の能力を持つサイベリアンおよび、少し劣るとはいえニーナ絆リンクには何の制限もありません つまり衣奈ならリソース縛れますね 先日の叩き台に少し手を加えてみましょう デッキレシピとりあえず現状のカードプールで採用できる「相手ターンに相手のリソースをスリープできるカード」を全投入してみましょう メインデッキ暫定版はこんな感

          猫庭ネフライト

          天ノ川衣奈IGOB(E45)試作

          発売前ですが先行公開でカードリストは埋まりましたし、今のうちにデッキレシピを書いて予習と復習もしておきましょう 衣奈のこととなれば書かないわけにはいきませんからね デッキレシピ今回でカードプールが増えたためにデッキ内すべてをネフライトにすることも可能とはなりましたが、策謀を使うなら「誓い」以外のイベントも少しは採用したいところですよね それぞれの採用枚数については個々のカードの評価やゲーム中の必要枚数からの取捨選択なので詳細は書きませんが、僕は災禍リアンを罠だと思ってます

          天ノ川衣奈IGOB(E45)試作

          春陽ミユの話

          Z/X恒例の、新商品の予約でプロモーションカードがもらえるキャンペーンが始まっています。以前は人気の高い再録カードが3箱の予約ごとに配布となっていたりもしましたが、今回は完全新規が1箱ごとに付きます カートン予約すると18枚で4デッキ分以上になります カード詳細カード名は《まどろみの春陽 ミユ》 キャラクターとしては各色の繁栄を願う「世界の意思」を具現化させたアバターの一人で、緑の世界アバターは泣き虫な女の子です ゲームに影響する部分としては、コスト3でイグニッションアイ

          春陽ミユの話

          アセンションの話

          前振りなしのタイトルだけだとスピリチュアル系の話っぽい 英語でAssensionに上昇、昇華などの意味があるので「高次の精神世界へ」くらいの意味で使われてたりするよ   ここで言うアセンションは、来る2024年4月のZ/X新商品で追加されるカード種別やそのルールなどで、先行公開されたFAQなどについてのお話 現時点での情報ほぼ3枚の画像に詰まってるので、そのまま貼りますね 新情報まずはルールとカードの概要 オーバードライブは書いてることほぼそれだけなので、ライフリカバリ

          アセンションの話

          軽く47弾レヴィーの話

          Twitter(現X)の公式アカウントからカードガチャの予告が出たので、おそらくカードリストの公開まで新カード情報は打ち止めですね   現時点でレヴィー関連のカードは3種だけのようですが、ライフリカバリーや専用シフトなど他のアーキタイプには普通に存在していてレヴィーには未実装だったものがようやく得られましたので、所感を書き残しておきます   あと僕は明らかなデザイナーズデッキを想定されているデザインから外すのあまり好きでないので、エンド・オブ・ザ・ワールド(以下EotW)使わ

          軽く47弾レヴィーの話

          47弾<轟轟>に収録されるURの話

          Z/Xは16弾以降、毎年4月に発売される商品をストーリー上の区切りとしており、その節目となる発売弾には物語の続きを示唆する鍵となるような存在やその年に活躍した新システムの集大成となるような能力を持つカードをウルトラレアとして収録してきましたが、今年度は以下の3種が旧Twitter(現X)上で公開されました B47-085 L.Y.R.P.H. B47-086 邪神竜“破滅意思” リルフィ B47-087 枢要大罪“虚飾” ベリアル   3種のうち2種が物語の重要人物であるリ

          47弾<轟轟>に収録されるURの話

          マジカルIGOBの話

          少し前に書いてた「マジカルならリソース枚数の制限を自力で突破できるからIGOBも構築の選択肢に挙がる」という話をもう少し掘り下げます 全体的に見てアークゼクスにIGOBが取って代わられた大きな理由は、リソース枚数の制約が緩い方へ流れたためと考えられます。ライフを守る際の堅さも、相手を攻め立てる際の得点力も、アークゼクスに劣るどころか優れているとよべるものもあります。それでも現在の環境でアークゼクスが採用されている理由は、自分のリソース6枚以上から使えることだと言えるでしょう

          マジカルIGOBの話