見出し画像

【小1の壁】を乗り越えたワーキングマザーの話

こんにちは。ペルソナの清水です。

早いもので、ペルソナに入社してから来月で1年を迎えます。
入社後、最初に書いた記事では35歳転職限界説に挑んだ時の話を書きましたが、その次に直面したのが育児とキャリアのバランスでした。その中でも特に、【小1の壁】は想像していたよりも高いものでした。

【小1の壁】とは?


【小1の壁】とは、子どもが小学校に上がると保育園時代と比べて、仕事と子育ての両立が困難になることと認識してます。
言葉やこういうものがあることは知ってましたが、小学生になるとできることも増えるだろうし、逆に楽になることも多いのではないかと気楽に考えていました。今思えば、この考えのまま、何も変えずに突っ走っていたら自分へかかるストレスが今以上に大きくなっていたに違いありません。

今回は何がきっかけで、子育てもキャリアもあきらめることなく乗り越えたのかを書いていこうと思います。

キャリアと子育てのバランスを考えるきっかけになったもの


娘が保育園の年少に上がるときに、コロナによって働き方が大きく変わりリモートワークの導入・出張の停止などが始まり、娘が年中になるころには支店閉鎖が決まり、完全フルリモートとなりました。
その時に、当時勤務していた企業から通達されたのは、今後すべてのポジションにおいて、昇進する際は東京近郊への引っ越しが必須条件となることでした。今住んでいる場所で子育てを考えていた私にとって、キャリアアップを閉ざされたものであり、転職を考える大きな理由になったのです。

↓この記事もお勧め

軸を決めた結果


転職を考え始めたときに、絶対に切り離せなかったのが子育てとのバランスです。まずは、整理することから始めました。

・自分のキャリアであきらめたくないもの
・娘の子育てであきらめたくないもの
・娘がやりたいこと、幸せだと思う環境

この3点を軸に考えているうちに、1年ちょっとで娘が小学生になるという現実にしっかり向き合わないといけないと思うようになりました。

保育園と小学校の違い


まず考えたのが、「保育園に預けること」と「小学校に通わせる」ことの違いです。保育園は主に「働く親をサポートするために子どもを保育する場所」であり、小学校は「子どもたちが義務教育を行うための場所」です。
今までは、働いている親のサポートをするために預かってくれる環境なので、「親」が軸で動けていたものが、今後はより「子ども」軸で動く必要があるんだと思い、そのためには、時間の捻出が必要だと考えました。
これが、【小1の壁】を意識し始めたきっかけです。

【小1の壁】の正体


【小1の壁】として、気づいたことをまとめてみました。

  • 時間

    • 学童があるため、延長時間は問題なし。

    • 出張が入ると朝早く出発するが、学校の校門は8時からしか開かない。
      ※意外と盲点ですが、朝の時間に困る人が多い。

  • 長期休暇

    • 保育園にはなかった夏休みなどの長期の休暇。学童はあるが、お弁当 が必要。

  • 宿題

    • 学童でやっているが、〇付けは親の仕事。音読を聞いてあげる時間も必要。

  • 平日の行事の多さ

    • 保育園は基本的に土日で行事を設定してくれてましたが、小学校は平日の行事がほとんど。

キャリアをあきらめないための準備期間


このような感じで整理を進めていき、娘が小学校に入学する前の余裕があるタイミングで転職を行い、私が仕事に慣れて心の余裕を持ったタイミングで娘が小学校に上がるように準備をしました。

これまで何となく捉えていた子育てとキャリアのバランスをしっかりと考え、準備することができたので、転職に関してもどちらに寄せることもせず、バランスが取れるものかどうかを時間をかけて選択できました。

私は、この転職でキャリアチェンジを行い人材紹介業界へ入りました。大手のしっかりした企業で研修を受け、業界を把握し、基礎を叩き込んでもらいましたが、もう少し時間の余裕が欲しいと考えていた時に、ペルソナに出会いました。

フルリモートで、フレックスを導入しているので、時間の組み立てが行いやすく学校行事などにも参加できています。業界特性で夜に面談を行ったりもしますが、自宅で娘が近くにいる環境で安心して仕事ができています。

私が【小1の壁】を乗り越えた方法


【小1の壁】を乗り越えられたのは、事前に準備と計画を練ることができたことがポイントだと思っています。ワーキングマザーにとって、時間の確保は非常に難しいものだと思いますが、長期的な目線で動き始め軸をブラさずに進めることで、解決策が見えてくると思います。

私の場合は、ワンオペ育児で実家も遠く、子育てを気軽に手伝ってもらえる環境にないのでこのような働き方を選ぶのがベストだったのですが、周りのママ友などはパパさんとのバランスで乗り越えている方もいらっしゃいます。中には、子供が小学校に上がった後で、転職考えなくてはいけないと相談を受けるケースや、社内での異動をお願いしている方もいらっしゃいます。

転職が解決のすべてではありませんが、時間の余裕を持ち、小学校に上がるまでに【小1の壁】とキャリアのバランスを考えた働き方に変えておくと、自分のキャリアをあきらめない転職が叶う可能性が上がるのではないでしょうか。

ペルソナでは、ワーキングペアレンツが多く活躍しています。また女性の転職支援もしっかりとサポートさせていただきますので、まずはご相談いただければと思います。私たちの仲間も募集中です。

ペルソナ株式会社 清水

”スキ” ありがとうございます!フォローも励みになります!

清水とのキャリア面談を希望の方はこちらから
清水への採用依頼を希望の方はこちらから

フォロー・つながり申請大歓迎です!
清水のLinkedIn

▼清水が書きました
【35歳転職限界説】を破ったワーキングマザーの話
ベンチャー企業の監査役は、ワーキングマザーとの相性抜群!キャリアの選択肢を広げてみませんか?
50歳女性、早期退職→地方でのセカンドライフとセカンドキャリア

▼女性のキャリアについて
30代OL、地元へUターンする話
ワーキングマザーの抱える罪悪感について考えてみた
40代女性、どう働くか、どう生きるか

▼YouTubeはじめました
#1 ペルソナ創業の思いとこれまで
#2 ペルソナの事業や制度について
#3 若手社員から見たペルソナ
#4 業界のプロから見たペルソナ
#5【前編】エージェントになった感想
#5【中編】ペルソナのカルチャーと人
#5【後編】女性社員からみたペルソナ

この記事が参加している募集

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?