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【FAB】第2回《Shiyana》奮闘記~Shiyana Specialization現る!?~


1.Shiyana Specialization!?!?!?


5/23 《Shiyana》界隈(推定俺1人)に衝撃走る!?

えー、こんにちはこんばんわ。ペロペロ男爵です。
緊急で記事を書いています。
前回の《Shiyana》記事を書き終え、
「次回はDtDのプレビュー公開された《Vynnset》のSpecialization武器の話でもすっかな~」
と呑気に構えていたところ、とんでもないモノが本日公開されました。

はい、7月の新セット『Dusk till Dawn』のプレビューにて、
なんと《Shiyana》のSpecializationが公開されました

Shiyana Specialization
これで攻撃したとき防御ヒーローは手札を公開する。これにより公開されたカードからアタックアクションカードを1枚選ぶ。そうしたならこれは選ばれたカードになる。
unity-これが手札のカードと一緒に防御したとき、Eloquenceを好きな対象のヒーローのコントロールの元に1つ生み出す。

unityで出てくるトークンは以下

あなたがnon-attack action cardをプレイした時、これを破壊し、そのカードはgo againを得る

《Shiyana》は他人のSpecializationで戦うのがコンセプトなので、
自身専用のSpecializationなんて一生もらえないと思っていたため、
この情報を見た時マジでびっくりして狂喜乱舞!!
しかも能力の方もかなり遊べそうで、
もはや5月23日は《Shiyana》の第二の誕生日と言っても過言ではない
くらいの衝撃が走りました。

そんな《Shiyana》界の革命となったカードを今回は見ていこうと思います。

2.《Alluring Inducement》の第一印象

改めてこちらのカード《Alluring Induce》を見ていきましょう。

新セット『Dusk till Dawn』のMレアであり、《Shiyana》の記念すべき初spesializationです。(他人のは使えるから初というのは語弊がある?)

まず目に入るのは、その綺麗なイラストでしょう。
たしか『Dusk till Dawn』関連のなんかの告知?で公開されていたイラストで、PrismとShiyanaと思われるキャラクターが写っていて、少し前に話題になっていたやつかと思います。

Lightっぽい背景とか装飾でPrismの関連っぽいシーンかと思われましたが、まさか、Shiyanaのカードイラストだったとは…。
実にFoil映えしそうなイラストな上に、大変百合百合しい雰囲気もあり
昨今の日本市場に非常に適した一品であると言わざるを得ません。

『Dask till Dawn』は何故かMajesticレアの収録数が多く(56種類って…)
封入率次第ではFoil版が人気になり高騰、ましてや万が一Marvel版なんぞが存在してしまった日には……お財布事情を考慮せねばならない事態に!?

……というのは考えすぎかもしれませんが、コレクション的にもなかなかどうして悪くない感じではないでしょうか。
因みに私はワンチャン無限収集しようかとも思っております。


次に目につく、というかメインとなるのがその能力。
「このカードで攻撃したとき、防御側は手札を公開し、その中のattack action card1枚のコピーになる」
というShapeshifterであるShiyanaっぽい、他のヒーローでは見られない能力を持っています。
一般的にカードゲームにおいては、相手に依存する能力は弱い、というのが通説ですが、今回のコレに関しては、なかなか悪くない感じにまとまっているのではないかと思います。
というのも、

●本体が2コストと現実的な範囲で、何をコピーしたとしても据え置き。
●コピー先を選ぶのは自分であるため、相手の手札で一番強いのに成れる。
●「You may chose~」なので最悪選ばなくてもいい

と、ある程度こちらに選択権があるため、最悪の結果にはなりづらいかと思われるからです。(流石に何もなくて2コス2打点になったらキツイですが…)

一番リターンが大きそうな相手は、GuardianやBruteなど高コスト高打点のカードが揃っているヒーローと対峙した時ですね。
《Alpha Rampage》のような追加コストが必要な高打点カードでも、プレイした後にコピーになるので、追加コストの支払いをチョロまかしてコピーできると思われますし、Guardian対面などはゲーム史上最大打点の《Pulverize》なんかをコピー出来る可能性もあり、もはや宇宙!

New Style Shiyana……

とまあ、ここまではいかなくても適当に相手の《Command and Conquar》とかをコピって打ち込んであげるだけでも相当嫌な顔されるかと思います。

逆に、役に立たなそうな対面としてはコピー対象となるAttack Action Cardを持たないヒーローでしょう。
一番ダメそうなのはKano対面ですね。デッキにAttack Action Cardが入っていません。
Dorinthaも同様の理由でダメそうです。対象が《Nourishing Emptiness》くらいしか見当たりません。
Dromaiなんかも、手札が《Invoke ~》関連ばっかで対象が無いなんて事もあるかもしれません。
似たような状況で、新Prismも『Dask till Dawn』関連で《Invoke ~》天使系のカードばかりになった場合は対象がなくなってしまいます。

あとは、単純に低コストgo again持ちでchain linkを伸ばしながら戦う
ヒーロー相手にも、あまりお得なコピーは望めないでしょう。
何故かというと、そもそもの《Alluring Inducement》自身が2コスト必要なため、2コスト以下のAttack Action Card をコピーしては単純に損になってしまうからです。
Ninja系を相手にした場合は頻繁にそのような状況に陥りそうですし、
Dashなんかを相手にしてもコスパが悪い上に【Boost】もこちらは出来ないので効率が悪そうです。(そもそも追加コストだからコピーすると払えないけど…)

……あれ? 前半にそんなに悪く無さそうとか書いておきながら、
書き出してみると結構弱点多くね?

まあ、上記のダメそうな相手には大人しく黄ピッチ2リソースとして活用しましょうって事で。何気に赤ピッチじゃないのは優秀なポイントではあります。

3.UnityとEloquence Tokenについて

ということで、よくよく読んでみると本体能力も万能じゃないんじゃないか説が出てきたところで、他の使い方を見てみましょう。

プレイして有効活用できない場合は防御したりピッチしたりして活用していく訳ですが、このカードには防御に使った時用の新キーワード能力が備わっています。
それが【Unity】という能力で、「手札のカードと一緒にこれを防御に使ったときに~」の部分が恐らく【Unity】の共通部分と思われ、このカードでは好きなヒーローのコントロール下でEloquence Tokenを生成します。

防御したターンにこのトークンが出てくることから、実質次の自分のターンのnon-attack action cardにgo againを付与する能力になるかと思います。

現状の私の《Shiyana》デッキにおいては、
《Lesson in Lava》や《Spark of Genius》(Teklo Core)あたりにGo againが付くため、今までと違い、これらを行動の最後に持ってくる必要もなくなり、他のAttackと併用して行動できるターンを作る事ができそうなのが良いですね。
もしかしたら、《Lesson in Lava》からの《Blazing Aether》や
《Frost Hex》《Ice Eternal》などを組み合わせたArcane Damage軸の何かを搭載できるかもしれませんね。

これはVynnsetのFlailともシナジーあるのでね

4.Dusk till Dawnの今後にも注目

とまあ、パッと思いついた事を書き出してみましたが、
もっとよく探せば、色々な事が出来そうなカードではあります。

なにせ、相手のカードをコピーできるという事は、
3パック開封してクラスを無視して構築するShapeshifterフォーマット
と同様に、普段はあり得ない組み合わせでカードを使用可能になるという事ですからね。

他にも、
・こんなタイミングでShiyana Specializationを出したという事は
 Dask till DawnでShiyana再録はあるのか?
・他のヒーローのSpecializationもまだまだあるはずなので、
 そっちの味はどうなっているのか?
・ワンチャンCC版のShiyanaはあるのか?
などなど、Shiyana視点でもDask till Dawnは気になる点が満載です。

ということで、今後の追加情報に備えて
今のうちに現状のShiyanaのカードプールで試せることは試しておこうかなと
思う次第でありました。

それでは、また次回~。

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