オスカー
今年のオスカーの結果は全体的に良かった。というか安心した。
こういうエンターテイメントの賞なんて絶対的な正解はないわけだし、特にオスカーみたいな影響力の大きい賞は、変な番狂わせのない範囲で一番盛り上がる結果で良いと思っている。
主演男優はオースティン・バトラー、主演女優はケイト・ブランシェットだったとしても別に誰も文句は言えなかったと思うけど、そうしなかったのが素晴らしい。オースティン・バトラーなんてまだ若いし、ケイト・ブランシェットなんて死ぬまでにあと3回くらい獲るだろうから、それでいいと思うんですよ。ちなみにキー・ホイ・クァンはどう転んでも間違いなく受賞してただろうな。
Instagramに今回作品賞を獲った「エブリシング〜」がオゲレツだって投稿をしたら、友人から「子供が観たがってるんだけど…」ってメッセージが来たので、子供には多分ふさわしくないし、所謂エンタメ作品ではないことをお伝えした。実際、別の友人の同僚が家族で観に行って後悔したらしい。R指定でもないから、こういう現象が多発してそうで心配。露骨にエロいシーンは無いけど、いろいろアレなんですよ。映画ファンを中心に大絶賛されてるクレイジーでマジカルな傑作だけど、万人には全くオススメ出来ない、好き嫌いがパックリ分かれる作品でもあります。気をつけて〜
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